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2013年9月 6日 (金)

ASEAN株式ファンドの最高業績:「メコンの恵み」

ベトナム・ラオス・カンボジアの株式に投資する投資信託「メコンの恵み」は現在、諸事情で募集を中止した。しかし、その業績を見れば、その運用手法は秀逸である。

最近出版された『ASEAN株投資術』(廣済堂出版)の「ASEANファンドの選び方」(94~95頁)によれば、上記「メコンの恵み」のパーフォーマンスは最優秀と言いうる。

2013年6月末時点であるが、たとえば3ヶ月の暴落率でプラス(上昇)は34本中の4本だけであり、その4本の中で「メコンの恵み」は14.39%となっており、2位のマレーシア投資ファンド10.96%を大きく引き離している。12ヶ月の暴騰率でも67.42%は第1位である。

ハノイで私は、「メコンの恵み」のファンドマネージャーであり、ベトナム現地法人・ロータス投資運用会社(LotusIMC)のタイ社長にこの雑誌を紹介したが、彼は当然のような顔をして冷静であった。本来なら、このような記事が出れば、資金募集が増加するのだが、現在は募集中止なのだから彼は「撤退戦略」に集中している。

ところで、なぜ高いパーフォーマンスなのか? その最重要の理由は、その投資方針が簡単に言って「長期投資」だからである。

経済成長が著しい新興国では、経済成長とともに企業も成長する。しかし経済成長と言っても、急に橋ができたり、地下鉄ができたりするわけではない。時間が必要である。これと同じ意味で、企業成長にも時間が必要である。株価上昇はその結果である。

このように考えれば、これまでのベトナムで本当の「長期投資」の姿勢を追求してきたのはタイ氏であるし、おそらく日本では「澤上ファンド」ではないか。私は、タイ氏を尊敬・畏敬しているからこそ、心から応援している。

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