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2013年7月26日 (金)

ダナン空港に中国語の掲示板

ダナン国際空港のロビーに、ベトナムと中国の領土問題に関する大きな掲示板が設置されている。今年4月のダナン訪問時には見かけなかった。20130715_185434_600x450
それはベトナム語・中国語・英語で表記されており、中国人が見ることを想定している。数年前にダナンに中国系の5☆ホテルが開業し、それに併設されたカジノのために中国人が多数ダナンを訪問している。それを反映していると思われる。

その内容の要点は次のようである。

中国最古の地図は清朝時代のものであり、それは清朝時代の中国領土の認識を示している。これによれば、21世紀初頭まで中国の最南端は海南島であり、南沙諸島・西沙諸島について言及していない。それは事実、ベトナムの領土であった。

これに対して中国側の言い分は、私の伝聞であるが、ベトナム戦争時にベトナムが了解した上で中国が南下して諸島を領有したというものである。

ベトナムと中国の領土問題も、換言すれば、日本と同様に歴史問題である。したがって科学的・客観的な歴史研究、つまり事実論理に基づいた認識によって解決する問題である。けっして軍事力では解決しない。それは、人類が蓄積してきた科学・学問に対する挑戦・無知・無理解の行為にほかならない。

国際社会において、自己中心的・自己肯定的な主張は「国益」に貢献するように思われるが、それを客観的に見れば、我が儘な勝手な自己主張にすぎない。それは、世界からの孤立の途である。

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