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2014年6月12日 (木)

ベトナム政府内の「親中派」:ロビイストの活動?

すでに紹介した『日経ビジネス』(2014年6月9日、111頁)では、「政府内に対中政策を巡る対立があると指摘する」。「中国政府に親近感を抱く勢力」もあり、「電力などの輸入で中国に依存している以上、中国に配慮するしかないと考える人々もいる」。

ベトナム政府内の「親中派」は、いわゆる中国ロビイストの影響を受けた人々と考えればよいかもしれない。「ロビイスト」は米国で普通に存在している。

ズン首相の就任時、ズン氏は中国留学経験者だから「親中派」である。日本との関係が疎遠になるという指摘があった。しかし実際、それは杞憂に終わっている。

また、私の親しいベトナム人は5年間の中国留学経験があり、「知中派」(中国を熟知している)であるが、「親中派」ではない。中国を冷静に分析する立場である。

このように中国留学組が、冒頭の「中国政府に親近感を抱く勢力」と完全に一致しない。それなら中国からの「ロビー活動」が存在しているのではないかと私は考えている。

日本も、こういったロビイスト活動が必要ではないか。いわば公式の外交活動を補完したり、政府から独立・自立した活動の活発化である。これは既存の各種友好団体の活動とは少し違うような気がする。この問題の検討と実践も日本とベトナムの政治経済関係の促進にとって有益であろう。

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