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2014年6月 7日 (土)

ベトナムでは「南シナ海」を「東海」と呼ぶ

日本ベトナム友好協会大阪府連合会が主催するベトナムのセミナーが、6月6日(金)午後6時30分から以下のように大阪で開催された。

・講演者:古田元夫・東京大学教授(日本ベトナム友好協会会長)

・講演テーマ:ベトナムの内外情勢と東海(南シナ海)問題

古田先生の著書は何冊か読んだこともあり、また何度かハノイの空港で偶然にお目にかかったことがある。しかし、こういった講演をお聞きするのは初めてである。なお、松坂慶子さんのハノイ訪問でお世話になったタム先生は、古田先生のお弟子さんでもある。

古田先生は、現在のベトナム中国紛争の理解について、豊富で有益な情報や知見を開示された。それについては適時、本ブログでも紹介したいと思う。ここでは最初に、初歩的な言葉の問題について検討する。

一般の呼称である「南シナ海」をベトナムでは「東海」と呼ぶ。確かに、今回のハノイ訪問でも、ベトナム人の友人は「東海」と強調して呼んでいた。

しかし日本で「東海」というと一般に誤解が生じる。(1)日本の東海地方と誤解される。(2)日本人にとって「東海」が南シナ海とは認識されにくい。古田先生は、この2点を指摘されていたが、次の問題もありうる。(3)日本海を韓国が「東海」と呼ぶ日韓問題と混同される懸念がある。

ベトナムと韓国が共同して「東海」という呼称を使用するように国際社会に共同戦線で要求する・・・。歴史背景や事情が異なり、実際にありえないことだが、これは「悪夢」だ。やはり無難な「南シナ海」の呼称がよい。ただし特にベトナム人に対して私は「東海」(東の海)を使用することにしたい。

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