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2014年7月27日 (日)

ベトナムに関する質疑応答(1)

ベトナム人は勤勉か?

特に勤勉とも思わないし、特に怠け者とも思わない。こういった「意識」を規定するのは、第1に経済状況であろう。いわゆる「ハングリー精神」があれば、人間は勤勉になるものである。

第2の規定要因は、人間の心理的な状況である。「自己実現」や「名誉」・「理念」のためには自発的に勤勉になる。この場合、経済的(より具体的には金銭的)なインセンティブは必ずしも機能しない。

ベトナム人の場合、第1の規定要因と第2の規定要因が混在している。ある時は「お金が欲しい」が、ある時には「人生はお金だけではない」。このような混在は、日本でも同じではないか。

以上、勤勉に働かせるためには、多様なインセンティブが考慮されなければならない。「ベトナム人は勤勉だ」という予断・先入観は捨て去るべきである。

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