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2015年4月23日 (木)

社会科学を軽視する・・・批判精神が希薄になる

高校時代、いわゆる世界史・日本史・地理といった「社会」の科目は「覚える科目」、数学・物理などの「理科」は「考える科目」と一般に区別してきたように思う。「覚える科目」はめんどくさい・・・。これは今も変わらないのではないか。

社会が「覚える科目」とすれば、それを批判する方法、さらに言えば、社会や歴史を考える方法を勉強していないことになる。こういった教育背景が、左翼も右翼も関係なく、また宗教でもよいのだが、一定のイデオロギーをもった見解や意見が無批判に受け入れられやすい土壌を形成するのではないか。

覚えやすい意見、分かりやすい見解、単純化した主張。それに加えて「大きな声」と「繰り返し」。これらは、非科学的な内容であっても一般に受け入れられやすい。

政治・経済・社会・歴史・倫理・・・いわゆる社会科を「覚える科目」ではなく、「考える科目」にする。時間が限られている高校で不十分だとすれば、それは大学教育の任務である。

これらのことを念頭に置きながら、今の学生の関心を引き付ける就職に役立つ内容を講義する。最近、私が目標としている「対話式」講義の真の意図である。

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