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2015年7月25日 (土)

東芝問題:利益追求の「歯止め」

経営トップが利益の追求や経営目標の達成を部下に促すことは当然である。それが経営者の役割だからである。

しかし、その指示のために何をしてもよいというわけではない。コンプライアンス(法令順守)が最低限の「歯止め」である。今回の東芝の「粉飾決算」において、なぜその歯止めができなかったのか? これが最大の問題と思われる。 

通常の会社は、その「歯止め」の一歩手前のギリギリのところで創意工夫・全力を尽くす。もし目標が達成できない時は、その目標を設定した社長の責任か、または従業員のモーティべーションの問題か。または不可抗力の外部環境の変化があったのか? これらが次の課題となるのが普通だろう。

この「歯止め」を超えた東芝は、どこか異常な会社ということになる。

報道では、企業統治制度の不備や形骸ということが指摘されているが、それより以上に東芝固有の問題点が改善されなければならない。法令順守に甘い体質の会社であれば、どのような制度改革も意味がない。

もちろん「ウィッスル=ブローイング」(社内の「告げ口」)の相互監視を奨励すれば、不正はなくなるだろうが、そういった会社が創意工夫ある革新的な企業であるはずはない。連想すれば、「北朝鮮」のような会社・・・。東芝について経営体質の根本的な改革が検討されてよい。

 

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