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2013年7月31日 (水)

一般財団法人・大阪湾ベイエリア開発推進機構の講演(1)

昨日30日、表記の講演会の講師を務めた。「大阪湾ベイエリア」と言うことで、講演のテーマは「新たな海洋国家・日本を目指して:AECとグローバル人材」とした。

しかし「新たな海洋国家・日本」とは、カッコイイテーマであるが、自分で言うのも何だが、羊頭狗肉であり、要するに「朱印船貿易時代に日本は海洋国家であった」ということに過ぎない。

そして「新たな海洋国家」というなら、これまでの製造業のみならず、農業のグローバル化があってもよいと主張した。日本の農家が「農業従事者」から「農業管理者」に転換するというコンセプトも提示した。

私のオリジナルのアイデアではないが、次のような労働形態が考えられる。「夏の暑い時はベトナム人実習生に農業を指導し、冬の寒い時は暖かいベトナムに行って現地指導する」。これで農家の生産量や所得は増加しないか?

高齢化が進む日本の農家の後継者はベトナム人である。ここでの問題は外国語の壁であるが、急増するベトナム人留学生がそれをカバーするであろう。

関税が撤廃されて外国から安価な農産物が輸入されるとなれば、その輸入される農産物を日本人が生産すればよい。各地の多様な自然環境から大きな影響を受ける農業は製造業ほど単純ではないが、農業生産のグローバル化は検討される価値はある。

他方、ベトナムでは、農業の生産性が向上すれば、製造業・サービス産業における労働人口の供給が高まり、それは経済発展に貢献する。ベトナム農業の近代化に日本が協力することが、もっと留意・注目されてもよい。

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