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2015年1月31日 (土)

なぜ100円のボールペンが1,000円で売れるか?

株式市場や不動産市場における「投機」について教える時、私は次のような質問をする。

「なぜ100円のボールペンが1,000円で売れるか?」

学生の主な回答は、一般的には買い手が1,000円の価値を見いだすから。さらに、どうしてもボールペンが必要だから1,000円を出すこともある。確かにそうである。私は、遅刻しそうな時にタクシーを使うことがあるのと同じだと説明する。

同様のことを映画『ウルフ=オブ=ウォール=ストリート』主演のディカプリオは、営業マンのコツは「買わねばと相手に思わせる」ことだと言う。そこに需要が生まれる。

株式や不動産の場合、100円の価値しかない物を1,000円で買っても1,500円で売れると思うからである。1,500円で買った人は2,000円で売れると思う。

冷静に考えて、100円のボールペンが1,000円で売れないのだが、それが売れる。実際の価値と乖離した売買が行われる。「マネーゲーム」や「バブル経済」と呼ばれる所以である。

ここで営業またはマーケティングの観点から言えば、どのように「買わねば」思わせるか? この「思わせる」工夫もしくは戦略・戦術の考案がビジネスの要点と言ってもよい。

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2015年1月30日 (金)

情報マネジメント:関心と好奇心を次第に高揚させる

マーケティングの定義は、とりあえず「市場創造」「市場開拓」と考える。その成功にとって不可欠なことは、顧客に対する「情報マネジメント」であると思う。

どのようなビジネスも最初は顧客に「情報」を提供することから始める。その留意点は、顧客の関心と好奇心を次第に高揚させるようにすることだ。焦ってはいけない。「徐々」に「もったい」をつける。情報公開には計画性が必要だ。その計画の目標は、あくまでも需要の創出と拡大である。

ある程度まで情報が拡散すれば、次に、顧客に対して鮮烈な印象を残す強いインパクトのある「キャッチフレーズ」があればよい。それは、顧客に行動を起こすことを促す。換言すれば、「背中を押す」効果である。その結果、需要が生まれる。

このような意味で、需要は心理的な要因で決まる。顧客の所得の高低は無関係である。低所得の顧客にも需要は存在しているからである。巧みな「情報マネジメント」があれば、顧客は動く。しかし情報やイメージが先走りして実態が伴わなければ、顧客は失望する。

しかし再び、新たな情報を提供して、上記の同じことを始めることができる。それが可能となる前提は、顧客が「失望」した過去を忘れること。つまり顧客が「懲りない人々」であることが望ましい。

常連客だけでなく潜在的な顧客を含めて、顧客を具体的な需要行動に誘導する。そのためには「情報マネジメント」が必要であり、それがマーケティングの本質ではないか。

以上、マーケティング素人の愚見である。

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2015年1月29日 (木)

ハノイ・ノイバイ空港の国際線が新装される

ハノイのノイバイ空港は、日本のODAによって増築工事が進められていた。すでに昨年から国内線では新しい建物でチェックインが行われていたが、昨年大晦日・12月31日から国際線の出国で新しい施設が利用できるようになった。Cimg96301994年に初めてハノイを訪問した時・・・平屋建ての入国管理所であった・・・を想起すれば、まるで夢のような発展である。20年間でベトナムは成長し、私個人は年齢を重ねた。ビジネスラウンジも新しくなり、以前に比べると広くオシャレな雰囲気となっている。Cimg9632確実にベトナムは発展しているのだが、少し経済面から考えれば、この空港も日本からのODA(=無償ではなく有償)だから、いわゆる借金である。国家財政における外国債務比率の上昇は、経済を不安定にする大きな要因である。こんなことをフト考えた。

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2015年1月28日 (水)

ラオス・ビエンチャン点描(8):中国人市場

すでに本ブログでも紹介しているが、まるでラオスの首都ビエンチャンの中に「別世界」のような中国人市場がある。Cimg9610中国・雲南省の昆明からビエンチャンにバスで写真のように荷物が運ばれる。実際に時間があれば、このバスで昆明まで行ってみる。そして昆明からベトナムに入る。こういった陸路の踏破は別段に危険があるわけではなく、時間があれば試してみたい。しかし最近は、時間のほかに「体力があれば」という条件が付くように自覚される。Cimg9608ラオス経済にとって中国の「南進政策」は功罪が相半ばする。単純に言って、ラオス経済の成長に寄与する側面と、中国経済に従属する側面があるからである。いずれにせよ、ラオス経済にとって中国企業と中国人の動向は重要な影響を及ぼすとみなされる。



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2015年1月27日 (火)

テレビ番組「大使閣下の料理人」:日本の思いが伝わる・・・

原作のコミック『大使閣下の料理人』の趣旨を踏襲して、テレビ番組でも日本のベトナムに対する思いが十分に伝わっている。ベトナムの人々が見たら、その点をどう思うのだろうか。

また堅苦しいと思われている外務省のイメージが、大使役の西田敏行によって和らいでいる。同様のテレビ番組『古畑任三郎』シリーズでの大使役は松本幸四郎であったことが想起される。どちらの大使もそれらしい。

国際政治そして外交の本質は「人間関係」であることが番組から理解できる。

このテレビ番組、次に本格的に映画化されてもおかしくない。こんなことを思ったが、テレビの中の配役はなかなか的確なようにも思われた。そうなると、連続テレビのシリーズで・・・。

今後の『大使閣下の料理人』の展開に期待したい・・・。

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2015年1月26日 (月)

テレビ番組「大使閣下の料理人」:細かい話で恐縮ですが・・・

自宅で録画した新春ドラマスペシャル「大使閣下の料理人」を何度も見ている。ここで気がついた細かい話であるが、ベトナムのフォーについて???である。

ベトナム人少女アインに大沢料理人がフォーを買ってあげる場面。フォーの中に「レモン」が入っていた。私の知る限り、これは絶対にベトナムでありえない。

そもそも「レモン」をベトナムで見かけた記憶がない。ベトナムでも「レモンティー」には付いてくると想像されるが、私がベトナムで注文するのはコーヒーのみであるから、私自身は「レモン」を見たことがない。

ベトナムでは「レモン」の代わりに「ライム」を使用する。自信をもってお勧めするが、フォーには「レモン」より「ライム」が最適である。

細かい話で恐縮であるが、やはり気になる。ぜひベトナムで、特にフォーの本場のハノイで本物のフォーを味わって欲しい。

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ラジオとブログで映画「ベトナムの風に吹かれて」:大森一樹監督インタビュー

1月25日(日)午後5時、毎日放送MBS(1179)ラジオ番組上田義朗のベトナム元気(毎週日曜日午後5時~)に大森一樹監督が出演して下さいました。

日本ベトナム初めての合作映画「ベトナムの風に吹かれて」の新潟でのクランクアップ後の感想などを熱く語っていただきました。

この様子は、次を参照して下さい。 http://www.mbs1179.com/genki/1422112982.shtml

本映画の内容に対して大森監督が自信をもっておられることが、上記のラジオ番組から理解できます。

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2015年1月25日 (日)

ラオス・ビエンチャン点描(7):この国旗は?

ビエンチャン市内を歩いていて新しい白い建物が目を引いた。なかなかオシャレ。この建物は何でしょうか?Cimg9620ここで屋上に掲揚された旗を見れば、以下のようである。ちょっとこれは何・・・?一緒に食事したラオス国立大学経済経営学部のトンヴァン先生に教えてもらった。Cimg9622この建物はEU(欧州連合)である。ラオスと欧州との関係発展を象徴している。新築であるにもかかわらず、古典的なデザインに配慮するEU。ラオスと欧州は相性が良いと感じた。

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2015年1月24日 (土)

ラオス・ビエンチャン点描(6):国旗の効果

ラオスの元旦。そのためではなく、写真のような国旗掲揚は常設である。左側がラオス国旗、右側がラオス人民革命党jの党旗である。Cimg9498メコン川にも国旗と党旗が林立している。この写真の右方向には、夜になれば「夜店=ナイトマーケット」が立ち並ぶ。Cimg9502国旗の「国威発揚」の効果は、こういった風景をみれば、外国人でも感じることができる。ラオスにとってみれば、メコン川の対岸のタイに対する示威であるようにも思われる。

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2015年1月23日 (金)

ラオス・ビエンチャン点描(5)

ラオスの朝。朝食の前に散歩した。この時期は爽やかな季節。写真下のアヌボン王は、メコン川対岸のタイに向けて、握手の右手を差し出しながら、剣から左手を離さない。Cimg9487朝はジョギングをしたり、写真下のような運動器具を利用する人々を見かける。ただしジョギングは、どちらかと言うと西洋人に多いように思われる。Cimg9579発展途上国と言われるラオスでも、このように健康志向は広がっている。高齢化社会の日本でも公共の場で、こういった器具や施設が普及・増加してもよいと思われる。Cimg9582日本では、児童向けの遊具が事故防止・危険ということで公園内で利用制限されているように思われるのだが、このような高齢者志向の公園設備の方向性をラオスにおいて気づかされた。こういった健康器具について日本の現状はどうなっているのか?

確か、このラオスの健康器具はタイの支援・提供でなかったかと思う。日本の場合、こういった器具が自治体に無償で提供され、そこに民間企業の広告宣伝すればよいのでは?と思いつくのだが、実現は可能か?

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2015年1月22日 (木)

日本ベトナム初めての合作映画「ベトナムの風に吹かれて」:不思議な斎藤洋介さん

今回の新潟ロケでは、ハノイの日本人向け居酒屋のマスター役・斎藤洋介さんとお話する機会があった。Cimg9683斎藤さんはハノイロケにも参加されたのだが、残念ながら私はお目にかかれなかった。失礼を顧みずに言えば、斎藤さんは不思議な俳優さんである。私の周辺の人々は名前だけでは本人をイメージできないのだが、だれでも顔を見たら知っていると言う。「有名人」というより「有顔人」である。

最近は東京中心のバライティ番組にも出演されていて若い人にも「顔」が売れておられる。「モアイ像」が縁で「チリ観光親善大使」にも就任されている。

テレビ関係でベトナムに数年前に仕事で行かれたことがあるそうだが、ホーチミン市とダナンまでの仕事で朝の6時に出発というようなハードな移動スケジュールだったそうである。今回の映画撮影のハノイ訪問で「ベトナム全部に行ったことになりました」と言われていた。

映画では「ベトナム情報通」という設定である。そうなると、この斎藤さんが演じるマスターの経歴がミステリアス。さらに斎藤さんのお人柄が滲み出る雰囲気と語り口は、ベトナム人の観客の間でも注目されると思う。何と言っても「チリ観光親善大使」が映画出演と言うだけで、肩書きや権威に弱いベトナム人は敬服するだろう。

この居酒屋の実在のモデルはハノイの「紀伊」と私は個人的に考えているが、あくまでも映画は創作。映画は映画独自の世界を作り上げる。それは実在しているようで実際にはありえない。この微妙な境界を移ろうところが映画の魅力であろう。この意味でも、本映画の中の斎藤さんは不思議な存在である。

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2015年1月21日 (水)

日本ベトナム初の合作映画「ベトナムの風に吹かれて」:松坂慶子さんクランクアップ

2012年から企画された日本ベトナム初めての合作映画「ベトナムの風に吹かれて」が1月21日で撮影が終了(クランクアップ)した。

1月20日に松坂慶子さん、1月21日に草村礼子さんですべての撮影が終了である。

以下では、松坂さんのクランクアップが報道されている。

http://www.hochi.co.jp/entertainment/20150120-OHT1T50236.html

大森一樹監督によれば、これから編集・音楽などの作業が待っているが、「ようやくここまで来た」。「老人介護という地味な映画かもしれないが、50歳代以上の人々の鑑賞に値する映画である」とも断言された。Cimg9708左から松坂慶子、奥田瑛二、草村礼子、トゥアン(ベトナムVOV編集局長・・・顔が隠れてる)、山口森広、斎藤洋介。皆さん、昨年11月30日のハノイの撮影開始から、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

 

 

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2015年1月20日 (火)

ラオス・ビエンチャン点描(4):幸せな犬たち

ラオスとベトナムを比較して、ラオスの犬たちは幸せである。何と言っても、ベトナム人のようにラオス人は犬肉を食べない。ラオスの犬たちは、それだけでも安心して暮らせる。生命の危険がない!!Cimg9578もっともラオスに永住するベトナム人は、他の登録外国人の中で最多であるから、犬にとってベトナム人に要注意である。その区別が犬にできるかどうか、これが生死を分ける・・・。もちろん念のために強調するが、ベトナム人の中でも愛犬家は多いし、犬肉を食べない人々も多数である。Cimg9541写真上は、散歩中に水を飲ませてもらっている。また写真下の夕方の散歩中の犬は、日本と変わらず、洋服を着ている。当然、ビエンチャン市内でも「汚れた野良犬」はいるのだが、全体として私はラオスの犬は幸せだと思う。

「動物愛護」の精神や運動の普及の程度は、その背景に人間の生活や人権に対する考え方を反映していると思われる。犬に優しい国は人間にも優しい。

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2015年1月19日 (月)

ラオス・ビエンチャン点描(3):お勧めのレストラン

かつてのナンプーの「噴水公園」は、いまやレストラン街に変貌している。その並びに私にとってビエンチャン定番のレストランがある。一人でも気楽に利用できて、ラオス料理を始め多国籍料理が何でも食べられる。もちろん「生ビール」がある。Cimg9495写真は、レストラン名「コプチャイ=ドゥー(ありがとう)」の風景である。長い歴史があり、15年ほど前には、このレストランに「爆弾」が投げ込まれた事件があった。今から思えば、まるで嘘のような話である。ちょっとピリ辛のラオスのソーセージと生ビールが最高のマッチング。Cimg9497部屋の中よりも、屋外のカウンターの席が良い。この時期のラオスの乾いた空気、そして心地よい鮮明な日光。外国人が点在して食事している。この独特の感覚の中で1人、いろいろ考えながらのビールが味がたまらん・・・。やっぱし、ええわラオス。

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2015年1月18日 (日)

ラオス・ビエンチャン点描(2):余談

カンボジアのプノンペン空港内の売店の風景。写真のようなクッキーを販売していた。Cimg9474ホーチミン市からプノンペン、ビエンチャンに向かう途中に「マダム=サチコ」となれば、ラオスの富永幸子さんを思い出してしまう。

ラオス・カンボジア・ベトナム3カ国は、かつてフランス語の植民地だったためにフランス語が今でも有効でしょうと言われるが、私の経験では、最もフランス語が通用しているのはラオスであると思う。

さらにラオスで意外と通用する外国語はベトナム語である。ビエンチャンでもベトナム人がラオス人と共存している。

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2015年1月17日 (土)

ラオス・ビエンチャン点描(1):ビールとコーラ

ラオスのビールと言えば、国家的な「地ビール」というべき「ラオスビール(=ビアラオ)」が圧倒的なシェアを占めている。Cimg9626写真は、ビアラオ・ゴールド。 通常のラオスビールと異なっている。ラオスビールは多品種化し、それによって外国ビールとの競争に対応しようとしている。なお、かなり前に「タイガービール」がラオスで製造販売を始めたと記憶しているが、今はどうなっているのであろうか。圧倒的なラオスビールの「ブランド力」である。

現在、ラオスに「コカコーラ」が進出して、市場を拡大しているようである。ラオスでは10年以上も前に「ペプシコーラ」が先行して進出し、100%に近い市場シェアをもっていた。ラオスにも本格的な市場競争の時代に突入した。

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2015年1月16日 (金)

ラオスはベストシーズン

2014年と2015年の年末年始を私はビエンチャンで過ごした。年末からのハノイは寒くて曇天。ダナンは雨模様。ホーチミン市は雑踏。これらの都市に比較して、ビエンチャンは静寂と晴天。ノンビリとした避寒地として、ラオスの首都ビエンチャンはお勧めである。Cimg9524写真はメコン川の夕陽。川向こうのタイ側に夕陽が沈む。乾期だから水量が減って、手前は陸地になっているが、雨季になると、雄大なメコン川が写真の下半分に広がる。

次回から、いくつかのビエンチャンの風景を写真で紹介する。

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2015年1月15日 (木)

ホーチミン市のおしゃれな喫茶店

ホーチミン市のドンコイ通りは、外国人向けのお土産屋さんやレストランが並ぶ便利な通りである。時間がある時は、この通りのドイツビールの店か、ボンセンホテル隣の生ビール店のいずれかで「ほろ酔い」を楽しんでいる。写真は、ドンコイ通りのLED電飾である。Cimg9409この通りに新しい喫茶店が開業した。その日の1階ではファッションショーが行われていた。正直、ベトナムとは思われない・・・。Cimg9353写真上の2階のベランダに注目である。ここで飲むハーブティーやビールは最高の雰囲気。その室内インテリアは80年代のベトナムを演出しているようである。最新のベトナムと郷愁のベトナムを融合させる。この店のオーナーは、なかなかのアイデアを持っている。Cimg9356_2テーブルがミシンになっている・・・美人モデルのファッションショーも魅力的・・・。この店、私のような「還暦」のおっさんでも楽しくなる。Cimg9363おそらく日本では、場違いで恥ずかしくて店に入れない。それがベトナムではOK。これがベトナムの魅力の一つとも言える。

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2015年1月14日 (水)

ホーチミン市の地下鉄工事:郊外の現状

日本各地で専門学校や大学を経営する「三幸学園」が、ホーチミン市に理容専門学校を設立しようとしている。この現地責任者である前田さんに案内してもらって、新しい教室を見学した。Cimg9344その校長室の部屋からホーチミン市地下鉄の橋桁が見える。サイゴン川の地下トンネルを通って地上に出て少しの位置である。この学校は駅から50mほどの位置にあり、現在は郊外の印象であるが、地下鉄開設後は絶好の立地と思われる。Cimg9342写真上のように高速道路に併走して地下鉄が走ることになる。三幸学園のみならず、すべての日本の学校法人は18歳人口の減少のために経営危機が当然視されている。それに対して、人口増加が見込まれる国々における「国際化戦略」が一つの対応策である。Cimg9349私見では、学校法人が積極的に外国に出て行くことで、その反作用として日本に留学生を呼び込む「仕組み」を作る。日本に留まっていて学校の魅力を向上させると唱えても、その効果は限定的である。縮小する市場における顧客(=学生)の奪い合いである。外国に出て魅力を外国人学生に直接伝えて、その延長上で外国人学生を日本に向かい入れる。こういった学校法人の戦略が求められている。

写真最後は、ホーチミン市の三幸学園の教員の皆さんと記念撮影した。私が持っているのは、前田さんに求められて「突破力」と私が書いた色紙である。私もそんな年齢になったのかと感慨深い。そもそも前田さんご自身が「突破力」をお持ちなのである。

そうは言っても、気をよくして日本に帰って毎日、揮毫を練習したりして・・・。もちろん冗談である。調子に乗ると自滅するのは世の常である。

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2015年1月13日 (火)

ホーチミン市の地下鉄工事:世界に日本をアピールする好機

昨年末のホーチミン市では、「グエン=フエ通り」の地下鉄工事の周囲の塀が取り払われていて、工事現場を見ることができた。Cimg9378現場は混沌としていたが、もう地下空間は完成しているのだろうか? いろいろ疑問があるのだが、おそらく専門家が見れば、どの段階の工事か判明するであろう。Cimg9375ホーチミン市内の中心での大工事であるから、ここは日本の存在感や技術水準を世界の観光客にアピールすることを考えたらどうか? 工事現場の見学ツアーや説明要員を常駐させればよい。また、少なくとも完成予想の案内図を配布する。Cimg9376世界の観光客に実際に迷惑をかけて注目されているのだから、それを逆手に取って、日本をアピールする好機とする。ホーチミン市に来た世界の人々は、日本のODAによる地下鉄建設工事を記憶に残し、完成を楽しみにしてくれる。こういった工夫が検討されても良い。それが日本に対する好感を醸成することになる。

世界に向けた広報宣伝の感覚や発想は、東南アジアの国際都市ホーチミン市であるからこそ発揮されるべきである。


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2015年1月12日 (月)

ダナンのプールバー

2013年のダナン滞在中に時間があると、以下のプールバー(=ビリアード場)で私は1人でローテーションをしていた。Cimg9268今回は、ちょっと覗いただけであったが、なかなかベトナム人の若者は上手である。「うまいやんか?」「おまえ日本人か?」・・・といった会話をするのが楽しい。Cimg9270ダナンだけでもプールバーが、もう1か所ある。ベトナム人はビリヤード好きである。それに比べて日本人の人気はもう一つなのかもしれないが、日本とベトナムのビリヤードでの若者交流ができる可能性もある。何かの行事における選択肢の中に入れておいてもよいと思う。

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2015年1月11日 (日)

ダナン大学における日本と英国の施設

ダナン大学本部棟の中には写真のような日本の施設が入居している。写真下は横浜国立大学。「ダナンキャンパス」となっており、両大学の学生・研究交流が進む拠点となるのであろう。Cimg9297その同じ階には写真下の留学生支援のセンターがある。これは岡山に本拠があると聞いている。このように日本の立派な事務所が設置されているが、実は、この建物自体が英国政府の支援を受けているのである。Cimg9295写真下を見れば、英国政府の管轄の中に上記の日本の組織が入居しているようにも思える。要するに、どれだけ多額の資金を提供するかという問題である。Cimg9272英国政府が、ベトナムそしてダナン大学に対してどのような基本方針をもっているのか興味深い。また別の情報源からは、ベトナムの金融資本市場の投資に英国が注目しているとも聞いた。英国と中国の大型投資プロジェクトの計画が発表されていたが、それが波及するように英国はベトナムにも関心を示していると想像される。Cimg9277写真上、9階がすべて英国の施設となっており、「研究訓練センター」として機能することになっている。

なお、私がシニアコーディネーターとなっているダナン大学「日本センター」は、ダナン大学内の主に理工系学部生に対する「日本語補習校」としての役割を果たしている。現在まで2クラスで運営されている。特に上記の写真のような専用の部屋はないが、実際に講義が続けられており、本年3月に1年間コースの修了式が開催される予定である。同大学国際協力部の直轄組織である。

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2015年1月10日 (土)

ダナン工科大学の土木建設学科の学生たち

ダナン工科大学の土木・建設を勉強している4年生の学生4名と面談した。同大学は5年制だから、卒業は2016年6月である。写真は、彼らに加えて3年間の短期工科大学の学生も含まれている。Cimg9289同大学は新潟県の長岡技術科学大学と提携していて、彼らは日本語を勉強して2年が経過している。日本語能力は、N4~N3。日本語に関心をもった理由は、マンガ・アニメという回答が複数あった。マンガ・アニメは日本語の普及に重要な役割を果たしている。

私は、日本語のN2を目標にして勉強すれば、卒業後は大学院の進学や日系企業の就職でも可能になる。専門科目と同時に、ぜひ日本語も同時に勉強するようにと激励した。また、日系企業も、大企業・中小企業それぞれの長所と短所があり、自分の将来の夢に合致した企業を志望すればよいと指摘した。Cimg9303_2ダナン大学から徒歩5分ほどの焼き肉店である。学生と一緒に食事して会話が弾む。教員としては嬉しい時間である。学生は世界共通と実感できる。

いわゆる日本企業の技術はOJTで一般に習得されるように、「形式知」よりも「暗黙知」に属する。この「暗黙知」を学ぶには日本で5年間は頑張らないと・・・という話しもした。

もちろん「形式知」や「暗黙知」などの難しい用語は使用しない。「自転車の乗り方」は本で勉強できないでしょう。実際にやってみて勉強する。日本の技術もそれと同じだ・・・という説明をした。果たして彼らに理解できたかどうか? たぶん大丈夫と思うのだが・・・? 彼らの今後の成長を継続して応援したいと思う。

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2015年1月 9日 (金)

映画「ベトナムの風に吹かれて」:ベトナムのTVで紹介

映画「ベトナムの風に吹かれて」の原作者、ハノイ在住の小松みゆきさんから、ベトナム国営テレビ局・VTV4の日本語放送で、ハノイ映画撮影の現場が紹介されていると教えて頂いた。

参照 http://vtv4.vn/videodetail/13724

上記は約30分間の日本語の番組であるが、映画撮影の放送は16分50秒くらいから約9分間である。小松さんもインタビューに答えておられる。Cimg9126写真は、上記のテレビ報道でも紹介されている奥田瑛二さんと吉川晃司さんのツーショット。奥田さんは、わざわざ服をヨレヨレにしてベトナムでの生活感を出すように役作りされていた。吉川さんは、この撮影の数時間前に成田からハノイに到着されたばかりであった。

「映画公開が待望される」と言うのは簡単であるが、その前に新潟ロケが待っている。その後に編集や音楽がある。公開までの道のりは、製作の立場から見れば、もう遠くはないが気楽でもない。

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2015年1月 8日 (木)

ダナン近況:全天候のアーケード街の建設は?

ベトナム中部ダナンは雨であった。観光地としてのダナンの弱点は、雨季や台風である。そこで「雨季のダナン」を楽しむ工夫はないか。

ダナンの「チャンフー通り」を自動車通行止めにして、全天候のアーケード街にする。これは、日本の商店街では普通に見られる。たとえば大阪の「天神橋筋商店街」が技術指導すればどうか?

ダナン近郊の観光地バーナーも山頂には全天候の遊園地となっている。このアイデア、少し本気で考えられないか?もちろん海岸沿いの5☆リゾートホテルでは、ホテルの滞在だけで十分に楽しめると思われる。

なお、ダナンは「人気上昇中の観光地・世界トップ10」および「人気上昇中の観光地・アジアトップ10」の第1位に選ばれている。
参照 http://www.viet-jo.com/news/statistics/141205054657.html

 <世界トップ10>
◇1位:ダナン市(ベトナム)
◇2位:シアヌークビル(カンボジア)
◇3位:リマソル(キプロス)
◇4位:アオナン(タイ)
◇5位:ボドルム(トルコ)
◇6位:那覇市(日本)
◇7位:フルガダ(エジプト)
◇8位:カザン(ロシア)
◇9位:マナウス(ブラジル)
◇10位:エイラト(イスラエル)

 <アジアトップ10>
◇1位:ダナン市(ベトナム)
◇2位:シアヌークビル(カンボジア)
◇3位:アオナン(タイ)
◇4位:那覇市(日本)
◇5位:マレ(モルディブ)
◇6位:バクー(アゼルバイジャン)
◇7位:レー(インド)
◇8位:キャンディ(スリランカ)
◇9位:イェレヴァン(アルメニア)
◇10位:リシケシ(インド)

ここで私がダナンの次に注目したいのは、第2位にカンボジアのシハヌークビルが選出されていることである。私は、本ブログでも紹介したが、シハヌークビルを大いに気に入っている。3回ほど行って、1回は現地滞在した。もちろん唯一日本でランキング入りしている沖縄・那覇市も頑張ってほしい。それ以外の都市名は私にとっては未知である。

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2015年1月 7日 (水)

テレビ特集番組『大使閣下の料理人』を見る

私は、もう10年以上も前にマンガ『大使閣下の料理人』(西村ミツル、講談社)を原作で読んだが、これは映画になりそうだと思った。「なりそうだ」と思っても、その実現の手段がない。

その後、2012年4月から私のラジオ番組『上田義朗のベトナム元気』が始まって、広告代理店・大毎広告の皆さんにお世話になるようになった。そこでベトナムの新たな企画を雑談している中で、この『大使閣下の料理人』と『越後のBaちゃんベトナムに行く』(小松みゆき著、2B企画)の映画化を提案し、両方の原作を手渡した。その後・・・。

前者は、新春ドラマスペシャル(フジテレビ)としてテレビで放映(1月3日)され、後者は既報の通り、大森一樹監督・松坂慶子主演『ベトナムの風に吹かれて』として映画化され、本年中に公開される。

この両者が偶然にも本年・・・私の年(還暦)に映像化される。単なる偶然ではない何か必然を感じないこともない。

このテレビ番組(http://www.fujitv.co.jp/taishikakka/)を見たが、全体としてストーリーは面白く、続編も期待したい。そもそも原作が面白いのだから当然である。しかし、ハノイで映画撮影の現場を見てきた後の感想としては、???である。

?1:アオザイの着こなしは、もっと厳格にしてほしい。比較すると申し分けないが、映画主演の松坂慶子さんはパリッとした本格的な着こなしである。

?2:ベトナム側の外務大臣など政府高官は実際、もっと重厚な雰囲気の人々である。何か違和感がある。他方、日本の外務省の「内部事情」が描かれているが、もっと職員の能力は高いし、ベトナム大使公邸の部屋や庭園は広い。

?3:料理が中心であるが、お酒類はどうなっているのだろうか。シャンペン・ワイン・ビール・日本酒などの演出があって現実味が増えると思うのだが・・・。

?4:日本で撮影したと思われるが、バイク移動時の明らかに分かる合成映像はいただけない。ベトナムの空気感(雑踏、熱気、ハノイの高湿度・・・)が伝わってこない。

?5:この番組、ベトナム人の意見を聞きたい。2013年にTBSテレビが日本ベトナム国交40周年記念として『パートナー』(http://www.tbs.co.jp/partner_tbs/highlight/)を製作・放映したが、それを見たベトナム人の反応は様々であった。果たして、今回は?

総じて、やはりテレビ番組と映画は「手間暇」そして「お金」のかけ方が違う。映画の真価を改めて実感させられた。

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2015年1月 6日 (火)

ラオスに対しては日本が最大のODA供与国である

昨日のブログで紹介した「カンボジア=デイリー」紙と同じ大晦日の「ビエンチャン=タイムズ」には、「ラオスに対して日本は依然としてODA最大の供給国である」という見出しのトップ記事が掲載されている。

以下では、その記事を抜粋・紹介してみる。参照:Vientiane Times, December 31, 2014

ラオス計画投資省のブンタヴィ=シスフォントン副大臣によれば、ラオスに対する日本のODAは外国供与国の中で再び首位である。毎年約1億ドル(=120億円)を提供している。

日本は、支援供与国の中でスウェーデンが退いて以来、長年に渡って首位を維持している。日本の支援の中心は、道路や灌漑施設などのインフラ建設である。

日本が資金提供した主要なプロジェクトは、多目的国際会議訓練センター7億1,900万円、パクセーメコン橋454億4,000万円、ワッタイ国際空港拡張工事90億円、国道9号線改修32億円などである。

日本の支援は次のような分野に及んでいる。健康・教育・電気・気候調査・不発弾除去・給水・都市管理開発・クリーン農業・クリーンエネルギー・スポーツ。

副大臣によれば、ラオス政府は、近年に増加している非常に有益な支援と援助プロジェクトを評価しており、日本の企業もラオスにおける影響力を拡大している。

12月にラオスで開催された81歳の天皇誕生日の祝宴で発表された資料によれば、ラオス進出の日系企業数は、この2年半で2倍となり、120件を超えた。これらの企業の多数は輸出志向の製造業であり、雇用と労働力の能力形成を通して地元経済に貢献している。これらのビジネスの拡大に応じて日本のODAプロジェクトも継続している。

:昨日、カンボジアの最大の支援国が中国と指摘したが、ラオスでは日本となっている。しかし日本は公式のODAであるが、中国は非公式の支援を多額に実施していると思われる。ベトナムやラオスの報道機関は一般に、取材対象に迎合的な記事を書くので注意が必要である。いずれにせよ、中国の経済的な影響力がカンボジアのみならず、ラオスでも拡大していることはラオスに滞在してみれば実感できることである。

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2015年1月 5日 (月)

カンボジアに対して中国が最大の支援国になる

ホーチミン市からビエンチャンにベトナム航空で移動する場合、プノンペン空港内で30分ほどのトランジットの時間がある。

プノンペン国際空港の規模は小さいが、なかなか免税店が充実し、おしゃれな感じの商品が並んでいる。注:ビエンチャンのワッタイ国際空港よりも充実している・・・。

ここに大きな書店(Monument Books)があり、ここでカンボジア・アセアン関係の雑誌や新聞を買うことができる。以下、The CAMBODIA DAILY, December 31, 2014, p.5 の記事を紹介する。

12月30日に中国とカンボジアは、カンボジアに対する中国による1億4,400万ドルの無
償または無利子援助
の供与を発表した。2013年に発足した「カンボジア中国政府間調整委員会」の第2回会議での合意である。

この金額、1ドル=120円として172億8千万円である。参考までに、2012年に当時の野田首相がメコン流域5カ国(カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム・タイ)に3年間で6,000億円のインフラ整備の援助を約束した。ただし今回の中国はカンボジア1カ国だけに供与する。

カンボジアのナムホン外務大臣は次のように述べている。
1.中国は今やカンボジア最大の外国資金供給国である。
2.この支援は過去最大であり、私の知る限り、他国と比較して中国は最大の支援国である。
3.「カンボジア中国政府間調整委員会」の中国側の共同委員長であり、中国全国人民代表大会のYang Jiechi 議員と私(=ナムホン外務大臣)は、従来のすべての年月のカンボジアと中国の活動のすべてを二重に検査し、それらがすべて成功している。

中国のYang Jiechi 議員は、2007年~2013年mで中国の外務大臣であり、現在も最高の外交官である。彼は次のように述べている。
1.アセアン地域におけるカンボジアの立場は、同国を重要な戦略的パートナーにしました。
2.カンボジアはアセアンの非常に積極的なメンバー国であり、アセアンと中国の関係を改善するために役立っています。
3.なぜなら両国は良好で真の友人であり、そのことが、あらゆる分野で中国からの支援をカンボジアが受ける理由です。
4.中国は、カンボジアに対して可能な限り大量の支援を供与するでしょう。

アナリストによれば、中国というアジアの超大国が、アセアン地域における友好国を確保しようとしているので、こういった支援が戦略的に必要である。なお昨年12月初旬、中国企業とカンボジア企業の6組が、15億ドル(同上、1,800億円)以上の商談をまとめた。

以上、中国の「アセアン浸透作戦」は、カンボジアが焦点になっていることが、生々しく具体的に理解できる。

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2015年1月 4日 (日)

ベトナムの「課税」に吹かれて

表題はベトナムの「風」と「課税」を掛けているのだが、その「ココロ」は、ベトナムの税制が「風に吹かれる」ように曖昧なことである。

私見では、ベトナムにおける課税の厳正化が必要である。国家財政が潤沢でないベトナム政府にとって、厳格な課税は不可避の課題である。

まず外国人にとって不可解なベトナムの制度は、いわゆる公式と非公式の領収書の存在である。この領収書の取り扱い実務は経験を積めば理解できるが、その本質的な問題点と改善点がベトナムで議論されてもよい。

外国人が公式の領収書をもらうと、付加価値税を10%課税されるが、それを空港で申請すれば、税金が戻ってくる。私は、このように理解していて、それを実験してみようと思うのだが、その機会がない。また現状、外国人がもらう領収書は非公式の領収書である。

こういった問題点を整理して、透明性のある課税制度の導入がベトナムで求められる。新たな経済発展の段階に入るための通過点と認識されるべきであろう。

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2015年1月 3日 (土)

ハノイの日本料理店「紀伊」:「ベトナムの風に吹かれて」

ハノイで馴染みの店「紀伊」の入り口の風景である。合作映画「ベトナムの風に吹かれて」の記事(『スポーツ報知』2014年12月14日)が紹介されている。少なくともハノイの日本料理店では、すべて広報できればと思う。Cimg9252この新聞のコピーが「風に吹かれて」ヒラヒラするという掲示の演出は、意図的なのか偶然なのか。意図的とすれば、なかなかの深慮である。

もっとも本映画は合作映画だから、ベトナムの著作権は契約に従えば、ベトナム側にある。そうなると、これらベトナムでの映画宣伝も本来はベトナム側の映画製作会社が責任をもつべきなのかもしれない。

こういった点、さらにベトナム製作会社と相談する必要がある。いろいろ問題が残されているのだが、日本とベトナムの映画人としての共通点があれば、何ら深刻な問題ではない。映画好き、映画を製作する・・・こういう人間の気質は世界共通である。

映画に対する、より一般に言えば、どんなことに対しても「情熱」があれば、どのような障害も突破できる。これまでの私の経験である。

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2015年1月 2日 (金)

ベトナムの査証(VISA)免除が継続

昨年末、日本人のベトナム入国の15日以内の査証(ビザ)免除が、本年1月1日から毎月1回だけとなり、それ以上の訪問には査証取得が必要と本ブログで紹介した。しかし、この査証免除が本年も継続されることになった。

この免除廃止の背景は、査証なしで何度も近隣国に出国してベトナムで働く外国人の事例が多くなったためである。私は、これは主に中国人対策と考えていたが、ホーチミン市の日本人の中でも、査証なしで入国し、カンボジアに2週間に1日だけ出国して、再度ベトナムに入国するという事例があると聞こえた。

それはともかく、この免除中断には観光業者からの反対意見が強く、The Saigon Times Daily, December 31, 2014 によれば、以下の7カ国は査証免除が継続されるそうである。

日本、韓国、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、ロシア。

これらに北欧の国々が含まれているのは、今後の観光客の誘致が期待できるからである。

さらに昨年から次の9カ国の査証免除も検討されている。フランス、ドイツ、英国、スペイン、イタリア、オーストラリア、ニュージーランド、インド、カナダ。今後の観光客の増加が期待される国々である。

私は1月にビエンチャンからハノイ経由で日本に帰るが、トランジットであってもベトナム入国ということになり、1月に再度ベトナム訪問の場合は、査証申請が必要になるはずだと思っていた。それが今まで通りに査証不要なのだから、私にとっては大歓迎の政府決定である。

注意 このような報道が事実であったとしても、空港の査証検査でトラブルがないとは限らない。「そんなこと聞いてない」という場合が多々あるからである。

もっとも日本のパスポートの「査証なし」はこれまで周知となっているから、それが延長になったからと言っても、今まで通りということで混乱はないだろうと予想される。なお実際に査証免除がなくなれば、1ヶ月以内に1回だけベトナム訪問していることを確認するために、検査窓口では今まで以上に長い行列ができるかもしれない。こういった心配はないのだろうか?

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2015年1月 1日 (木)

謹賀新年

謹賀新年

昨年は、新たな人々との出会いがありました。当然、大学で新しい学生との出会いが毎年あるのですが、映画製作の関係で松坂慶子さん・草村礼子さん・奥田瑛二さん・吉川晃司さん・藤江れいなさんといった「別世界」の人々とお話できたことが刺激的であり、また勉強になりました。

それと同時に、映画製作の醍醐味を実感できました。その完成まで1月半ばからの新潟ロケ、そして編集・音楽などの仕事が残されていますが、何とか「突破」したいと思います。人間、諦めたら終わりですから・・・。

今年のベトナムは、ベトナム(アメリカ)戦争終結、南北統一40周年。また独立宣言70周年です。ホーチミン市の年末のLED電飾では、以下の光景が印象的でした。Cimg9385_4ベトナムと日本の関係では、経済から安全保障さらに文化・芸術・スポーツの交流という新たな時代に入ったと思います。前述した日本ベトナム初の合作映画「ベトナムの風に吹かれて」が、その記念碑的な作品になることを私は祈念しています。

なお、私は今年「還暦」の年齢になります。新たな気分で新しい仕事に挑戦したいと思います。皆さまのますますのご支援をよろしくお願い申し上げます。

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