ベトナム・ハノイ訪問(6):松坂慶子さん映画記者発表
6月3日午後3時30分から、松坂慶子主演の日本ベトナム合作映画「ラストライフをベトナムで」(仮題)、原作「越後のBaちゃんベトナムへ行く」の記者発表を行った。ベトナム人記者が20名、日本人記者も10名ほど集まった。これについては、すでに日本のインターネット上で報道されている。この量と速度は、さすがに大女優・松坂慶子である。
(参照)松坂慶子 ベトナム 検索
松坂さんは、昨年の日本ベトナム国交回復40周年、そして来年2015年のベトナム南北統一40周年の今年、この映画が製作されることに意義があると述べられた。これに加えて私見では、ベトナムと中国の関係悪化している今こそ、日本とベトナムの同じ人間としての交流を描くことが、さらなる日本とベトナムの友好を促進することになる。写真左から、岡田裕プロデューサー、大森一樹監督、主演・松坂慶子、タットビン監督。
タットビン監督は、故・カトリーヌ=ドヌーブ主演の「インドシナ」をベトナム側で製作協力した経験をもち、ベトナムで著名な監督である。彼は、日本人の書いたシナリオであるが、ベトナム人を非常によく描けている作品だと説明した。それについて記者から具体的には何かという質問には「秘密」と答えた。また松坂慶子さんに監督は「バイクに乗ること」を宿題として指摘した。これに松坂さんは「今は、ベトナム語はシンチャオとカンモンの2つしか知らないが、ベトナム語の台詞の勉強も宿題です」と答えられた。大森一樹監督は、ここまで来たら「もう後には引けないが、ベトナムと介護のキーワードの映画で成功しないわけがない・・・」と個人的に私に言われた。
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