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2013年12月31日 (火)

元旦特番「上田義朗のベトナム元気!」放送

毎日放送MBSラジオ番組「上田義朗のベトナム元気!」(毎週水曜日午後8時50分~9時)では、新年1月1日に1時間の特別番組を放送します。

2014年1月1日 午後9時~10時。

多彩なゲストを迎えてのベトナム特集のラジオ番組です。

皆さまにラジオを通して、新年のご挨拶を申し上げます。

参照 http://www.mbs1179.com/genki/ これまでの放送を聞いて頂けます。

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2013年12月30日 (月)

ビンディン省・クイニョンでの休日(2/完)

宿泊客は、ベトナム人家族、それに欧米人の老夫婦、さらに欧米人グループ。私以外に日本人はいなかった。1人でゆっくりする・・・最適の環境である。A20131215_140243AVANIホテルは、クイニョン市に進出したドイツの大手スーパーMETRO(会員制の卸売店)を右手に見て、海岸沿いの山道を10分間ほどドライブする。まさに隔絶された場所に位置している。この時期、海は冷たくて波が高い。しかし海風が心地よい。

日曜日の朝7時から「ヨガ」に参加した。本格的な指導者でのヨガは初体験。硬い身体は自分でも照れ笑いするほどだが、その後の体調には爽快感があった。ここでビリヤードを何回か楽しんだが、どうも玉が入りやすい。初心者向けに細工してある気がした。

ともかくノンビリするにはお勧めである。参照 http://www.avanihotels.com/quynhon/

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2013年12月29日 (日)

ビンディン省・クイニョンでの休日(1)

12月14日~17日までホーチミン市経由でビンディン省・省都クイニョン市を訪問していた。外務局の皆さんにお世話になり、さらにロック省知事にもお目にかかることができた。A20131215_140014_2
これまでの宿泊は市内のホテルであったが、今回は市内から10キロほど離れたAVANI(アバニ)ホテルを選んだ。クイニョン市唯一のリゾート・スパの4★ホテルである。

同ホテルは以前、ライフリゾートホテルと呼ばれていて、その同名はダナンにもあった。ベトナム資本の高級ホテルである(ダナンのライフリゾートホテルは現在はプルマンホテルに代わっている)。

月曜日に朝から仕事、そこで週末をここで過ごした。

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2013年12月28日 (土)

ボンちゃんのお出かけ

以前に「ベトナムでは犬もバイクに乗る」と紹介したが、その追伸の写真を掲載する。
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日本人から見て、ベトナムの犬の交通事故が心配であるが、写真のようにバイクを上手に「乗り」こなしている。彼女は、これから公園に散歩に行くのだ。
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ベトナムのバイクの大波は、人間にとって慣れれば、何も怖くない。他方、「慣れは怖い」と自戒する必要もあるだろう。これは犬の世界も同様だと思われる。写真の犬(ボンちゃん)の健康を祈念したい。私はハラハラして見ている。

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2013年12月27日 (金)

日本大使館は「駆け込み寺」か?

ベトナム進出の日本企業に何か問題が発生する。通常はベトナムの弁護士や会計士の事務所に相談するが、そこで解決できない問題となれば、それは政治問題となる。そこで日本大使館に相談する。ベトナム政府に対して何とか働きかけて欲しいという要望である。

しかし問題は、そう簡単ではない。在留邦人=国民=自然人を保護する仕事は在外公館(=大使館や総領事館)の基本的な責務であるが、営利団体としての法人=民間企業に便宜供与してよいのか? それが公平ならよいが、ある企業に便宜を図り、別の企業にはそうでない。こういう不公平は、日本の世論は容認しないようにも思われる。

本来、こういった問題解決は民間のコンサルティング会社が対応するのが本当である。しかし果たして、それを実現可能な会社が存在するのか? 他方、大使館や総領事館には、より国益=公益に即した情報収集を含めた仕事に専念していただきたい。

そこで私は、NIPPON-VINA社の設立に参加することにした。略称はNPVN。日本とベトナムのビジネス=マッチングまた政治的な問題解決のためのコンサルティング会社である。既存の日系コンサルティング会社の領域を侵す意図はない。そういったコンサルティング会社の解決できない問題を解決するコンサルティング会社になることが設立の趣旨である。

ご関心の方々は、ぜひ、ご連絡をしていただければと思います。ハノイ人脈を濃密にもった本社の所在地は、ホーチミン市である。

  

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2013年12月26日 (木)

ベトナムのクリスマス(4)

ハノイのビンコム=メガマートのロイヤルシティ内のクリスマスの風景。おそらく英語学校の生徒たちである。
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ベトナムの年少児からの英語教育はブームとなっている。親から、子どもが英語で返事すると自慢話を聞かされることも多々ある。

それよりも年少児は国語教育が重要では?などと野暮なことは言わないほうがよい。それで親は満足=自慢しているのだから。

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2013年12月25日 (水)

ベトナムのクリスマス(3)

クリスマスに合わせた商売であるが、これは子どもが着用するのだろう。
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子どもがサンタクロースになって何をプレゼントしてくれるのか?親に対する愛嬌なのだろうが、少し趣旨が違っているのでは・・・。

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2013年12月24日 (火)

ベトナムのクリスマス(2)

写真は、ビンディン省の省都クイニョン市、アバニホテルのクリスマスツリーである。
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なかなかユニークなデザインのツリー。このホテルは4★のリゾートホテル。静寂の中で波の音を聞きながらゆっくりできる。

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2013年12月23日 (月)

ベトナムのクリスマス(1)

写真は、ホーチミン市のサイゴン駅の構内のクリスマスツリー。
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昼間は閑散としているが、早朝や夜間の列車発着の頻度が高くなれば、多数の人々で賑わうに違いない。

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2013年12月22日 (日)

ベトナム3か月間:クイニョンの高等学校

写真は、ビンディン省クイニョン市で試験的に日本語を教えているレクイドン高等学校である。
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せっかく日本語を学んでいるのだから、地元のクイニョン大学でも日本語学科の設置が望まれる。
こんな話しを聞いて、おせっかいな私は何かお手伝いをしなければ・・・と思うのだった。

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2013年12月21日 (土)

ベトナム3か月間:ホーチミン市の夜景

なかなか普通の観光では見ることができないホーチミン市の夜景です。
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2013年12月20日 (金)

ベトナム3か月間:意外な会食のお誘い

かつては、ベトナム人から食事に誘われても、その支払いは日本人ということがあったが、数年前から、誘ったベトナム人が支払うことが通常になってきた。Cimg2742その中でも、かなり特殊な事例に遭遇した。写真の右側はトンご夫妻である。彼はタクシー運転手で偶然に乗り合わせて知り合った。初対面で驚いたことは、彼が日本語を話すことであった。それは彼女の奥様が日系企業に勤務しているからである。

何度か信頼できる、また無理をお願いできるタクシー運転手としてトンさんに電話してタクシーに乗っていたが、その彼から夕食のご招待を受け、支払いは彼がしてくれた。まさに「有り難い」ことである。Cimg2748しかし、これは特例である。少し日本語のできるタクシー運転手を日本人観光客が即座に信頼すれば、場合によっては「怖い目」に遭うかもしれない。あくまでも今回の特例は、何度も私が彼のタクシーを利用して、その人柄を観察した結果である。信頼関係を形成するためには、時間が必要である。

日本では割り勘、韓国では年長者が支払い、ベトナムでは誘った人が払う。これは基本原則であり、実際はケース=バイ=ケースであると私は理解している。それが外国人に対しても原則回帰になるほどにベトナム人の所得水準が向上した。

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2013年12月19日 (木)

ベトナム3か月間:ベトナムの珍味

写真下は「ウズラ玉子」であるが、日本の「ゆで玉子」とは少し(かなり)違う。Cimg2735孵化する直前の玉子をボイルしている。ハノイでは「チュン=ヴェット=ロン」という名前で、もっと大きいニワトリの玉子を食べたことがあるが、ホーチミン市では初めてである。

普通のゆで玉子よりも栄養があるとベトナムで言われているが、その根拠が不明である。玉子の中の成分が変化するとは思われないからである。孵化直前の玉子が、人間の体内により吸収しやすいということなのだろうか?

ちょっと苦みのある味が特徴であり、私の味覚の許容範囲である。おそらく「サザエの壺焼きのワタ」を食べることができる日本人なら、これは同様の「珍味」となるであろう。ただし私も、わざわざ日本で食べたいとは思わない。

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2013年12月18日 (水)

ベトナム3か月間:ベトナムの治安

ベトナムについてよく質問されることは、「治安はどうですか?」。

ベトナムでも殺人事件や殺傷事件があるし、ホーチミン市の総領事館は、日本人に対して「ひったくり」や「スリ」に注意を喚起している。しかし通常の生活では安全と言えるのではないか?Cimg3007_2写真上は、ダナン市内の午後11時。人通りはないが、照明があって足元はしっかりしている。徒歩でフラフラ(酔っ払い)しながらホテルに帰った。この体験だけで、ベトナムの治安は大丈夫と一般化できないことは当然だが、直感的に安全だと思われた。Cimg3183写真上は、ダナン市内の中心的なチャンフー通り。土曜日の午後は閑散としている。ホーチミン市やハノイの喧噪とは別世界。自動車やバイクが少ないということは、空気の汚染度が低いことを意味する。こういう所で生活していると、「治安が悪い」とは言えなくなってしまう。


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2013年12月17日 (火)

ベトナム3か月間:ビリヤード

ベトナムを訪問した人は、特に地方都市に行けば、少なくとも日本よりもビリヤード場が多いことに気づくはずである。ビリヤードは最近の流行現象ではなく、私がベトナム初訪問した1994年から目についていた。Cimg2996_2上記の「ローテーション」を1人でしていると、しばらくして暇な女子店員が加わってきて楽しくなる。彼女たちも見よう見まねで遊びたいのだ。しかし顧客に女性はおらず、ほとんどの男性は「3つ玉」で真剣勝負している。Cimg2998約1時間弱、3ゲームほどして料金は3万ドン(約150円)。この低価格ならベトナムでビリヤードは定番の遊びである。




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2013年12月16日 (月)

ベトナム3か月間:ハナム省の「薬用酒」

堺市の経済交流ミッションでハナム省を訪問し、その昼食会でズン省知事から「特産のお酒」が振る舞われた。その味が忘れられなくて、ニンビン省のチャンアン観光の帰りに、それをお土産に買って帰ることにした。Cimg2528ハナム省のホテルのレストランで1本が12万ドン(約600円)の価格というから、それは高いと思った。日本でもホテル料金は何でも高いのが一般的である。そこで運転手にもっと安く酒屋で買いたいと告げて、市内を探してもらうことにした。Cimg2302写真上では、わが運転手が酒瓶に記載されている会社に連絡して、購入先を聞いている。ベトナムでも飲酒運転は禁止であり、運転手に対するアルコール検査を実施しているようである。Cimg2303ようやく見つかった「酒屋」は上記の店である。絶対に普通では「酒屋」と想像できない店の構えである。おそらく、この店は各種商品の卸売り店である。ここで6本の箱入りで62万ドンであった。1本あたり10万ドン少し。「60万ドンにしてよ!」と値切ったが、まあ「ホテル料金」よりも安いから粘らなかった。

このお酒、甘くて梅酒のような感じで度数も高くない。「薬用酒」ということで、これを飲めば元気がでるらしい。ベトナム人・日本人向けのお土産として利用させていただいた。寄り道をさせた運転手には申し分けないが、下車時に少しばかりのチップを進呈した。

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2013年12月15日 (日)

ベトナム3か月間:高校3年生の数学の教科書

ダナン経済大学の学生が、高校(12年生)の数学を復習していた。理論経済学や計量経済学を大学院で勉強したいと言う。その教科書が下記のようである。Cimg2801率直に言って、恐るべしベトナム人。おそらく、こういう問題をスラスラ解く学生もいれば、そうでなくて挫折する学生もいることは日本と同様であろう。また、この教科書の値段が、10,800ドン(約54円)。Cimg2800_2直感的に言って、ベトナムの教育水準はけっして低くないと思うが、学生や生徒の応用力や創造力が一般に不足していると指摘されている。午前と午後の2部制の授業時間の中での「詰め込み教育」が現状であるとすれば、応用力や創造力は勉強の障害でしかない。それらの不足は当然でる。

いわゆる「ゆとり教育」または「情操教育」を志向する保護者や、そのニーズに応える学校があっても不思議でない。経済の多様性の次は、教育の多様性がベトナムの課題と言えるかもしれない。


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2013年12月14日 (土)

ベトナム3か月間:ダナン工科大学

私は、ダナン大学本部の国際協力部のハイ部長の下で日本センター設立・運営のためのコンサルタントとして働いている。その本部の傘下にダナン外国語大学、ダナン工科大学などがあり、それぞれに国際協力部がある。Cimg3135ダナン工科大学・国際協力部を訪問する機会が11月末にあった。市内中心に立地する大学本部と違って、郊外に位置する広大な敷地と閑静な雰囲気は、いかにも大学らしい。Cimg3137_2大学内でパソコンを利用して勉強する学生を見ていると、学問の普遍性や大学の共通性を改めて感じさせてくれる。また、国際協力部まで案内してくれる親切な男子学生2名もいて非常に好感の持てる大学である。Cimg3139写真下のように大学の近くに寄宿舎があり、それが大規模である。日本で「大学寮」は衰退しているが、ベトナムでは健在である。Cimg3143ベトナム政府は人材育成を重視すると述べているが、確かに大学を見ていると、それに納得できる。ベトナムの若い世代の活躍に期待したい。

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2013年12月13日 (金)

ベトナム3か月間:ダナンのホテル

ダナンのホテルの看板が、約1ヶ月半ぶりに新しくなった。10月13日の台風で壊れて、その翌日に取り外されていた。以下が破壊直後、その次が新装後である。微妙に文字最後のの位置が異なっている。Cimg0711このホテルは1★ホテル。長期の割引き料金で1泊が28万ドン(約14ドル)である。昼食は含まれていない。しかし出張が多かったために実質的な荷物置き場となっていた期間が3週間くらいある。Cimg2804このホテルの直訳は「労働組合ホテル」。国営ホテルである。長く住んでいると、従業員と一緒に夕食を食べることもある。Cimg2797_3鶏肉・豚肉・野菜そして小粥と出てくる豊富な食生活。そしてビールも飲もうということになる。なかなかの贅沢である。さらに生ニンニクの皮をむいてポリポリと食べるのに驚いた。日本産や中国産と違ってベトナム産は小粒である。

左端が、私が日本語を教えているズイくんのお母さん。もう20年以上、このホテルで働いているそうである。その右側の女性はハノイ出身で、ブンチャー専門のホテル内の朝食レストラン(1食3万ドン)の担当者である。昼間の暇な時、熱心に刺繍をしている。右端は、ニンニク=ポリポリの男性で彼も15年以上働いている。このホテル、なかなか家族的な雰囲気で落ち着ける。




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2013年12月12日 (木)

東京商工会議所江戸川支部で講演

12月10日(火)午後2時~4時、都営新宿線「船堀駅」から徒歩1分、「タワーホール船堀」で講演する機会があった。

東京商工会議所江戸川支部金融分科会が主催、江戸川区が共催である。講演テーマは「広がるメコン経済圏・最新ビジネス情報―ベトナム・ミャンマー等を中心とした周辺国への中小企業進出のポイント―」。

ベトナムの最近の情勢やパートナーとなるベトナム人との「つき合い方」をお話した。その中でも「中小企業に対する海外進出支援の強化・多様化」という情報提供は有益であったと思う。

経済産業省の管轄下で中小企業の海外進出を支援する機関・団体には、JETRO(日本貿易振興機構)・HIDA(海外産業人材育成協会)・中小企業基盤整備機構がある。これに対して、外務省の管轄下のJICA(国際協力機構)が、中小企業の海外進出支援を新たに始めた。たとえば大阪では「JICAビジネスコラボデスク」が「グランフロント大阪」に開設された。

参照 http://www.jica.go.jp/kansai/topics/2013/131126_01.html

どちらかと言えば、これまでJETROが情報収集が業務の中心であったのに対して、JICAはODA最前線で現地政府や相手側組織と生々しい交渉をしてきた実績があると思われる。この両者が相互補完的に中小企業の海外進出を支援する。こうなれば、中小企業の海外進出、今しかないでしょう・・・。

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2013年12月11日 (水)

ベトナム3か月間:「B型肝炎」は心配か?

隔週金曜日発行の無料情報誌『at saigon』(2013年10月25日)によれば、ベトナムにおいて「B型肝炎ウィルスの感染者数が人口の1~2割に相当」しているそうである(10頁)。Cimg1697B型肝炎感染者の中で500万人は慢性肝炎や肝硬変、肝臓がんの患者。さらにC型肝炎ウィルスの感染者数は450万人を超えてる。ベトナムの人口あたり肝臓がん患者数の割合は世界第2位。その大部分がB型肝炎に由来する。

生野菜や魚介類を介する肝炎が、旅行者には最も心配であるが、それはA型肝炎である。ベトナムで流行のB型やC型は血液感染であるから、普通の旅行や滞在をしていれば、それほど心配することはない。どうしても肝炎感染が懸念される場合、A型肝炎の予防ワクチンを接種すればよい。
 

私は上記の記事を読んで、最初かなり心配したが、実際は上記の通りなので安心した。さらに、毎年の健康診断や定期的な献血の血液検査によって、肝臓の異変は早期発見できるはずである。 

それにしてもベトナムのB型・C型肝炎が多すぎる。麻薬注射や性交渉が一般に感染源と言われているが、原因の究明と根絶が必要であろう。ベトナム政府は経済問題のみならず、こういった問題にまで頭を悩ませなければならない。

こういった場合、制約された諸条件の中で
政策の優先順位が重要な検討課題となる。それは日本も同様である。デフレ脱却、財政再建、原発問題、地震復興、国防問題、憲法問題・・・これらの課題解決のための優先順位が政府の性格を決めるのだと思う。そして次に、その政策の内容の妥当性が検討される。 

政策の優先順位の議論と、それぞれの政策の内容・手順の議論が日本では混同される場合があると思われる。この区別を国民も明確に意識していないのではないか。ベトナムの肝炎を考えながら、日本の話になってしまった。 

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2013年12月10日 (火)

ベトナム3か月間:ズンクワット石油精製所を訪問

ベトナムでは原油が採油できるのに、それをシンガポールに輸出して精製し、ガソリンを輸入する。これでは、慢性的な貿易赤字の解消の足を引っ張る。

そこでベトナムに石油精製所を建設し、自国の原油を自国で精製する。この期待を背負って、クワンガイ省のズンクワットに石油精製所が建設された。正式の英語名は次のとおりである。PETROVIETNAM、BINH SON REFINING & PETROCHEMICAL Co., LTD. DUNG QUAT REFINERYCimg3041入り口ではセキュリティチェックが厳しく、外国人ならパスポートを預けて、そのコピーまで撮られる。また持ち込み手荷物の申請と検査がある。商談客は多く、次から次に背広姿のビジネス人が敷地内の各所に散らばっているようであった。Cimg3042この石油精製所は当初、ベトナム中部の開発を促進するために政府が、物流コストなどの経済性を無視して立地を決定したと言われて、多数の外国民間企業が投資を断念した経緯がある。現在、ベトナム国営石油会社ペトロベトナム社の直轄会社となっている。http://www.bsr.com.vn/home/Cimg3072現在、ダナン市内から国道1号線を南下してクァンナム省を通過して2時間少しで製油所に到着。その間、海岸線には「リゾート」と書かれた「廃墟」が点在していた。河口に近い海岸は水が濁るのでリゾートに適さないと聞いたことがある。長い海岸線を有するベトナムであるが、この観点で本当にリゾートに適した海岸が何カ所あるのか?こういった検証が必要であると思われた。

副社長のTran Ngoc Nguyen氏は、ダナン工科大学を卒業してフランス留学し、石油化学の修士号を取得している。若手の優秀な経営者という印象をもった。Cimg3054グエン副社長は、人材育成の重要性を十分に認識しており、生産性向上のために日本からの技術指導がほしいと言われていた。彼のような若手の優秀な経営者が、そのように言っても、実際のビジネスが遅々として進展しない経験を私は別の国営企業で何年か前に経験した。国営企業の伝統的・慣行的な組織の壁は厚いと思われるのだが、果たして今回はどうか?

なお、私を副社長まで入り口から案内したベトナム人スタッフですら、すでに私が訪問したタインホア省・ギソンビンディン省・ニョンホイで石油精製プロジェクトが進行中であることを知っていた。これらを競争相手として同社は強く意識していると推察される。

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2013年12月 9日 (月)

「関西村」への道(4・完):皆で海外進出すれば怖くない

この「KANSAI Supporting Industry Complex(関西裾野産業複合体):関西ものづくりネットワーク in Vietnam」こそが、「関西村」である。その貸し工場の一区画に「ザ=サポート」という会社があり、同社が「関西村」に進出する日本企業を会社名通りにサポートしてくれる。Cimg2618同社に常駐しているベトナム人2人は、写真下の前列左からタオさん(経理担当)とタックくん(チーム長)。2人とも大学を卒業して数年という雰囲気だが、日本語は通じる。前列の右端は、大阪の富士インパルス(株)から出張で来られているベトナム人のツンさん。Cimg2620同社は「関西村」の「先住民」であり、その後に続く村人を増やそうと「ザ=サポート」が設立されたのである。参照 http://www.fujiimpulse.co.jp/docs/index.shtml
写真下は、「ザサポート」が入居している貸し工場の向かいにある富士インパルスの工場である。Cimg2628_3この「関西村」の考え方は、「皆で一緒なら心配ない。何とかなる」である。1社での単独はなく「村人」として共同体を作れば、初めての海外進出・ベトナム進出に伴う様々な困難・当惑・不安が解消される。Cimg2664_2さらに、ロンドウック工業団地それ自体が、双日・大和ハウス工業・神鋼環境ソルーションが出資する日系だから、前述のように日本料理店「隆徳テラスも写真上のように入居している。こうなれば、「英語ができない」とか「日本食しか食べられない」といった海外進出を拒絶する理由が解消されてしまう。

日本の経済成長の土台となってきた裾野産業を担う中小企業が、新たな活躍の舞台として本格的にベトナム進出する。このような成功事例になることを「関西村」に期待したい。なお、「関西村」について詳細は、次を参照。
http://www.kansai.meti.go.jp/E_Kansai/pdf/E_KANSAI201311.pdf

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2013年12月 8日 (日)

「関西村」への道(3):関西村はどこにある?

ロンドウック工業団地の総開発面積は270ha。写真のように、ともかく広大である。その中から「関西村」を探すのは大変なことだと思われたのだが、それは大丈夫。事前に運転手が道順を聞いてくれている。Cimg2584写真上は、工業団地の管理棟。日の丸と金星紅旗の国旗の両立が嬉しい。ここに日本料理店「隆徳」も入居している。Cimg2586写真上を見れば、空地が多いように思われるが、今や満杯となったハノイのタンロン工業団地の1999年当時も同様であった。「これは失敗」と思われたことが、その後に大成功に転じる。このような予想を翻す主要な要因は、ベトナム経済の高い成長力であると言いうる。Cimg2611「関西村」は「貸し工場」にあると聞いていたが、上記の写真がそうである。この中に、以下の看板が立てかけてあった。どうも、ここが「関西村」らしい。Cimg2612
この「貸し工場」は、実験的・試行的な工場のことを意味する。すなわち、とりあえず賃貸の小さな工場で小規模に生産を開始してみて、それが成功しそうなら、もっと大きな工場を借りたり、自社で工場を建設したりする。このような海外生産の過程は、初期投資のリスクを最小限にするために有効である。

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2013年12月 7日 (土)

「関西村」への道(2):ドンナイ省は工業団地の集積地

ドンナイ省からバリアブンタオ省に向かう道の左右に工業団地がある。日系企業が多数入居する「ビエンホアⅡ」や「ロテコ」といった工業団地など、ドンナイ省は、いわば「工業団地の集積地」である。Cimg2531写真上、ホーチミン市内からサイゴン橋を渡る。目指す「関西村」まで2時間弱だが、高速道路が2014年に開通すると1時間以内で到着する。Cimg2549_2写真上は、ロンタイン工業団地である。それを右手に見て10分か15分ほど行くと、左手に写真下のような大きな看板がある。これを左折すれば、「関西村」があるロンドウック(LONG DUC)工業団地である。Cimg2705_2工業団地内にある日本料理店「隆徳テラス」という日本語が目に新鮮で、それが目印である。Cimg2573工業団地に向かう道路の右側には、ゴムの木の森があったり、レンガ工場がある。ほんの数分走ると、ロンドウック工業団地の工場敷地が見えてくる。

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2013年12月 6日 (金)

「関西村」への道(1):牛乳ドライブイン

ホーチミン市からドンナイ省に向かい、かつてのCORAからBIG Cに譲渡された大型スーパーマーケット店舗の手前の道を右折して、バリアブンタオ省を目標に進む。関西の中小企業向けの「貸し工場」がある「関西村」の訪問が目的である。Cimg2713_6その途中で「牛乳ドライブイン」を見かけた。そこで立ち寄り、試しに飲んでみることにした。牛乳と言えば、1990年の半ばにホーチミン市郊外の「ダッチレディー」(現在も生産販売)の牛乳工場を見学したことがある。おそらくベトナムで牛乳生産と言えば、同社が最初ではなかったかと思う。

その後、株式市場における上場企業として「ビナミルク」が、最優良企業として急成長したことは周知の通りである。そして今や、牛乳はベトナム家庭に急速に普及しているのだと思う。なお、ハノイからフートー省の温泉に向かう道路沿線にも多数の「牛乳ドライブイン」があった。Cimg2711上記のようなプラスチック製の牛乳が日本円で50円少し。ここで驚いたことは、砂糖の混入である。少し甘い牛乳も悪くはないが、新鮮な牛乳を期待していると、がっかりする。また、牛乳を飲むために自動車を止めるベトナム人は少数派だろうから、牛乳販売は写真下の冷蔵庫に限定され、大部分は食事をしたり、お土産を買ったりする場所となっている。Cimg2710ホーチミン市内のスーパーマーケットで買う牛乳とどう違うのであろうか? ご当地の「地ビール」に似た「地ミルク」ということなのであろうか? それなら店ごとに味が微妙に違ってくるのだが、果たしてそうか? こういう疑問が自然に提起されうる。

ホーチミン市内の大都会の喧騒から離れて、自然に親しみ、新鮮な牛乳や焼き肉バーベキューを楽しむ。こういったベトナム人のニーズは存在すると思われる。この意味では、本格的な「牧場リゾート開発」の企画が発想されても不思議でない。 

ビナミルク⇒成功企業⇒牛乳は儲かる⇒牛乳を売ろう⇒隣がやっているから私も売ろう・・・これが従来型のベトナム人の発想である。この「牛乳ドライブイン」を訪問してみて、この発想を踏襲しているように思われてならない。

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2013年12月 5日 (木)

開放的なホーチミン市の象徴

昨日に続いて、ジャパンフェスティバルに関連した話題である。写真下は、フェスティバル開催の同じ公園内で、日本人の若者が日本の歌詞をギターを交えて歌い、それを聴くベトナム人若者の様子である。その人数が次第に増えていた。Cimg2503実に、自由で好ましい平和な風景である。なかなか歌も感情がこもっていて、それだから人々も言葉の壁を超えて自然に引きつけられる。しかし同じ日本人として少し心配だったことは、公安(=警察)から「許可」を得ているのかということである。

たとえば、この歌詞が、かつての「反戦運動」や「民主化闘争」のような政治的・反体制的な性格があるとすれば、大きな問題になる可能性がある。もちろん写真のグループの歌は、そういう内容ではなかったけれども・・・。

自由で開放的な若者を私は支持・容認したいのだが、ベトナムはベトナム。けっして日本と同じではないので、こういった点の考慮が必要と思われた。

私の大学の学生であれば、おそらく次のように注意・指導したと思う。無知や好奇心が身を滅ぼすこともある。何事も慎重に考えて・・・。

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2013年12月 4日 (水)

重ねて恐縮です:亀田製菓さま

昨日に続いて、ホーチミン市の「ジャパン=フェスティバル」の出来事である。ハノイで見つけた亀田製菓の新製品YORIについては、すでに本ブログで紹介した(10月30日)。Cimg2405_2ホーチミン市で偶然に再会した。感激して声を掛けると、何とベトナム副社長の大塩さんが対応して下さった。私のブログを読んで頂いていて、「先生の指摘通り、塩分を少し減らしました」と言われた。これには恐縮である。Cimg2407なお、このYORIの命名は、「縒りを戻す」ではないかと私は推理したが、実際はベトナム人社長が日本語らしい語感として思いついた造語だそうである。私の友人の「頼さん」(兵庫県立大学教授)のお土産にしてもよいな・・・。Cimg2461現在、生産が追いつかずに、ハノイから次第に販売を拡大しているそうである。「BIG Cなど大手スーパーで販売しないのですか?」と質問したが、そこでは納品が遅れると罰金があるそうである。したがって生産体制が整ってから販売交渉するとのことであった。この意味で、ホーチミン市でも試供品の配布だけであり、販売はしていない。

YORIと同時に亀田製菓の定番商品「柿の種」も試食できた。こうなると、私は「ビールはないんですか?」と当然のように口をついて出た・・・。勝手な放言で再び恐縮である。なお、ダナン市内の小売店でもYORIを見かけた。包装も印象的で好感がもてる。

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2013年12月 3日 (火)

ホーチミン市における関西プロモーション

11月16日と17日に「日本フェスティバル」がホーチミン市で開催されたと紹介したが、そのなかで「関西:KANSAI」が目立っていた。Cimg2427「関西地域振興財団」が中心となって、ベトナム人に関西の魅力をアピールするという趣向である。http://www.kansai.gr.jp/foundation/ja/

特に「食べ物」が中心の紹介であったが、写真だけでは実感が伴わない。ここは「たこ焼き」や「お好み焼き」を登場させるのが正攻法だと思われるが、日本からの出店は難しい事情があると想像される。Cimg2426_9それなら、地元ホーチミン市の日本料理店と連携した出店をすればよい。関西のブースから少し離れた場所で、地元の日本料理店が「たこ焼き」を販売していたが、なかなかの人気であった。今後、関西のイメージを眼と舌で相乗的に印象づけることが効果的であろう。

また、北海道からのブース出店もあったが、釧路の「折り紙」に人だかりができていた。折り紙で「鶴」を折ってプレゼントするのだが、こういった体験型の出店もベトナム人の若者にアピールする。Cimg2419単に印刷物を配布するだけではなく、具体的に何か得する出店がベトナム人にウケるコツであるように思われた。

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2013年12月 2日 (月)

東京でお目にかかりましょう

東京商工会議所江戸川支部が主催する講演会で私がお話いたします。

〇日時 2013年12月10日(火)午後2時~4時

〇場所 タワーホール船堀2階「桃源の間」

    江戸川区船堀4-1-1 
都営新宿線「船堀駅」北口より徒歩1分

テーマは、メコン川流域国の経済や経営環境をミャンマーも含めて話して欲しいと言われているのですが、やはり最新情報となれば、ベトナムが主要な話題になります。ベトナムの最新情勢や中小企業の進出の留意点について具体的に紹介したいと思います。

多数の皆さまにお目にかかれると幸甚です。参加費は無料です。
参照 「seminar1210.doc」をダウンロード


問い合わせは、 東京商工会議所江戸川支部の松本さん
電話 03-5674-2911 FAX 03-5674-2997

 

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2013年12月 1日 (日)

台風を体験できたベトナム

10月14日~15日はダナンと成田でダブルで台風に遭遇。

11月15日はビンディン省に台風来襲。いずれも航空機の遅延で私の予定は大幅に変更となった。

ハノイは秋。年間で最も快適な季節であったが、ダナンを初めとする中部は台風シーズン。こういった自然現象に順応することも、ひとつの経験と思われる。Cimg0715_2これは理性的なコメントだが、実際には時間とお金の損失を痛感する。ある日、時々に思い出して、怒り出すかもしれない。・・・たぶん、お酒の席で盛り上がった時だ・・・。

私の「欠航」の経験は合計5回になった。この中で宿泊代を航空会社が払ってくれたのは、ビエンチャン~ハノイに向かう途中でビエンチャンに引き返した時である。いずれにせよ、今回の場合も「欠航」対応のノウハウは蓄積された。この意味で貴重な経験であった。

荷物をチェックインカウンターで預けた後に「欠航」となる。当然、荷物をもらい受けるのだが、それが個別の対応のようであった。空港職員が同行してくれるのだが、ほかの乗客も1人1人に対応しているのであろうか?どうも非効率な感じがした。

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