« タイ・ブラパー大学訪問の総括(9):大学生にとっての意義 | トップページ | ビンズン省イオンモールから問題提起(1):高品質・高価格の日本製品が売れる条件 »

2016年3月18日 (金)

ベトナム南部・ビンズン省の「大額」を訪問

この「大額」とは、「大学」の誤りではなく、日本の会社の名前である。
参照 http://www.daigakuco.jp/

10年以上前、私の「学生」だったベトナム人フン氏が、現在「大額」のベトナム工場に勤務している。彼の紹介でベトナム工場を訪問した。ここで学生に「 」が付いているのは、私がフン氏を直接に指導したことがないからである。Cimg3423_2フン氏と私はホーチミン市で知り合って、神戸市立外国語大学の大学院進学を紹介した。彼が日本語を専攻していたから、大学院でも日本語を専攻するのが自然と考えたからである。日本滞在中は拙宅にも遊びに来てもらったことがある。私は単なる紹介者なのだが、私を先生と呼んでくれる。有り難いことである。Cimg3426額縁の起源は欧州であるが、日本の木工細工の手工芸的な技術力は十分に世界に通用する。しかし人材・後継者が不足している。さらに額縁は、あくまでも「脇役」であって「主役」は絵画。絵画と額縁の相乗効果がなければならず、額縁が絵画よりも目立つことはありえない。これは、ベトナム会社の鈴木社長からの説明である。Cimg3430鈴木社長(写真上右)は、ラオスの沖縄本社の木材加工会社「ラオイゲトー」をご存じだと言うので、たちまちに親近感が増した。私がJICA短期専門家としてラオス国立大学で仕事をしていた2001年当時、JICAが招聘したタイのチュラロンコン大学の教員を同社に案内したことがある。日本家屋の「欄間」や「下駄箱」などの木材加工をしている。Cimg3419ベトナム人やラオス人が日本の伝統的な工芸技術を継承している。それが必然であるとすれば、先端技術のみならず、こういった伝統技術のグローバル戦略が個別企業はもちろん日本の「産業政策」にも求められると思われる。

|

« タイ・ブラパー大学訪問の総括(9):大学生にとっての意義 | トップページ | ビンズン省イオンモールから問題提起(1):高品質・高価格の日本製品が売れる条件 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/7888/64522472

この記事へのトラックバック一覧です: ベトナム南部・ビンズン省の「大額」を訪問:

« タイ・ブラパー大学訪問の総括(9):大学生にとっての意義 | トップページ | ビンズン省イオンモールから問題提起(1):高品質・高価格の日本製品が売れる条件 »