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2015年7月26日 (日)

東芝問題:「歯止め」としての経営理念

利益追求や目標達成のために企業は、さまざまな手段を行使する。それが「腕の見せ所」である。換言すれば、経営者から新人従業員や派遣社員を含む企業組織すべての実力が問われる。

その場合、何をしても良いと言うわけではなく、法令順守がギリギリの限度である。しかし、それだけでは「法律違反でなければ、何をしてもよい」「犯罪として摘発されなければ、何をしてもよい」という発想になる。

このような発想の「歯止め」となるのは、経営理念・社是であると思う。通常は意識されないと思われるが、これが企業組織における結束力の核になって当然である。

東芝の経営理念は、同社のHPから引用すれば、次の通りである。

・・・・・・・・経営理念・・・・・・・・・
東芝グループは、人間尊重を基本として、豊かな価値を創造し、世界の人々の生活・文化に貢献する企業集団をめざします。

1.人を大切にします。
2.豊かな価値を創造します。
3.社会に貢献します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

経営理念は当たり前のことを書いていて、それだから通常は認識されないが、それだからこそ企業活動の「原点」として認識されなければならない。

以上、利益や目標の達成のために、法令順守は当然であるし、経営理念を逸脱しない。その枠内で総力を挙げて頑張る。こういう企業経営が本来の姿であろう。だから企業にとって経営理念は重要である。

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