« ハノイのサクラホテル:展望大浴場 | トップページ | ダナンの「ジュリアナ」? »

2014年5月19日 (月)

南シナ海におけるベトナム中国の領土紛争(3):ベトナム人の愛国心

中国政府が、中国人のベトナムからの引き揚げやベトナム訪問自粛を指示している。

このような人的交流の停止によって最初にベトナム観光業が打撃を受ける。また中国系工場の操業に悪影響を及ぼすであろう。ベトナム政府が中国との関係修復のために妥協すれば、石油採掘施設は既成事実となり、それを中国は宣伝する。

ベトナム政府が妥協しなければ、次は「経済制裁」という対応を中国政府は考えるのではないか。こういった中国との関係悪化に対して、ベトナム政府がどう対処するのか?

ベトナム政府は、愛国心に訴えて国民に忍耐と自制を求めながら、アセアン諸国や日本・欧米諸国に対して支援・協力を要請することになるであろう。その外交手腕が問われると同時に、ベトナム国民の愛国心が試される。さらに日本政府にとっても中国との領土紛争は「対岸の火事」ではなく、今後の対応が注目される。

ベトナムと中国の仲介役を日本が担うことも可能であるが、現在の日中関係では期待薄である。そなるとベトナムにとって日本は、軍事的には米国ほどに頼りにならず、外交的にも現在は無力ということになる。残された日本の役割は、経済的な支援ということであろうか。それでは一般の国民レベルで何ができるか? 当面、ベトナム観光に行く。大歓迎されるであろう。

|

« ハノイのサクラホテル:展望大浴場 | トップページ | ダナンの「ジュリアナ」? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/7888/56242976

この記事へのトラックバック一覧です: 南シナ海におけるベトナム中国の領土紛争(3):ベトナム人の愛国心:

« ハノイのサクラホテル:展望大浴場 | トップページ | ダナンの「ジュリアナ」? »