東京に日帰り出張
毎週火曜日は大学の講義がないので「自宅研修」の日である。それを利用して東京出張した。
合計6名の方々にお目にかかったが、名刺交換した新しい出逢いは2名。こういった方々の相互「紹介」が私の役割である。
こういった出逢いや紹介の中から新しい商機・ビジネスが生まれる。「実学」を追究する者として、「自宅研修」で「実学」は成立しない。
「歩いてナンボ?」の世界がビジネスであるし、それが「実学」であろう。
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毎週火曜日は大学の講義がないので「自宅研修」の日である。それを利用して東京出張した。
合計6名の方々にお目にかかったが、名刺交換した新しい出逢いは2名。こういった方々の相互「紹介」が私の役割である。
こういった出逢いや紹介の中から新しい商機・ビジネスが生まれる。「実学」を追究する者として、「自宅研修」で「実学」は成立しない。
「歩いてナンボ?」の世界がビジネスであるし、それが「実学」であろう。
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近隣の「ハローワーク」に求人票を提出してきた。フルタイムとパートタイムの従業員を合計2名を採用するためである。
これは、堺市が公募した「緊急雇用創出基金事業(起業支援型地域雇用創造事業)市内企業海外展開促進支援業務」の一環である。失業者の雇用が基金の目的であるから、ハローワークでの求人票の提出が事業推進の必要条件になっている。
ハローワークでの求人、さらにその訪問それ自体が、私にとって初めての経験である。ここで気がついたことをメモすると次の3点である。
1.だれでも求人はできる。求人票の作成を申請する場合、たとえば会社の登記謄本であるとか、決算書などの提出や確認は必要ない。どんな会社でも、または場合によっては個人事業であっても、「求人票」を提出できる。登録は無料だし、印鑑すら必要ない。これは「ブラック企業」の温床になるのではないか?
2.ハローワークの職員は、私が提出した求人情報を熱心にコンピュータ入力して頂いた。そこで記載事項を確認するための質疑応答がある。これには好感と感謝の気持ちである。ハローワークは求人・求職のマッチング機関である。それを敷衍すれば、少子高齢化・人口減少の対策を政府が本気で考えるなら、ハローワークと同様に無料の求人・求人の結婚マッチングの機関を設立すればどうか? この名称、「ハローパートナー」??? これは民間の結婚紹介業の圧迫になるのかもしれないが、それはハローワークも同様である。この場合、身元確認は不可欠となるであろう。ハローワークのように身元確認が不要なら、問題発生は必至であろう。
3.上述の「緊急雇用創出基金事業」は公的資金であるから、その事業内容が厳格に規定されている。それによれば、年間2名以上の従業員を6ヶ月以上12ヶ月採用するのであるが、その再雇用は認めないというのである。しかも事業終了後、従業員の継続した雇用が50%以上期待できなければならない。最長12ヶ月の「雇い止め」を条件にしながら、事業終了後の継続した雇用を求める。不思議な規制と言わざるをえない。
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来日中の外国人留学生を採用する。このことの現状を考えてみたい。
まず、問題をわかりやすくするために、日本人が外国大学に留学する場合を設定する。当初、その目的はより広い視野で勉強する、または外国語を勉強するためであって、就職のことまでは考えないであろう。
考えたとしても、自己の価値(労働力としての自分の価値)を高めて、より有利に就職するということであって、その企業が外国企業か日本企業かは予め決めていないのではないか?
日本の大学における留学生も上記と同様のように思われる。「よい企業があれば、日本で就職してもよい」。また「数年間は日本企業で働いて、その後は自国に帰りたい」。このような留学生が大多数のように思われる。
留学生は、日本の企業について情報を豊富にもっている。中小企業よりも大企業が従業員に対する待遇・福利厚生がよいことは既知である。中小企業にとって、日本人学生のみならず留学生の採用も困難な現状がある。
ただし中国人留学生のように絶対的な人数が増えれば、それに伴って多様な就職希望をもった留学生が増えるように思われる。ベトナム人など中国人以外の留学生の就職も、企業側の採用も依然として容易でない中で、その支援活動は重要である。
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「形式知」と「暗黙知」の違いを説明するために、自転車の乗り方を例に挙げることにしている。
自転車の乗り方の「マニュアル本」はありえないだろう。
「自転車が右に傾きそうになったと同時にハンドルを左に角度15~20度ほど動かし、それと同時に体重を左側に移動する。しかし、その瞬間に左側に倒れないように、右側にも体重移動を考えて・・・・」。
これを図示したとしても、理解を超えている。自転車の乗り方は「暗黙知」の代表的なもので、それを「形式知」に転換することは容易でない。
ビジネスでも同様のことが多々あると思われる。「お客をはじめとする利害関係者からの信頼を得ることが経営者の使命である」とは言えても、どのように信頼を得るかについてマニュアルは通用しないであろう。
「形式知」で負けても「暗黙知」で勝つことは多々ある。いわゆる学力試験は「形式知」を検査するのだが、面接試験は「暗黙知」を確認するためにある。
自分の体験から得た「暗黙知」を言葉で表現できるようにする。面接担当者に認知してもらうように「暗黙知」を「形式知」に転換する。これが「自己アピール」の要点である。就職活動を目前にしたゼミ3年生に対して、こんな話をした。
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9月21日(金)から後期の講義が始まった。
この日は3年生の研究演習(=ゼミ)だけである。全員の顔合わせをして、今後の方針について相談した。
本格的な就活の開始まで数ヶ月であるから、学生も自覚をもって当然である。10人いれば、3人が就職できない現状である。
この時期にアルバイトをする学生がいるのだが、それよりも今なすべきことがあると私は思う。要するに「自分磨き」である。
アルバイトから脱しきれない学生に対して、「そのアルバイト先の店長にでもオーナーにでも、大学卒業後は正社員にしてくれるか質問しなさい」と私は言っている。そうであるなら、アルバイトに精を出すことも意味があるが、そうでなければ、自分の就職のためになすべきことを最優先に考えるべきであると思う。
その「なすべきこと」がわからない場合、大学の教職員に率直に相談すればよい。説教じみた耳障りなことを聞かされるのが嫌という学生もいるが、それは「子ども気分」が抜けていない証拠である。その克服から始める。これが就職活動の第一歩であると思う。
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かつて作家の藤本義一氏は、結婚式で「新郎にアイウエオ、新婦にイロハニホヘトという言葉を贈ります」と述べたと聞いたことがある。アイウエオはアイから始まり、新郎は妻に対するアイ(愛)から始まるという意味である。これに対して、イロハニホヘトはイロ(色気)から始まり、それは新婦に必要ということになる。これが夫婦円満の秘訣ということである。
同様に就活中の学生に「アイウエオ」の言葉を贈る。就職は企業に対するアイ(愛情)から始まる。
ア:あきらめない。自分に合った相思相愛の就職先は必ず見つかる。
イ:良いところに注目する。就職先に100%を期待しない。どこか良いところがあれば結婚は継続できる。企業も同様である。
ウ:うわさを気にしない。周辺の雑音のような噂や評価に左右されず、自分の信じる企業を見つける。実際に働くのは自分だ。
エ:笑顔を忘れない。いつも「元気で明るい」姿勢を無理して演技する必要はないが、さわやかな笑顔は魅力である。
オ:大きな夢を会社と自分について語る。夢のある企業で自分の夢を実現する。夢は大きいほど持続する。
以上、もっと的確なアイウエオがあると思われる。それは自分自身で考えて欲しい。
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就職期間中に複数の企業に対して次から次に真剣に「愛を告白する」。そんな器用なマネはできないという人は、次の3つのタイプに区分できるのではないか。
第1は、余りにも1人の相手に愛情を注ぎ過ぎて、その相手に断られると、それ以外の人に余り関心がもてない場合。うまく結婚できれば幸福であるが、そうでない場合は可哀想。悲恋物語である。挫折から早く立ち直ることである。特定の業界に絞って就活している人も同様である。結婚することが目的なのに、こだわった恋愛や愛情それ自体を楽しんでしまう。結婚したいなら、考え方を変えなければならない。
第2は、相手から断られる挫折感や恐怖感を軽減するために、真剣になって愛情を相手に語らない場合。もし採用されなければ、大きな挫折をする。その精神的・心理的な負担を回避するために、言い訳をするために適当に愛を語る。このタイプは正直に愛情を表現する勇気をもてばチャンスはある。本気度を相手に強く示さないと、相手は動かない。
第3は、結婚はしたいが、相手は誰でもよく、相手に特に愛情を感じているわけではない場合である。いくら結婚したくても、愛がなければ、相手に愛情が伝わらない。愛情抜きの安易な結婚。たとえ結婚できても「愛のない結婚」では離婚する可能性は高い。
いずれにせよ、志望動機は愛の告白である。思い切って正直に愛情を企業に伝えることである。それでも結婚できない場合、それは愛情の伝達・表現が不十分であるか、愛情それ自体が不足している。または結婚が目的なのに、その前提となる愛情それ自体が目的になっている。
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大学生の就職活動は、連休を前にして山場を迎えている。そのためのエントリーシートや面接で必ず表明しなければならないことは、志望の動機である。ここで何を書けばよいか?何を言えばよいか?
私見では、志望の動機とは、片思いの恋人に対する結婚のための愛の告白である。その要点は、自分の片思いの気持ちを思い切って正直に相手に伝えることである。
その愛情が深く真剣であれば、おそらく相手に気持ちは伝わるはずである。ただし、「その気持ちは嬉しいが、結婚はお断りします」という相手が多数いることも事実である。それは苦い辛い経験であるが、それを容認・覚悟せざるをえない。結婚とはそういうものである。就職も同様ではないか。
就職希望の大学生は多数の企業に同時にエントリーシートを書くのだから、それぞれの企業に対して頭を切り換えて別々に真剣に愛情をもつことができなければならない。それができる人は、いつかは相思相愛の好ましい結婚相手が見つかるであろう。
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今の時期、学生の話を聞いていると、個別または合同で会社説明会が頻繁に開催されている。さらに書類審査・SPI試験・集団面接などで選考を始めている企業もある。
学生は春休みに入っているから十分に時間があるはずで、できるだけ多数の企業との接触をもつべきであろう。
ここで学生が注意しなければならないことは、もし現在のエントリー企業が全部ダメだった時のことを考えることだ。おそらく現在のエントリー企業は有名企業が大部分ではないかと思われる。夢を描くのは結構だが、現実は甘くない。
有名企業ほど志望者が多数となり、門戸が狭いのは当然である。また、就活の成否は必ずしも実力を反映しない。「運」も大きな要因となる。
そうであるとすれば、ここはひとつ、今までのエントリーしている企業を再検討してみることだ。極端な場合を考えて、今までのエントリー企業が全部ダメだった時のことを考える。
新たな企業を探すことも良いし、新たな進路を考えても良い。いずれにせよ、最悪の場合を想定して、その対応策を用意しておくことは社会=企業における「リスク管理」と同様である。
方針が決まれば、安心できるし、精神的な余裕も生まれる。それが実際の就活にも好影響を与えることを期待したい。
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就活の面接において大学生にとって必勝のトークは何か?
この正解は当たり前のことである。要するに、大学で大学生らしい当たり前の生活を過ごせば、就活の面接は成功すると言うことである。
正解:「・・・・・・について、ご存じでしょうか?」
この「・・・・・・」の内容は何でもよいのだが、このフレーズは暗黙的な自己アピールになっている。このような質問を大学生からされて、興味をもたない面接担当者はいないであろう。面接担当者が「どういうこと?」と反応してくれれば、面接担当者を自らの「土俵」に引き込んだことになる。
また、このフレーズは社会人になって営業活動にも使用できる。このフレーズを冒頭にして、顧客に興味をもってもらえれば、その後に自社の商品やサービスを売り込むことになる。この意味からも、このフレーズを使う大学生に興味を示さない企業はないであろう。
ただし最も重要なことは、せっかく自分の土俵に引き込んだのだから、そこで絶対に勝利するための準備を怠らないことである。
結局、就活で成功するためには、大学時代に新たな知見や体験を修得することが重要だということになる。それが不十分だと、いくら「・・・・・・について、ご存じでしょうか?」と言ったところで、それは、自ら墓穴を掘るだけとなる。
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