« ベトナム3か月間:ズンクワット石油精製所を訪問 | トップページ | 東京商工会議所江戸川支部で講演 »

2013年12月11日 (水)

ベトナム3か月間:「B型肝炎」は心配か?

隔週金曜日発行の無料情報誌『at saigon』(2013年10月25日)によれば、ベトナムにおいて「B型肝炎ウィルスの感染者数が人口の1~2割に相当」しているそうである(10頁)。Cimg1697B型肝炎感染者の中で500万人は慢性肝炎や肝硬変、肝臓がんの患者。さらにC型肝炎ウィルスの感染者数は450万人を超えてる。ベトナムの人口あたり肝臓がん患者数の割合は世界第2位。その大部分がB型肝炎に由来する。

生野菜や魚介類を介する肝炎が、旅行者には最も心配であるが、それはA型肝炎である。ベトナムで流行のB型やC型は血液感染であるから、普通の旅行や滞在をしていれば、それほど心配することはない。どうしても肝炎感染が懸念される場合、A型肝炎の予防ワクチンを接種すればよい。
 

私は上記の記事を読んで、最初かなり心配したが、実際は上記の通りなので安心した。さらに、毎年の健康診断や定期的な献血の血液検査によって、肝臓の異変は早期発見できるはずである。 

それにしてもベトナムのB型・C型肝炎が多すぎる。麻薬注射や性交渉が一般に感染源と言われているが、原因の究明と根絶が必要であろう。ベトナム政府は経済問題のみならず、こういった問題にまで頭を悩ませなければならない。

こういった場合、制約された諸条件の中で
政策の優先順位が重要な検討課題となる。それは日本も同様である。デフレ脱却、財政再建、原発問題、地震復興、国防問題、憲法問題・・・これらの課題解決のための優先順位が政府の性格を決めるのだと思う。そして次に、その政策の内容の妥当性が検討される。 

政策の優先順位の議論と、それぞれの政策の内容・手順の議論が日本では混同される場合があると思われる。この区別を国民も明確に意識していないのではないか。ベトナムの肝炎を考えながら、日本の話になってしまった。 

|

« ベトナム3か月間:ズンクワット石油精製所を訪問 | トップページ | 東京商工会議所江戸川支部で講演 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/7888/53820532

この記事へのトラックバック一覧です: ベトナム3か月間:「B型肝炎」は心配か?:

« ベトナム3か月間:ズンクワット石油精製所を訪問 | トップページ | 東京商工会議所江戸川支部で講演 »