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2014年8月11日 (月)

ベトナムに関する質疑応答(6-1)

質問:ベトナムも中国も「共産主義国」ですが、日本に対してベトナムは友好的で、必ずしも中国はそうでない。それはなぜですか?

回答:そもそも問題自体が不適当です。「共産主義国」が資本主義国の日本に敵対するという前提に立った質問になっていますが、その前提は固定観念や先入観です。少なくともベトナムや中国はWTO加盟国であり、世界経済の中で日本や米国と同じ立場です。

中国では「拝金主義」が蔓延していると言いますが、それこそ資本主義の基本原則ではないでしょうか。このように考えると、「○○主義」ではベトナムと中国の相違は説明できません。

それでは、その理由は何でしょうか。いくつかの仮説が考えられます。簡単に唯一の正解がありません。ただし、テレビ愛知の『激論コロシアム』に出演して中国人の発言者から聞いた初めての見解がありました。それを最初に紹介します。

1.20年か30年前の中国人は、日本人を尊敬していたし、日本に感謝していた。しかし経済が発展し、中国人に自信や余裕が出てくると、日本人や日本に対して批判が出る。同様にベトナムも、今は日本と友好的であるが、経済発展すれば、ベトナムやベトナム人も日本に反感を持つようになる。

この主張の是非は、今後のベトナム人の思想や行動に依存します。経済的な余裕が出てくると、人間は傲慢になったり、不遜になったりすることがあります。普通は自省または自制をして、成熟した社会に向かうのだと思います。果たして今後のベトナムはどうか。それと当時に日本はどうか。そして現在の中国は?さまざまな現象や意見があり、単純に回答できないのが現状です。

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