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2015年1月 6日 (火)

ラオスに対しては日本が最大のODA供与国である

昨日のブログで紹介した「カンボジア=デイリー」紙と同じ大晦日の「ビエンチャン=タイムズ」には、「ラオスに対して日本は依然としてODA最大の供給国である」という見出しのトップ記事が掲載されている。

以下では、その記事を抜粋・紹介してみる。参照:Vientiane Times, December 31, 2014

ラオス計画投資省のブンタヴィ=シスフォントン副大臣によれば、ラオスに対する日本のODAは外国供与国の中で再び首位である。毎年約1億ドル(=120億円)を提供している。

日本は、支援供与国の中でスウェーデンが退いて以来、長年に渡って首位を維持している。日本の支援の中心は、道路や灌漑施設などのインフラ建設である。

日本が資金提供した主要なプロジェクトは、多目的国際会議訓練センター7億1,900万円、パクセーメコン橋454億4,000万円、ワッタイ国際空港拡張工事90億円、国道9号線改修32億円などである。

日本の支援は次のような分野に及んでいる。健康・教育・電気・気候調査・不発弾除去・給水・都市管理開発・クリーン農業・クリーンエネルギー・スポーツ。

副大臣によれば、ラオス政府は、近年に増加している非常に有益な支援と援助プロジェクトを評価しており、日本の企業もラオスにおける影響力を拡大している。

12月にラオスで開催された81歳の天皇誕生日の祝宴で発表された資料によれば、ラオス進出の日系企業数は、この2年半で2倍となり、120件を超えた。これらの企業の多数は輸出志向の製造業であり、雇用と労働力の能力形成を通して地元経済に貢献している。これらのビジネスの拡大に応じて日本のODAプロジェクトも継続している。

:昨日、カンボジアの最大の支援国が中国と指摘したが、ラオスでは日本となっている。しかし日本は公式のODAであるが、中国は非公式の支援を多額に実施していると思われる。ベトナムやラオスの報道機関は一般に、取材対象に迎合的な記事を書くので注意が必要である。いずれにせよ、中国の経済的な影響力がカンボジアのみならず、ラオスでも拡大していることはラオスに滞在してみれば実感できることである。

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