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2015年2月 4日 (水)

映画「ベトナムの風に吹かれて」:日本からのメッセージ

日本とベトナム初めての合作映画『ベトナムの風に吹かれて』の新潟での撮影が終わり、映画制作は編集や音楽の段階に入った。いよいよ最終盤である。

この合作映画の製作それ自体が、簡単に言えば、日本とベトナムの文化・芸術分野での交流を促進する意義があると言える。しかし、ベトナム人観客の立場から見れば、どのように日本人がベトナム人を見ているかという重要なメッセージを発信することになる。

当然、そのメッセージは映画固有のものであり、また観客によって受け取り方が多様であろう。けっして一般的・普遍的な日本人からのメッセージではない。しかし、それにもかかわらず、それが一般化されたメッセージとしてベトナム人に伝わる可能性がある。

たとえばベトナム人を「上から目線」で日本人が捉えた映画になっているとすれば、それは両国の友好には水を差すことになる。さらに大げさに言えば、日本の文化庁からの助成を受けた映画であるから、外交上の問題になる可能性もある。こう考えれば、この映画の役割さらに責任は極めて重大である。

幸いにして、合作映画のベトナム側の監督・制作者であるダンタットビン氏は、この映画の脚本を高く評価してくれている。また大森一樹監督も「日本とベトナムが違和感なく融合した映画になっている」と言われている。また、ベトナム人俳優の技量の評価は高い。さて一般のベトナム人の観客が、どのような反応を示すか? その結果は数ヶ月後に判明する。

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