本格的な研究学術交流をする:英国と日本
ダナン大学では写真のように英国との研究学術交流を本年から開始している。この具体的な中身を聞いたわけではないが、ダナン大学本部の11階建てのビルの1階がすべてこのプロジェクトに使用されている。これを拡大すれば以下のようである。少なくとも両国間の本格的な交流であると想像される。
すでに日本とベトナム間ではハノイとホーチミン市で日本センターを設立し、日本語教育やビジネス教育や交流を推進しているが、研究交流という点では、個々の大学や研究者に任せれていたように思う。もちろん日本学術振興会からの「科学研究研究費補助金」の助成もあるが、あくまでも研究者の個人的な研究であったように思われる。
そこでハノイ郊外のホアラックハイテクパークに「日越大学」を設立するという計画が進行中である。より新たな研究・学術・教育交流の段階に日本とベトナムが進化したと評価されるのだが、それらの成果が顕在化されるには時間が一般に必要である。
参照 http://vju.vnu.edu.vn/ja/organizational-and-human/vietnam-japan-university.html
日本国内で人文科学系の学部を改組・再編させようとする日本政府が設立する同大学が、どのように運営されるのか?上記の英国がダナンで設置した「研究教育機関」と同様に、今後の展開が注目される。
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