2016年4月 3日 (日)

ルビオ氏の教訓

『日本経済新聞』(2016年3月24日)には、米国大統領選挙の記事「ルビオし「若さ」故の過ち」が掲載されていた。そこからの教訓は以下の通りだと思われる。

1.「軽さ」は得にならない。
・・・・・・「マニュアルを信奉する表層的な若者像」と重なるとダメ。

2.留守番電話にメッセージを入れて返事を待ってはダメ。
・・・・・・熱意・本気度・積極性を表明・明示しなければならない。たとえばメールの返事を待っていては気持ちが伝わらない。

3.貸し借り関係を大切にする「不文律」を厳守する。
・・・・・・これは「政治家の」という文言が入っているが、一般生活やビジネスにも共通していると思う。

4.実年齢と周囲から評価される年齢は異なる。
・・・・・・同じ候補者である実年齢の若いクルーズ氏は「若い」と評価されていない。

5.組織の文化・雰囲気を乱さない配慮が必要である。
・・・・・・「共和党で、若さは警戒、嫉妬、敵意の対象になりやすい」と言われている。

6.客観的な現実を率直に認識し受け入れる。
・・・・・・「若さだけではとうにもならない政治の現実」がルビオ氏に撤退の引導を渡したと述べられているが、「若さ」の代わりに「熱意」とか、「政治」の代わりに「ビジネス」という言葉も妥当する。

以上、何度か見直して、私自身が心に留めておきたい。米国大統領選挙に立候補するためではないが・・・。

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2016年1月 4日 (月)

日本の新年

1月3日早朝に日本帰国。その後、年賀状の返信に追われた。

「今年で年賀状を止める」というような連絡が付記された年賀状もあるが、ご丁寧なご挨拶である。かなり以前から私は年賀状を自分から書くことを止めたが、頂戴した年賀状には返事を必ず書くようにしている。

日本から改めて新年のご挨拶を申し上げます。

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2016年1月 1日 (金)

謹賀新年 2016年

謹賀新年

新年をダナンで迎えています。

昨年は映画「ベトナムの風に吹かれて」(主演:松坂慶子、監督:大森一樹)の製作完成と公開が始まり、関係者の皆さんからの多大のご尽力を賜りました。心から感謝を申し上げます。まだまだ同映画は全国で上映が続きます。本年もよろしくご支援・ご協力をお願いいたします。

本年の抱負。昨年同様に「実学の追究」ですが、今年は「成果」にこだわりたいと思います。「やれば良い」という段階から「成果を出す」という段階に進む。前者は「行動」それ自体に価値を認めているのですが、後者は「結果」に関心の重点を移すことになります。このビジネスの微妙なバランス感覚が体得できればよいな・・・と。

本年も、引き続きよろしくお願い申し上げます。

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2015年11月14日 (土)

好調な売れ行き:小松みゆき『ベトナムの風に吹かれて』角川文庫

映画「ベトナムの風に吹かれて」(監督:大森一樹、主演:松坂慶子)の原作は、小松みゆき『越後Baちゃんベトナムへ行く』(2B企画、2006年)。その原作が改訂されて映画と同名の表題となり、角川文庫から本年9月に出版された。20150930_210505_1024x576写真上は発売当初、紀伊國屋書店大阪店の店頭掲示である。現在は、平積みになっているが、品薄の状態で増刷が予定されていると聞いている。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%81%AE%E9%A2%A8%E3%81%AB%E5%90%B9%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%81%A6-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%B0%8F%E6%9D%BE%E3%81%BF%E3%82%86%E3%81%8D/dp/4041034566

原作者の小松さんとは20年近い交際であり、本映画化の企画を最初に伝えたのは私である。それが2013年4月であったから、小松さんからは「エープリル=フール」でしょう・・・と信じてもらえなかった。

同書は、2006年当時の初版の改訂版であり、小松さんの当初の原稿は映画製作やお母様の逝去まで書かれていたが、その部分は削除され、あくまでも映画に即した内容となっている。この意味では、この角川文庫版の続編が期待される。

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2015年11月 6日 (金)

ラーメンの秋:美味しい風景

近所に新しいラーメン店が開店した。これは試してみなければ・・・。以下はその店舗の外観である。池田市から能勢町や箕面市森町に向かう左側になる。20151104_140737_800x450豚骨スープは美味しいし、店長お勧めのバリカタの細麺も新鮮な感触。(注)いつも他店で私は「普通」を注文。特にお勧めがないからであった)。薄く切ったチャーシューは柔らかくてバリカタ麺と相性が良い。

このお店、「茹でたての新鮮な麺と熱いスープが最も美味しい」という趣旨で「早く食べなさい」という掲示がある。スマホをチェックしながらラーメンを食べるなんてNG。こういった指示に従ってラーメンに集中したが、どうも「せわしない」後味だった。

博多ラーメン なかなかなかや 〒563-0013 大阪府池田市中川原町316-1
電話 072-753-2700  参照 http://nknknky.com

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2015年11月 5日 (木)

秋の点描:花のある風景

自宅近くのショッピングモールで秋らしい風景を発見した。20151104_144232_800x450ベトナムにも盆栽好きがいて、それに数百万円をかける富裕層がいることを想起すれば、価格のことが気になって一挙に風情はなくなるのだが、こうして写真に留めておいて、日本の情緒を発信しておこう。20151104_144213_800x450写真下のミニチュアの盆栽を私は初めて見るが、これも日本的である。箱庭の中で計算された繊細・微細な姿を作り上げる。世界に誇る日本文化であると思う。


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2015年11月 4日 (水)

流通科学大学の風景

私は流通科学大学に勤務して27年間になる。それでも新鮮な発見が今でもある。20151016_095342_800x450
写真上は、秋の大学の風景。ベルタワーにベルがない・・・時間を超越した大学であること。これは建学の精神の一つである。

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2015年10月 3日 (土)

雑誌『シナリオ』11月号に記載:「ベトナムの風に吹かれて」

雑誌『シナリオ』と言えば、私が大学生時代(::40年ほど前)、毎月の愛読誌であった。

神戸大学大学院の受験勉強するという「名目」で神戸市東灘区の御影に下宿していた当時、同誌を読んだり、市バスに乗って新開地のオールナイト劇場で日本映画4本立てを見に行ったりすることが、数少ない趣味または気分転換であった。鬱積した学生生活だったかもしれないが、今から思うとそうでもない。

当時の「御影公会堂」前に屋台の「うどん蕎麦屋」があり、そこで偶然に「白木みのる」(「当たり前田のクラッカー」・・・『てなもんや三度笠』の藤田まことの相手役)に会ったこともある。Cimg2314_2そういった『シナリオ』誌に『ベトナムの風に吹かれて』が掲載された。これだけでも感慨深いが、さらにエグゼクティブ・プロデューサーとして私の名前が最初に記載されていた。これを見ると、感涙である。

本映画の初期の段階から脚本に参加していただいた北里宇一郎さんが、同誌に「作者ノート」を書かれている(90-91頁)。そのお人柄通り、人情味のある暖かい文章である。それがそのまま「シナリオ」にも反映され、それが映画主演の松坂慶子さんや共演の草村礼子さんにも伝承されている。

脚本家の「思い」が監督に伝わり、それを監督が「増幅」して俳優に伝える。この流れの中で脚本家は映画の起点であるが、それ以降は監督の演出が一人歩きする。実際、同誌に掲載されたシナリオは最終稿ではない。実際に映画を見て、その検証をして頂きたい。

中高年齢の人々にとって本映画それ自体が「元気が出る大人の青春映画」という特徴をもっている。最初の映画試写会を見たとき、私はそのように感じた。この『シナリオ』誌によって、さらに私自身が以上のように青年時代を回顧し、さらに頑張ろうという意欲を頂戴した。

北里さんを始め、皆さんに本当に感謝したい。「ありがとう」はベトナム語で「Cam On」。漢字での語源は「感恩」。「恩に感じる」。この映画に関係するすべての皆さんに「感恩」である。

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2015年9月20日 (日)

命日:中内功と「塩爺」と・・・・・・

昨日9月19日は、ダイエー創業者、私の勤務先・流通科学大学の創設者であった中内功の命日である。今年で10周忌になる。

また9月19日に、私が提案者となって流通科学大学の「公開講座」にお招きした塩川正十郎(「塩爺」)氏が逝去された。講演準備のために東大阪市の事務所に伺ったことがある。

さらに9月19日に、安保法案(「戦争法案」)が国会で成立した。これを換言すれば、日本の立憲主義・憲法の「命日」とも言える。これらの意味で9月19日は、私にとって意味深い日となった。

「戦争法案」によって戦争の「抑止力」が高まるという与党や賛成派の見解は理解できないこともないが、それだからと言って、大多数の憲法学者・元裁判官・弁護士会が憲法違反と断言している法律を強行採決することは「立憲国家」の終焉と言わざるをえない。

その時々の状況で憲法を自由に解釈できることは、それ自体が「独裁国家」の途を拓くものである。甘言を弄して政権を取れば、その後は何でもできる。これを独裁国家というのではないか。もっとも「終わりは始まり」。民主主義・国民主権に向けた新たな運動が始まることも当然である。

流通産業は平和産業である」と断言した中内功は、今回の「戦争法案」に強く反対したと私は確信している。他方、彼は現実主義者であり、実業家であるから、現政府の批判を露骨にはしなかったかもしれない。

「塩爺」は、古き良き時代の自由民主党を象徴する人物であると思う。山崎拓や古賀誠・野中広務・加藤紘一といった人々と同様に、やはり今回の安保法制(戦争法案)の成立に反対したのではないか。

以上、9月19日に思うことを本ブログで紹介し、記録に留めておきたいと思う。

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2015年7月23日 (木)

今回の学生運動は「本物」だ!

60年や70年の「安保闘争」時代の学生運動が、現在の戦争法案に反対する学生や青年よりも大規模で情熱もあった。だから今の学生の「戦争法案」反対運動は大きな影響はないという指摘がある。

しかし今回の学生の多くは、自分の考えたことを自然に心から自分の言葉で語っている。この運動は「本物」と私は思う。自分が理解できない・・・難解な・・・他人の言葉の「受け売り」をしない。特に女子学生の発言・スピーチに名演説が多い。

過去の学生運動の「反帝〇〇」とか「マルクス☓☓」なんていう常套句は、今の若者の運動にはまったく出てこない。なお私は70年代当時、中学生から高校生。現実の学生運動と無縁だったが、こういう演説は記憶に少し残っている。

この現象は、現在の若者が受けてきた今までの「ゆとり教育」の成果だと思う。自分の思ったことを的確に正直に表現する。知識の詰め込み教育は良くない。これは当然だ。その成果が今になって出てきているのだと思う。政府にとっては皮肉な結果である。

上からの押しつけではなく、自分の意思と頭で考えた思想・思考は持続・発展する。若い彼らが言うように、おそらく現在の「独裁政治」は長続きできないであろう。

日本の民主主義を将来に継承する彼らを最大限に擁護・支援する。これが中高年齢者の役割である。自分自身の人生の終末を過ごす日本を彼らに任せなければならないからである。

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