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2014年12月 8日 (月)

日本ベトナム初の合作映画「ベトナムの風に吹かれて」(10):ベトナム人俳優の「味わい」

本映画の大森一樹監督は、ベトナム人俳優について次のようにコメントされた。Cimg9092「ベトナムには、かつての日本映画の「三木のり平」(筆者注:同様の俳優に「左卜全」など)のような味わいのある俳優がいる。ベトナムは面白い・・・」。

北部出身のベトナム人で60歳の年配者は、米軍による北ベトナム爆撃開始時(1965年)には10歳である。この年代は爆撃の記憶が残っているし、郊外の村に疎開した経験もあるだろう。それ以上の年齢になると従軍している。

ベトナム戦争における過大で悲惨な戦争犠牲は、ベトナム人にとって余人には計り知れない精神的・心理的な傷跡というか残留物というか・・・を残していると思われる。

こういった世代の人々が、今日の平和なベトナムで俳優として本映画に参加している。深い味わいのある演技は当然なのかもしれない。

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