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2014年1月 7日 (火)

ベトナム国内で拡大・増殖中の「経済圏」

昨年から、いわゆる「地方都市」を訪問している。北部のハナム省、タインホア省、中部のビンディン省である。これらは知事に面会した。さらに北部ではニンビン省をチャンアン観光のために2回訪問したし、クワンガイ省のズンクワット石油精製所を訪問するためにダナンからクワンナム省を自動車で通過した。

これらの諸省は、ハノイから南方向であるが、ハノイから中国の広州や昆明を結ぶ道路を通過するバクニン省やタイグエン省、イエンバイ省などの諸省、そしてハイフォン市が加わることによって、全体として「北部経済圏」が形成されるように思われる。

他方、ホーチミン市を中心として、すでに多数の工業団地を有するドンナイ省やビンズン省を始め、南方のバリアブンタオ省までを含む「南部経済圏」が考えられる。それにはホーチミン市から南西方面のカントー市までが含まれることも考えられる。

これに対して中部の発展は、ダナン市が中心にならなければならないのだが、そのほかの中核になりうる省はビンディン省ではないか? 省都クイニョンではクイニョン港が整備中であり、東西経済回廊の東の出口になりうるからである。また中部諸省を代表する地方大学としてクイニョン大学がある。果たして、こういった諸省が「中部経済圏」を形成するまでになるか否か。

このような「経済圏」を考えた場合、その発展は物流インフラの整備の進捗状況に依存すると考えられる。当面は高速道路などの建設が急務であるが、やや長期的には、地球環境に優しく大量で安価な交通輸送手段としての「鉄道」輸送は無視されえない。

こういったベトナム国内の「経済圏」が国境を超えると、ラオス・カンボジア・タイ・ミャンマーさらに中国南部を加えた「大メコン圏(=GMS)」の経済圏として把握することができる。

昨年からのベトナム地方都市の訪問によって、ベトナム国内で拡大・増殖中の「経済圏」の存在を実感することができた。

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