発見:映画「インドシナ」と「ベトナムの風に吹かれて」共通の出演者
現在、日本で公開中の映画「ベトナムの風に吹かれて」のベトナム側の製作と監督は、ダン=タット=ビン氏。映画の裏話として言えば、彼自身が俳優でもあり、映画の中に出演している。E病院で草村礼子を手術する医師の役である。また喫茶店の女店主役のグエン=ラン=フーン氏は彼の実の妻である。
このダン=タット=ビン監督がベトナム側で参加したフランス映画「インドシナ」(1992年)がある。この映画は、アカデミー外国語映画賞を受賞している。参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B7%E3%83%8A_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
この映画「インドシナ」を見れば、主演女優カトリーヌ=ドヌーヴの側近のメイド役として、映画「ベトナムの風に吹かれて」の残留日本兵の妻役のマイ=チャウ氏が出演している。
このように考えれば、ベトナム側からも有力な俳優が配役されていることが分かる。それは特に説明の必要もなく、映画を見れば理解できることであるが、ここで確認しておきたい。
なお上記の映画「インドシナ」、ベトナムにおけるフランス植民地時代を知る上で必見である。またベトナム旅行を意義深くするという関連からもお勧めである。
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