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2014年6月11日 (水)

ベトナム人は意気軒高

『日経ビジネス』(2014年6月9日)「反中暴動に見るベトナムの憂鬱」(108~111頁)は、英文紙FINANCIALTRIMESの記事を紹介している。

「ベトナムについての権威であるオーストラリアのカール・セアー氏」は次のように述べている。

ベトナム人はそれほど親中ではないが、「隣の大国は、こちらが相手に対してできないことをこちらに対してすることができる。そんな大国を敵に回してどうするのか」と彼らは言う。「中国が挑発をエスカレートさせたら、ベトナム政府はどう苦境を切り抜けられるというのか」。

これが政府の統一見解であったとしたら、その弱腰に対してベトナム国民は怒り心頭であろう。今回のハノイ訪問で面談した女子大学生ですら「戦争になったら中国と戦う」と言っている。

セアー氏が情報源とするベトナム人と、私のそれとは階層や立場が違っているように思われる。確かに中国と戦争になれば、ベトナムから逃げ出すというベトナム人もいるが、それは富裕層または外国に人脈のある一部の人々に限られている。

ほとんどのベトナム人は、特に若者は幼少の頃からの教育の成果でもあるが、高い愛国心を保持している。ベトナム人は意気軒高。「中国は怖くない」(ビンディン省ロック知事)である。

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