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2014年2月13日 (木)

ベトナムビジネスに不可欠な「突破力」

ベトナムに限らず、発展途上国におけるビジネスの成功要因として、当面の困難や障害に対する「突破力」が最重要であると最近実感した。

日本の企業、特に大企業は「法令順守」が最優先になっており、それは当然である。それは成熟社会における経済秩序を維持するためであるが、その経営姿勢は「受け身」・「保守的」となりがちであろう。これに対して、ベトナムを含む発展途上国では、守るべき法律それ自体が未整備である。そういった国々において「法令順守」とは何を意味するか?

法律が不在という理由で、または法律が曖昧なので違法リスクが大きいという理由で何もしないで静観する、または何もできないという結論になってしまう。たとえばベトナム進出を決めたとしても、法律事務所に相談すれば、結局は何もできないで終わってしまう。

これは「法令順守の虜」になって、ビジネス本来の「積極性」・「創造性」・「革新性」を忘れてしまった結果である。ベトナムの法制度は未整備であるが、それはけっしてベトナムの怠慢のためではない。民間企業の活動を認めた「企業法」は2000年に施行されたばかりである。わずか10数年間で日本と同レベルの法体系が完備されるはずがない。

簡単に言えば、ベトナム政府・当局者が認可すれば、そのビジネスは「合法」である。それが先例になる。そお企業が先駆者=先導者になる。換言すれば、ベトナムを含む発展途上国ほど「先発行動者の利得」を獲得できる国はない。

法律が不在・不備の場合、法律事務所のみならず行政当局者そしてパートナーとなるベトナム企業と一緒になって現在の法律に合致したビジネスを考案すれば良い。こういった差別化された革新的・先進的なビジネスモデルによって、競争者が不在の最大の独占利得を獲得できる。

「先発行動者」としての行動力と開拓者としての気概をもった起業家・経営者こそが、少なくともベトナムでは成功する。

以上、私の最近の実感である。もっとも、こういった命題はベトナムに限らず日本でも同様である。しかし、その重点の度合いが異なっている。

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