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2014年7月15日 (火)

ラオスの国会議員:面白い話題(6)

では、ラオスの国会議員が、どのような質問をしているのであろうか。このような資料は初見であり、山田氏の真摯な研究姿勢に驚嘆させられる。その徹底性や詳細な実証性は類を見ないのではないか。以下で、その一部を列挙・紹介する。

表1(57~61頁)では、第6期国会(2006年~2010年)における議員の氏名・選挙区・役職のみならず、地方推薦か中央推薦かの区別、現職と新人の区別、そして質問事項では、選挙区の問題か国家全体の問題かによって区分され、その要点が記載されている。

たとえば、ボンサリー県選出の新人のウーサワン議員は、青年ビジネス協会会長であり、中央からの推薦である。選挙区の問題として「公務員の待遇改善と、地方教師の給与問題について」、また国家全体の問題として「商業銀行への国内企業の参入を促進するための資本登録額の引き下げについて」質問している(57頁)。

このほかの質問の内容を概観すれば、上記のように国民生活の向上や経済政策や行政改革などについて、国会議員として当然の質問をしている。

日本から見て、選挙制度に問題はあるにせよ、ラオス国会は立派に機能しているとみなされる。

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