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2014年1月 4日 (土)

韓国の裁判事情からベトナムを考える

韓国映画『折れた矢』を見た。参照 http://oretaya-movie.com/

 いわゆる実際にあった「冤罪」事件を題材にしており、その告発と批判の姿勢は鋭い。しかし主人公(=男優)の人柄のせいか、それが重苦しくなく、多々のユーモアも交えて楽しめる映画になっている。韓国における検察と裁判所の「恥部」を明示した刺激的な内容である。

権力の存在は世界各国に共通しており、「権力の腐敗」が一般的傾向であるとすれば、日本やベトナムにおける裁判所の現状や問題点を想起させる。

OECD加盟国(=先進国)であり、国連事務総長の母国である韓国における裁判の現状が映画の通りであるとすれば、ベトナムの裁判の実態はもっと悲惨であると想像できる。検察と裁判所の癒着、裁判官の汚職、弁護士の信頼性などの問題点がもっと開示・検証されてよい。

特に日本企業が直接関係する経済問題(特に債務不払い問題)が、これまでのような「泣き寝入り」ではなく、裁判所での訴訟になる場合が今後増加すると予想される。それほどに進出日系企業が増加しているのである。

単なる法解釈ではなく、ベトナム裁判の実態や訴訟技術についての解明が今後の法律事務所には求められる。ベトナムの法廷にはベトナム独自の慣行や流儀がある。それは何か?その裏を突く方法はないのか? また裁判に依存しない解決方法は何か?これらがベトナムの要点だと思う。

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