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2014年3月11日 (火)

高橋敦史『ベトナムでロングステイ』イカロス出版(3)

同書では、ホーチミン市で3家族、ハノイ2家族の体験談が紹介されている。また、それぞれの「家計簿」が公開されている。一般的な情報は多々あるが、こういった具体的な数字が非常に参考になる。

それぞれの生活費(=家賃+水道光熱費+食費+その他:交通費・通信費)の合計は次の通りである。ホーチミン市:①2000~2500ドル、②10万5千円、③6万5千円。ハノイ:①10万円、②9万円。

ホーチミン市の①2000~2500ドルが突出しているが、これには2人のお子さんの教育費(1060ドル)が含まれている。それを考えれば、総じて2人が毎月10万円で生活できることになる。

ベトナムにしては意外と「高い」と思われるかもしれないが、生活水準の「余裕」はベトナムが日本よりも高い。それは同書を読んでいただければ理解できる。

ここで通常心配なことは医療費であるが、高額であるとしても、高度医療がホーチミン市やハノイでは次第に受けることができる。改善・進歩があっても後退はない。また日本で高度の医療・保険制度が完備しているとは言うものの、それを実際に十分に活用している人は少数であるように思われる。

おそらく各種制度を考えれば、ベトナムよりも生活しやすい国はあると思われるが、ベトナムの魅力は良好で親密な人間関係であろう。これも同書で具体的に理解できる。

以上、ベトナムに限らずどこの国でもよいが、ロングステイの魅力は、外国人であることの「気楽さ」を持ちながら、外国人であるがために現地の人々とより親密な人間関係をもつことができる「充実感」であると思われる。

なお、ロングステイの成功のためには、同書や本ブログなどの「他人」の情報に依存するのではなく、やはり自ら実験的に体験生活してみることであると思う。人間の生活感覚は多種多様だからである。

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