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2015年1月31日 (土)

なぜ100円のボールペンが1,000円で売れるか?

株式市場や不動産市場における「投機」について教える時、私は次のような質問をする。

「なぜ100円のボールペンが1,000円で売れるか?」

学生の主な回答は、一般的には買い手が1,000円の価値を見いだすから。さらに、どうしてもボールペンが必要だから1,000円を出すこともある。確かにそうである。私は、遅刻しそうな時にタクシーを使うことがあるのと同じだと説明する。

同様のことを映画『ウルフ=オブ=ウォール=ストリート』主演のディカプリオは、営業マンのコツは「買わねばと相手に思わせる」ことだと言う。そこに需要が生まれる。

株式や不動産の場合、100円の価値しかない物を1,000円で買っても1,500円で売れると思うからである。1,500円で買った人は2,000円で売れると思う。

冷静に考えて、100円のボールペンが1,000円で売れないのだが、それが売れる。実際の価値と乖離した売買が行われる。「マネーゲーム」や「バブル経済」と呼ばれる所以である。

ここで営業またはマーケティングの観点から言えば、どのように「買わねば」思わせるか? この「思わせる」工夫もしくは戦略・戦術の考案がビジネスの要点と言ってもよい。

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