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2015年6月12日 (金)

ベトナム企業の課題:品質改善とコスト削減

これまで中国製品との比較でベトナム製品が評価されてきたようである。価格が安いか高いか、品質が良いか悪いか、納期は守られるか、安全性はどうか、品質のバラツキはどうか・・・・・・。

2018年は、「AEC:アセアン経済共同体」に伴うアセアン域内の関税撤廃がベトナムに課せられる年である。この年までに、特に国内市場向けのベトナム企業は、国際競争力を持ちうるのだろうか。シンガポール・タイ・マレーシア・インドネシア・フィリピンなどアセアン経済先進国の非関税の輸入品について、上記の中国製品と同様の比較が行われることになる。ベトナム企業は2018年以降に存続できるのか?これが私が主張するベトナムの「2018年問題」である。

そこでベトナム企業は、どうすればよいか?

(1)製品・サービスの品質の改善

(2)たとえば日本企業との提携・合弁によって製品・サービスの差別化をする。具体的には、原材料を中国から輸入するのではなく、日本の付加価値の高い原材料を輸入する。価格は高くなるが、品質や性能は確実に改善される。

(3)競争企業の模倣に注意する。このために模倣されにくい生産や経営システムを差別化する・・・・・・これは『教科書』の通りである。

(4)ここで『ブルーオーシャン戦略』の理論やアイデアを活用する。たとえば価格選定のイノベーションを行う(図 6-6)。

(5)具体的に「コスト削減」のために何をすればよいか?

日本企業は、長い不況下において何度も何度もコスト削減の工夫を強いられてきた。これまで指摘されてきた品質改善のノウハウ(たとえば5Sの実施など)と同時に、コスト削減についてもベトナム企業は日本から学ぶことが求められていると私は思う。

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