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2014年6月 9日 (月)

ズン首相:中国の「隷属に甘んずることはない」

ベトナムのズン首相はフィリピンを訪問し、ベトナム側からの軍事力行使の可能性を否定しているが、「主権は神聖であり、いつ訪れるかわからない平和・友好のために今は隷属に甘んずることはない」と明言した(6月6日講演会、古田元夫氏・東京大学教授)。

ベトナム側からの軍事行動を否定しながら、中国に隷属しないということは、大多数の国民の反戦と愛国心の気持ちを代表するものであると思われる。

ズン首相のフィリピン訪問は「世界経済フォーラム東アジア会議」の出席が目的であったが、ここで次のようにも述べている。「中国は我々の正当な要求に応えないばかりか、ベトナムを中傷、批判する一方です。彼らは海域での威嚇行為をエスカレートさせています」(『日経ビジネス』2014年6月9日、25頁)。

これらは、ベトナムが排他的経済水域であると主張している東海(南シナ海)において、中国が一方的に石油探索施設を建設したことに対する言論での反撃である。

ベトナム南部の「反中デモ」が暴徒化し、残念ながら死者が出たが、少なくとも今後、ベトナムは軍事的な先制攻撃はしないと明言している。これに対する中国の対応が注目される。

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