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2014年6月28日 (土)

バラバラの指10本を拳にして戦う

ようやく昨夜、ラオスMBAコースの夜間講義が終わった。その中で次のメッセージを思いついた。

10本の指を拳にすれば世界と戦える。

「10本の指」とは、ASEAN(アセアン)10カ国である。また、「拳(コブシ)」とは、統合・団結・結合性を強化することである。「世界と戦える」とは、軍事戦争をするわけではなく、世界の中で十分な国際競争力を保持できることを意味する。

ただし、ベトナムやフィリピンがASEANの加盟国であることは、東海(中国では南シナ海)の領土紛争における中国の本格的な軍事行動の抑止力の一部となっている。

ベトナムを敵にすることは、ASEAN全体を敵にする

ただし、このことは「拳にすれば」という条件が付いている。それぞれの指がバラバラなら、それは「十分な力」にはならない。

ここで、さらに考えれば、拳は戦う目的だけであるが、各指がバラバラの方がより多様な仕事ができる。たとえば「小指」には「小指」の役割がある。ゴルフや剣道のクラブや竹刀のグリップの要点は「小指」だと教わったことがある。

ある場合、それぞれの指がバラバラになって、それぞれが補完し合って繊細な作業を器用に遂行できる。ある場合には、それぞれの指が拳になって苦境や困難と戦うことができる。このような臨機応変の柔軟性がASEANの魅力だと思う。換言すれば、欧州におけるEUと違ったアジア的な特徴である。

ASEANそしてAEC(アセアン経済共同体)のイメージについて、以上は私の提言である。

なお、この「バラバラの指を拳にする」という原典は、『スパルタカスⅡ(SPARTACUS: VENGEANCE)』(DVD・ブルーレイ)の第Ⅴ巻に出てくるセリフである。

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