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2015年5月26日 (火)

松坂慶子『私のエディット』公演を見る

女優・松坂慶子さんの表題の公演が、兵庫県立芸術文化センター(西宮北口駅、阪急中ホール)で開催された(写真下)。このホール、雨でも傘なしで駅から、ゆっくり歩いて徒歩3分である。豊富な木質感は、まさに芸術・文化を体感することができる。Cimg1119松坂さんは、今秋に公開予定の日本ベトナム初の合作映画「ベトナムの風に吹かれて」の主演女優であり、その映画製作の企画当初から「私のやりたい仕事」と出演を確約していただいた。このことは、映画界の一般常識では異例の意思決定であった。芸能界のスケジュールの拘束日程や時間には、その予定の設定ですら「機会利益」と「機会損失」が伴う。芸能界にはすべて金銭がついて回る。それを度外視して「私のやりたい仕事」と松坂さんに言って頂いたことは、この映画製作にとって何よりも最大・最高の援軍であった。この感謝は私の本心である。Cimg1116この公演には、上記の合作映画の大森一樹監督も来られていた。大森監督と一緒に松坂さんの楽屋を訪ねた。けっして「上から目線」でない松坂さんのお人柄こそが、大女優なのだと今更ながら感服した。まさに「稔るほど、頭を垂れる稲穂かな!」。また、それだからこそ「日本映画界が誇る大女優」とみなされる。Cimg1123この公演の松坂さんの熱演に啓発されて、原作を読みたくなった。シモーヌ・ベルトー著『ピアフ:愛の讃歌』新潮文庫。そして公演の最後、松坂さん自身の歌唱があり、本作品の魅力を増幅している。至福の・・・けっして私腹でない・・・時間を過ごすことができた。午前中の大学の講義短縮を許してくれた「特別クラス」の受講学生を含めて、すべての皆さんに感謝したい。

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