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2015年12月15日 (火)

日本は「中進国」になったのか?

安保関連法案や労働者派遣法改悪案の強行採決、報道の自由度、ジェンダーギャップ指数、一人親の子どもの貧困率・・・日本は、もはや先進国とはいえない。権威主義政権が支配する中進国と見なすのが適切だろう。

(引用)桃木至朗「新しい世界史教育を目ざして」『日本の科学者』Vol.51, No.1, January 2015, pp.24-25.

日頃に思っていたことが明示されると、少なからず感動する。このような客観的な指標に基づいた指摘または問題提起が、「自虐思想」「反日思想」として批判される時代が来ているような気配を感じる。かつての戦争前夜は、このような時代の空気だったのかもしれない。

自己の都合の悪い「客観的な指標」を無視するという意味は、反科学・反知性・学問否定のご都合主義である。

このような風潮は、「学者は現実を知らない」と都合の悪い情報や指摘を無視し、それで相手を「論破」したような気になっている弁護士が助長したのだと思う。また「出世主義」・「業績主義」という社会風潮に影響をうけた学者・研究者が実行役なのかもしれない。

上記の指摘に、どのように反論するか。また、どのように日本が先進国として復活・復興するか。反科学・反知性・学問否定と後世から批判されないために、考えるに値する意義深い問題である。

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