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2015年1月 7日 (水)

テレビ特集番組『大使閣下の料理人』を見る

私は、もう10年以上も前にマンガ『大使閣下の料理人』(西村ミツル、講談社)を原作で読んだが、これは映画になりそうだと思った。「なりそうだ」と思っても、その実現の手段がない。

その後、2012年4月から私のラジオ番組『上田義朗のベトナム元気』が始まって、広告代理店・大毎広告の皆さんにお世話になるようになった。そこでベトナムの新たな企画を雑談している中で、この『大使閣下の料理人』と『越後のBaちゃんベトナムに行く』(小松みゆき著、2B企画)の映画化を提案し、両方の原作を手渡した。その後・・・。

前者は、新春ドラマスペシャル(フジテレビ)としてテレビで放映(1月3日)され、後者は既報の通り、大森一樹監督・松坂慶子主演『ベトナムの風に吹かれて』として映画化され、本年中に公開される。

この両者が偶然にも本年・・・私の年(還暦)に映像化される。単なる偶然ではない何か必然を感じないこともない。

このテレビ番組(http://www.fujitv.co.jp/taishikakka/)を見たが、全体としてストーリーは面白く、続編も期待したい。そもそも原作が面白いのだから当然である。しかし、ハノイで映画撮影の現場を見てきた後の感想としては、???である。

?1:アオザイの着こなしは、もっと厳格にしてほしい。比較すると申し分けないが、映画主演の松坂慶子さんはパリッとした本格的な着こなしである。

?2:ベトナム側の外務大臣など政府高官は実際、もっと重厚な雰囲気の人々である。何か違和感がある。他方、日本の外務省の「内部事情」が描かれているが、もっと職員の能力は高いし、ベトナム大使公邸の部屋や庭園は広い。

?3:料理が中心であるが、お酒類はどうなっているのだろうか。シャンペン・ワイン・ビール・日本酒などの演出があって現実味が増えると思うのだが・・・。

?4:日本で撮影したと思われるが、バイク移動時の明らかに分かる合成映像はいただけない。ベトナムの空気感(雑踏、熱気、ハノイの高湿度・・・)が伝わってこない。

?5:この番組、ベトナム人の意見を聞きたい。2013年にTBSテレビが日本ベトナム国交40周年記念として『パートナー』(http://www.tbs.co.jp/partner_tbs/highlight/)を製作・放映したが、それを見たベトナム人の反応は様々であった。果たして、今回は?

総じて、やはりテレビ番組と映画は「手間暇」そして「お金」のかけ方が違う。映画の真価を改めて実感させられた。

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