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2013年7月31日 (水)

一般財団法人・大阪湾ベイエリア開発推進機構の講演(1)

昨日30日、表記の講演会の講師を務めた。「大阪湾ベイエリア」と言うことで、講演のテーマは「新たな海洋国家・日本を目指して:AECとグローバル人材」とした。

しかし「新たな海洋国家・日本」とは、カッコイイテーマであるが、自分で言うのも何だが、羊頭狗肉であり、要するに「朱印船貿易時代に日本は海洋国家であった」ということに過ぎない。

そして「新たな海洋国家」というなら、これまでの製造業のみならず、農業のグローバル化があってもよいと主張した。日本の農家が「農業従事者」から「農業管理者」に転換するというコンセプトも提示した。

私のオリジナルのアイデアではないが、次のような労働形態が考えられる。「夏の暑い時はベトナム人実習生に農業を指導し、冬の寒い時は暖かいベトナムに行って現地指導する」。これで農家の生産量や所得は増加しないか?

高齢化が進む日本の農家の後継者はベトナム人である。ここでの問題は外国語の壁であるが、急増するベトナム人留学生がそれをカバーするであろう。

関税が撤廃されて外国から安価な農産物が輸入されるとなれば、その輸入される農産物を日本人が生産すればよい。各地の多様な自然環境から大きな影響を受ける農業は製造業ほど単純ではないが、農業生産のグローバル化は検討される価値はある。

他方、ベトナムでは、農業の生産性が向上すれば、製造業・サービス産業における労働人口の供給が高まり、それは経済発展に貢献する。ベトナム農業の近代化に日本が協力することが、もっと留意・注目されてもよい。

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2013年7月30日 (火)

今年、ベトナム国交樹立40周年の国々

今年は、日本とベトナムの国交樹立40周年であるが、それ以外に次の国々が40周年である。すでに本ブログでは、イタリアについての記念事業の一部について紹介している。

1.フィンランド、2.ウガンダ、3.バングラディッシュ、4.オーストラリア、5.ベナン、6.ベルギー、7.イタリア、8.マレーシア、9.オランダ、10.フランス、11.シンガポール、12.イラン、13.アイスランド、14.カナダ、15.英国、16.日本、17.ギニアビサウ、18.アルゼンチン、19.ガンビア、20.ルクセンブルグ、21.ブルキナファソ

順番は、1973年の早い月日の順番である。

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2013年7月29日 (月)

「ハローワーク」に求人票を提出した

近隣の「ハローワーク」に求人票を提出してきた。フルタイムとパートタイムの従業員を合計2名を採用するためである。

これは、堺市が公募した「緊急雇用創出基金事業(起業支援型地域雇用創造事業)市内企業海外展開促進支援業務」の一環である。失業者の雇用が基金の目的であるから、ハローワークでの求人票の提出が事業推進の必要条件になっている。

ハローワークでの求人、さらにその訪問それ自体が、私にとって初めての経験である。ここで気がついたことをメモすると次の3点である。

1.だれでも求人はできる。求人票の作成を申請する場合、たとえば会社の登記謄本であるとか、決算書などの提出や確認は必要ない。どんな会社でも、または場合によっては個人事業であっても、「求人票」を提出できる。登録は無料だし、印鑑すら必要ない。これは「ブラック企業」の温床になるのではないか?

2.ハローワークの職員は、私が提出した求人情報を熱心にコンピュータ入力して頂いた。そこで記載事項を確認するための質疑応答がある。これには好感と感謝の気持ちである。ハローワークは求人・求職のマッチング機関である。それを敷衍すれば、少子高齢化・人口減少の対策を政府が本気で考えるなら、ハローワークと同様に無料の求人・求人の結婚マッチングの機関を設立すればどうか? この名称、「ハローパートナー」??? これは民間の結婚紹介業の圧迫になるのかもしれないが、それはハローワークも同様である。この場合、身元確認は不可欠となるであろう。ハローワークのように身元確認が不要なら、問題発生は必至であろう。

3.上述の「緊急雇用創出基金事業」は公的資金であるから、その事業内容が厳格に規定されている。それによれば、年間2名以上の従業員を6ヶ月以上12ヶ月採用するのであるが、その再雇用は認めないというのである。しかも事業終了後、従業員の継続した雇用が50%以上期待できなければならない。最長12ヶ月の「雇い止め」を条件にしながら、事業終了後の継続した雇用を求める。不思議な規制と言わざるをえない。

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2013年7月28日 (日)

混沌とした競争社会:ベトナム

ホーチミン市のタンソンニャット国際空港に国際線で到着して市内に向かう場合、私は空港内でタクシーチケットを買うことにしている。自社のタクシー乗り場まで案内してくれて、事前にお金を払うのでタクシー運転手とトラブルにもならずに安心だ。

これに対して、国内線で到着してタクシーに乗ろうとすれば、写真のような混沌とした状況になる。いくつかのタクシー会社が客を奪い合う。列があってもないようなもので、後から来た人が先に乗り込むことも普通である。20130715_210103_640x480
特に夜間で雨が降るようだと、この混雑が加熱される。そしてタクシー利用者は、あきらめて忍耐強く待つか、タクシー会社の名前を大声で呼んで、自分の存在を客引き(=案内係)にアピールする。

タクシー会社に関係なく、どうして1列で並ばないのか?こんな簡単なことが、どうしてできないのか? 頭の良いベトナム人が気がつかないはずがない。

おそらく空港タクシーの管理当局者は、このような混乱・混沌とした現場を経験したことがないのだ。お迎えの自動車に乗っていてばかりいると、こういう庶民の不満に気がつかないのであろう。また、いわゆる「市民の声」も「言うだけ時間の損」という気持ちもあるだろう。

今度、ホーチミン市の友人に改善策を提案してみよう。

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2013年7月27日 (土)

ベトナムの竜眼(ニャン)

庭で実った竜眼を取って、それをお土産にして友人の家に遊びに行く。

こんな余裕は、日本の大都市では考えられないであろう。

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甘い味を楽しみながら、素朴な暖かみを感じるひとときである。そういった雰囲気を提供してくれるベトナム人の心遣いが嬉しい。

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2013年7月26日 (金)

ダナン空港に中国語の掲示板

ダナン国際空港のロビーに、ベトナムと中国の領土問題に関する大きな掲示板が設置されている。今年4月のダナン訪問時には見かけなかった。20130715_185434_600x450
それはベトナム語・中国語・英語で表記されており、中国人が見ることを想定している。数年前にダナンに中国系の5☆ホテルが開業し、それに併設されたカジノのために中国人が多数ダナンを訪問している。それを反映していると思われる。

その内容の要点は次のようである。

中国最古の地図は清朝時代のものであり、それは清朝時代の中国領土の認識を示している。これによれば、21世紀初頭まで中国の最南端は海南島であり、南沙諸島・西沙諸島について言及していない。それは事実、ベトナムの領土であった。

これに対して中国側の言い分は、私の伝聞であるが、ベトナム戦争時にベトナムが了解した上で中国が南下して諸島を領有したというものである。

ベトナムと中国の領土問題も、換言すれば、日本と同様に歴史問題である。したがって科学的・客観的な歴史研究、つまり事実論理に基づいた認識によって解決する問題である。けっして軍事力では解決しない。それは、人類が蓄積してきた科学・学問に対する挑戦・無知・無理解の行為にほかならない。

国際社会において、自己中心的・自己肯定的な主張は「国益」に貢献するように思われるが、それを客観的に見れば、我が儘な勝手な自己主張にすぎない。それは、世界からの孤立の途である。

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2013年7月25日 (木)

東大教授の不祥事が続発

論文の盗用・改ざんや、架空研究費の請求書による詐欺といった容疑で東大教授が摘発されている。

前者は、論文作成の過剰な競争が背景にあると思われる。たとえば私の勤務先の大学でも、論文数の多寡が翌年の年収に反映される評価制度の一部になっている。したがって論文の品質よりも数量が重視される傾向が懸念される。これは東大のみならず、すべての大学に共通した問題である。罰則を強化するのか、管理体制を改革するのか。もっと当事者としての大学教授が議論してもよいのだが、そのような「暇な時間」がないほどに研究と教育に追いまくられているのが現状である。

これに対して後者は、明らかに犯罪の容疑である。情状酌量の余地はない。ただし心情は想像できないこともない。かつて私の同僚の先輩教授が次のように述べていた。

「この年齢になると、私の同窓生は大企業の役員になっていることも多い。そうなると年収は数千万円・・・最近では1億円を超える役員も多い・・・である。それに比べて大学教授は薄給だ」。これに対して、その後の会話は次のようであった。「先生、しかし先生が大企業の役員になれる保証はありませんよ」。「そうかな?」。「最初から企業に就職するのがイヤだから大学に就職したのではないですか?」。「そうやな・・・」。

当然、自由な「研究」の時間が圧倒的に多い大学教授と多忙な大企業役員を単純に比較できない。普通は常識的に考えて、上記の会話のような結論に落ち着く。

しかし、特に優秀な教授であればあるほど、もっと報酬があってもよいという不満が生じることもあるだろう。大学教授でなければ、もっと収入があって当然だ。大学教授には交際費もない。社用車も学長以外には提供されない。したがって大学を利用して、もっと収入を得ても悪くない。こういう発想になると「優秀な教授」ではなく、「世間知らずの自己中心的なアホ教授」である。

大学教授の不祥事、自省自戒である。

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2013年7月24日 (水)

ベトナムの老人ホーム

ハノイの空港から市内に向かう右側、住友商事が開発したタンロン工業団地がある(写真下)。日系企業が中心に入居しており、CANON・YAMAHA・PNASONICといった工場が目に入る。20130713_133342_800x600この裏手には農場が残っていて平穏なベトナム農村の雰囲気を感じることができる。そこにベトナム人の中流以上の人々向けの老人ホームがある(写真下)。20130713_100329_600x450
事情があって家族で老人を介護できないが、金銭的に余裕がある。こういう老人がここで生活している。介護士・看護婦がいて安心できる環境である。この老人ホームでは普通よりも、ゆったりした時間が過ぎるように感じられる。

この老人ホームは民間の経営であって、実は隣の建物は介護士を養成する専門学校の予定地である。さらに、その校舎を利用して、ドイツ語教育が7月から始まり、その卒業生はドイツの専門学校に無償留学することになっている。

この老人ホームについては、茨城県老人福祉施設協議会が本年6月に見学している。参照 http://www.jsibaraki.jp/

私の訪問目的は、この老人ホームに入居するためではなく、その責任者であり、専門学校の校長であるハン先生と面会するためであった。ハン先生は中小企業連合会の事務局長の仕事もされており、それがご縁になって、昨年はフートーの温泉までご一緒した。

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2013年7月23日 (火)

ベトナムで最も不愉快な出来事に遭遇:続報

7月14日(日)の未明、私の宿泊ホテルの室内に泥棒が侵入した。「コラ~~」という大喝で泥棒は退散したが、それがホテル従業員であったことが私にはショックであった。その後の展開は次のようであった。

知人のベトナム人からホテルのオーナーに事情を伝えてもらった。オーナーは従業員を解雇し、私に対して不祥事を謝罪し、知らせてくれてありがとうと述べた。これは的確な対応であると思う。公安=警察に逮捕されないだけ本人には幸いであった。

解雇された従業員はオーナーと同郷であり、数年前から勤務している。そういえば、私も過去に何度か顔を合わせている。実際に「母親が病気」かどうか不明だが、裕福な家庭でないことは間違いないようである。

同郷の縁で就職することはベトナムでよくある。たとえば家政婦=お手伝いさんがハノイやホーチミン市という大都会に働きに出てくる。このようなことは、過去の日本でもあったと思われる。その後、経済発展とともに雇用機会が増加し、同郷や縁故の就職・採用は減少したと考えられる。ベトナムも同様であろう。

 

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2013年7月22日 (月)

憲法論議よりも経済政策を優先せよ

参議院選挙の結果、自民党の圧勝であるが、その理由は「アベノミクス」に対する期待であろう。先日18日にブログで紹介した「緊急雇用創出基金事業」も、確認はしていないのだが、「アベノミクス」の一環と考えて良い。

この「緊急雇用創出基金事業」は、制度的には極めて矛盾が多いのだが、少なくとも政府から「お金が降ってくる」。それによって、確かに雇用は増加し、経済活動は活発化する。

このような財政的・金融的な金融緩和の政策が「アベノミクス」であるとすれば、それに伴う財政赤字の増大やインフレの影響、さらに消費税上昇に伴う経済的な影響などが十分に議論されなければならない。またTPP加盟交渉も当面の重要課題である。

他方、自民党政権が憲法改正を推進すれば、それだけで国民的な争点が過熱し、政治的な安定が損なわれる。先日に指摘したように、「政権は安定」しても「政治が不安定」になるとは、このような意味である。

私の幼少期での「安保反対運動」、また青年期での「ベトナム反戦運動」や「大学紛争」を想起すれば、当時の自民党政権は安定していたのであろうが、政治は不安定であった。国民的な運動の高揚が存在していたからであろう。

政治の安定が、経済の成長・安定の前提であることを考慮すれば、政治の不安定化をもたらす憲法改正よりも、経済の改革・成長が当面の施策として最優先である。

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2013年7月21日 (日)

「ねじれ解消」が争点か?

今日は、参議院選挙の投票日であるが、その争点は「衆参のねじれ解消」とマスコミは報道している。解消すれば、政権は安定するというのだが、果たしてそれが本当の争点であろうか?

私は、政治の安定が経済成長の大前提であると主張してきた。それは、ベトナムでもラオス・カンボジアでもミャンマーでもそうである。

ここで注目するのは、「政治の安定」と「政権の安定」は少し意味が違うということである。反対意見があり、いろいろな論争がある。しかし、いわゆる統治機構が確固としていれば、収まるところに収まる。これは、大多数の民意を反映した結論である。これは、政治が安定していることを意味している。時間はかかるかもしれないが、それは民主主義には必要な過程とみなされる。

これに対して「政権の安定」となると、いわゆる独裁政権、たとえば北朝鮮でも政権は安定しているとみなされる。しかし国際社会から見て、また国内の国民生活の状況を考えれば、北朝鮮が政治的に安定しているとは客観的に言えない。

政治の体制と権力は、相互に影響を及ぼすと思われる。体制が権力を規定するが、権力のあり方が体制の変革を促す。そして体制や権力の基盤と変革の源泉は国民である。

日本は、民主主義が機能しており、政治的に安定していると考えて良い。政権が不安定なのは、政権を担当する政治家の責任が重大であり、選挙民=国民の良識、またはその裏返しの不見識の反映である。

より正確に言えば、政治体制の安定化が最重要・最優先であり、政治権力は適度に不安定が望ましいと言えるのかもしれない。常識的に考えて、安定した政治権力は腐敗する。

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2013年7月20日 (土)

ベトナム・ハノイの「カニ鍋」

「ベトナムは暑い」という先入観を日本人の大部分がもっているが、少なくとも日本の夏よりもベトナムは過ごしやすい。ベトナムの猛暑の時期が、日本よりも少し早くて6月くらい。7月や8月は、もはや暑さの峠を越えている。 

冷房の効いた部屋で「鍋料理」を食べる。しかも当然、部屋を加熱しないように熱源は電磁調理器である。今回のハノイでは、写真のような料理をご馳走になった。

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かつて1990年代、日本人の歓迎会や送別会をベトナム人が開催する場合、日本人は「ありがとう」と感激したが、その請求書が自分の手元に来て「・・・・・・???」というようなことは最近、皆無になった。ベトナムの経済発展に日本人は感謝である。

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上の写真は、下の写真のカニを砕いて、それを網で濾したものを中心の食材にしている。そのほかにトマトなどを入れて、ニュクマムや砂糖を加えた甘酸っぱい味のスープ仕立てである。そのまま小さなカニを食べるのではなく、全部ミンチにしてしまう方が合理的である。

暑い季節に熱い鍋料理。そして氷入りの冷たい清涼飲料水のようなビールを飲む。ベトナム料理の醍醐味である。

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2013年7月19日 (金)

銀行間の市場競争:「金融資本」は未形成

ハノイやホーチミン市の様子を見ていると、写真のような銀行ATMが並んでいることがある。大手銀行は、それぞれのサービス競争のためにATMを設置するのだが、そのために独自のネットワークを形成する費用が発生する。

 

20130714_091639_600x450各銀行の投資コストが重複し、社会全体の資本が非効率に使用されている。各銀行が統一したネットワークを利用し、その共用のメリットを活用すればよい。日本でも、そのように一部、共通ネットワークが形成されている。 

ベトナムのような別々に形成された情報(=コンピュータ)ネットワークを統合することは、日本でも企業合併や経営統合で目の当たりにするように、膨大なシステム統合=転換コストが必要とされる。ベトナムのような途上国においては、それを最初から統一しておけばよいと強く思う。しかし、それができないということは、ベトナムでは銀行間・システム企業間の競争が活発ということを意味する。

 近代資本主義では、大銀行と大企業の互恵的な利益に基づいて両者が融合して、いわゆる「金融資本」が形成される。また競争関係にある銀行間でも、それらは協調融資(シンジケート=ローン)に代表される協調的な関係をもっている。

 上記の写真は、こういった段階にベトナムは至っていないことを象徴的に示している。ベトナムでは、ある企業グループの中に「機関銀行」としての役割をもった銀行が存在することがある。この銀行は、同じ企業グループ内の金融部門を担当し、グループ企業の資金調達のために存在する。これが不合理な融資の温床となる。

 ベトナムを政府規制がやや強い資本主義社会=市場経済とみなせば、その銀行間、また銀行と企業の間の関係を実態調査すれば、その経済の今日的な特徴が一部でも明示されるであろう。これは研究対象として興味深い。

 以上、私的な提言として、銀行業協会といった業界団体が強力に組織され、その中で共通の利益が追求されることが望まれる。具体的には、銀行間の情報・決済ネットワークのためのコンピュータ=システムの統合である。

ベトナムには、限られた資源を効率的・合理的に使用する機会が提供されている。それが、発展途上国の優位性である。それを有効に活用しない手はない。

私が首相なら、日系のコンピュータシステム会社が低コストまたは無料でも銀行間システムの統合システムを開発することをベトナム政府に提案する。そうすれば、今後のベトナム金融界のコンピュータ=システムのメンテナンスは、すべて日本企業に依存することになる。

同じことを日本で想起すればよい。日本の銀行間のコンピュータ=システムを米国企業が開発・統合するのである。日本では反対意見が強力であろう。しかしベトナムでは、かえって感謝されるかもしれない。

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2013年7月18日 (木)

堺市から仕事を受託した

「緊急雇用創出基金事業(起業支援型地域雇用創造事業)市内企業海外展開促進支援業務」という長い見出しの仕事の公募があり、先日から堺市役所に足を運んでいた。

この事業提案書が受託され、本契約に進むことになった。これは、弊社・合同会社TETの仕事である。私は同社の代表社員・CEOである。

この事業には2つの条件がある。1つは、失業者を2年間で延べ4名を雇用すること。もう1つは、創業10年未満の「起業支援」が目的とされていることである。

失業者の雇用には、社会保険や健康保険の加入が条件となっており、これも私にとっては初めての経験である。私の「実学」追究もいよいよ佳境の入り口に入った。

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2013年7月17日 (水)

ビジネス情報の局地化:ハノイとホーチミン市

ベトナムの通常のビジネス情報は、会社または駐在員事務所が立地する周辺に限られているのではないか?

たとえばホーチミン市の総領事館やJETROはホーチミン市のことは熟知しているが、ハノイの情報は不足している。これは、役割分担として当然だ。ハノイには大使館があり、またハノイJETRO事務所がある。ホーチミン市でハノイのことを知りたければ、ハノイに行って下さいとなる。

しかし、ビジネスのチャンスは、ハノイもホーチミン市も無関係にある。また視野を拡大すれば、ベトナムでダメなら、ラオスやカンボジアやインドがあるし、さらに日本がダメなら、韓国や台湾やシンガポールがある。このような発想のビジネスができないか?

たとえばハノイの不動産の売却物件があっても、その売り主はハノイの中しか見えていないことが多い。世界を探せば、必ず買い主はいるものである。もちろん、世界と言うと大げさだが、少なくともホーチミン市には興味を示す買い主はいるだろう。

こういった情報の局地化を「平準化」することができれば、より円滑にベトナムでビジネスが進むのではないか?

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2013年7月16日 (火)

訂正?:大阪よりもベトナムの犯罪は

関空からハノイ訪問時の機内で読んだ記事から、大阪の「ひったくり件数は日本一」と紹介し、ベトナムは、そうでもないと指摘した。

しかし、前回のブログで報告したいように実際に窃盗事件に遭遇したことを考えれば、そう簡単に上記の指摘は妥当しないように思われた。

今まで60年近く生きてきて、室内で泥棒に遭遇するなんて初めての体験である。ということは、ベトナムは、相当に「ヤバい国」とも言えるように思えてきた。これは、いわば経験優先の判断である。日本とベトナムの犯罪を正確に比較するためには、やはり客観的な犯罪統計が必要であるが・・・。

それはそれとして、犯罪が日本一を何とかしなければとは、大阪府民として痛感する。

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2013年7月15日 (月)

ベトナムで最も不愉快な出来事に遭遇

14日の早朝3時過ぎから4時頃に私のホテルの部屋に泥棒が侵入。私は、まどろんでいた時間帯である。こそこそと何か動物のような気配を感じて、部屋の照明を付けて「コラ-!!」と大喝した。

それは、ホテルの従業員であった。私の財布を狙ったのだが、部屋を脱兎のように(・・・まさに駿足であった)飛び出したので、部屋の外に出ても「ドロボー(日本語)」と叫び、「警察:公安(コンアン)」と再び大喝。他の宿泊客のことなど気にならなかった。

すると階段に財布を放り投げて逃げ出した。その後、顔見知りの従業員だから、戻ってきて、床に頭を着けて「言わないでくれ:コン=ノイ」と懇願。私は「バカヤロー(日本語)」と大声で叫ぶ。さらに部屋に戻っても電話で「ごめんなさい:シン・ロイ」と何度も言う。「お母さんが病気で:メー・オム」とも言い訳する。

私は「コン=ノイ、コン=ノイ:言わない、言わない」と返事してベットに戻った。内側からの鍵を掛けていなかった私が悪かったと反省したが、その後はしっかり施錠した。この事件、その後の処理をどうするか?

当初、私は「レ=ミゼラブル」に出てくる神父のような、または仏心の気持ちになって、本当にお母さんが病気なら、100ドルほどあげてもよいかとも考えていた。何という「美談」、または「お人好しのバカ」か・・・。 「お母さんが病気」は、ベトナム人がよく使う言い訳である。これにはwww。

こういう場合、ハノイで困ったときは鈴木さんか小松さんの出番である。翌朝に鈴木さんに相談した。

やはりホテルのオ-ナーには言った方がよいとのことであった。後の宿泊者にも同じ窃盗事件が発生するかもしれないからだ。また、犯人が凶器をもっていなくてよかったとも言われた。確かにそうである。ブスッと刺されて・・・。記事は、次のような見出しかな??

「大学教授、ハノイのホテルで刺傷・・・マスコミや週刊誌が期待する男女関係のもつれではなく(念のため)・・・単なる物盗りの犯行」。

しかし当時、恐怖感はなかった。大きな声で犯人を圧倒していた雰囲気であった。私は上記のように「言わない」と明言したが、それは「公安」に対してであると自分を納得させて、ホテルオーナーに話そうとした。しかし14日が日曜日のためにオーナーを呼んでと言っているのに、チェックアウトの時刻までに来てくれない。

犯行の日、おそらく従業員は1人であり、宿泊客も1人であったのだと思う。そういう状況だから「魔が差す」のだ。

そこでホテルの受付嬢には、昨夜の泥棒事件を話した。そして今、ダナンに移動している。しかし、ベトナムは面白い。ベトナム人の受付嬢や従業員は、「オーナーに黙っているからという理由」で犯人からお金を貰う可能性もあるのだ。

この可能性はおそらく低いが、確かにありうる。従業員に厳しいオーナーの性格から考えて犯人は即座にクビであり、従業員としての保証金も返済されない。ホテルの備品などを持ち逃げすることもあるので、オーナーに対して従業員は就職時に保証金を払うのである。今も、この制度は残っていると思う。当然、犯人である彼の人生は狂う。

しかし冷静に考えてみて、最初は気の毒と思っていた私は次第に「怒り」が増幅してきた。このホテルは、ハノイの定宿としていて、老朽化が進んでいるが1泊25ドル。ゼミ学生や家族とも宿泊したことがある。便利な立地で多数の思い出が蓄積している。かつてはホンダベトナムの社長も宿泊していた・・・1994年当時である。こういう長く深い「思い出」に犯人は泥を塗った。

今後の経緯が明らかになってから、ホテル名の開示を考えることにする。ともかく、このホテルは家族のような感覚だから・・・。(しかし、このブログの読者はホテル名を特定できると思う。)長い時間を生きていると、いろいろなことが起きるものである。この件、続報したいと思う。

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2013年7月14日 (日)

ハノイの空軍博物館

軍事博物館を右手に見て、まっすぐ行くと、やはり右手に空軍博物館がある。ベトナム航空の機内誌『ヘリテイジ・ジャパン』に紹介されていたので、バイクタクシー(=セオム)で行ってみることにした。

最近、セオムには乗らなくなったが、馴染みのルオンさんは別だ。1998年当時からお世話になっている。

Photo博物館は、米軍のB52爆撃機の残骸が置いてあり、館内は特に注目するべきものはないようだ。しかし入場は無料。

米国に勝利したベトナムを象徴するような展示物である。これを見た米国人は、どのような感想をもつのだろうか。一般国民の視点から言えば、戦争に勝者も敗者も存在しない。双方が犠牲を出すことは間違いない。

勝者としてのベトナムは、このことを深く理解しているのではないか。

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2013年7月13日 (土)

発想の転換:ベトナム経済の今日的要点

いろいろな人々と、それぞれの話題で、時間の許す限りの面談を続けている。非常に疲れる。そこからのベトナム経済の現状は次のようである。

1.ベトナム経済は低迷しているが、それは好機でもある。狙いはM&Aである。最近ではグリコを想起せよ。

2.ベトナム不動産市場は低迷しているが、それは好機でもある。価格低下の今にベトナム人は投資しないが、冷静に考える外国人は投資の好機と考えられる。

3.ベトナム株式市場は低迷しているが、それは好機でもある。株価が低迷している今こそ、買いの時期だと思う。

4.ベトナム経済が活発に動いている分野は、日本関連の分野もしれない。周辺の日本人が多くなった。日本料理店も増えた。企業進出も活発。ODA案件では大量の資金が日本から流入する。

5.日本のODA資金で空港は作る、橋は作る。いずれも日本のゼネコンが建設担当。日本の存在感は自然に高まる。

6.ベトナム、最初はイヤだな・・・。来てみた今は天国。もう日本に帰りたくない。日本企業のベトナム駐在の日本人の本音である。日本の「閉塞感」を何とかしてほしい。それは経済的ではなく、社会的・文化的な要因であるのかもしれない。要するに「日本は楽しくない」。

7.ベトナム人の心情を深く読む。ベトナム人を理解する。日本人の間でも難しいことだが、それが出来る人と出来ない人は、日本人を対象にしてもベトナム人を対象にしても共通している。

8.お金は人間を変える。変わらない人は尊敬に値する。逆に言えば、お金によって自分を変えることもできる。資本主義の宿命である。

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2013年7月12日 (金)

ベトナムとイタリアの関係:国交樹立40周年

2013年は、日本とベトナムの国交樹立40周年であるが、イタリアやフランス、オーストラリアも国交樹立40周年である。

1973年は「パリ和平協定」に米国が調印し、ベトナムから米軍が完全撤退した年である。その時に日本を含む各国がベトナムと国交を樹立した。

ベトナムニューズ(Viet Nam News, 10 July, 2013)によれば、現在、イタリア共産党の代表団がハノイ訪問中である。また、ベトナム国立交響楽団がイタリアで演奏旅行中だそうである。これらも40周年事業の一環である。

「全方位外交」を基本とするベトナムにとって多忙な年である。

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犯罪ワースト1の大阪:ベトナムは?

ハノイに向かう機内で日本の新聞を読んでいると、「大阪街頭犯罪ワースト1」という記事が掲載されていた。

大阪に住むものとして恥ずかしい。日本人から「ベトナムの治安はどうですか?」と聞かれるが、「大阪よりマシです」と答えなければならないかもしれない。

「街頭犯罪」について、ベトナムでは「バイクを使ったひったくり」被害は聞くが、女性を狙った「強制わいせつ」は寡聞である。その「ひったくり」も次第にベトナムでは減少しているように思う。大阪では両者ともに日本最悪である。

こういった都道府県別のワースト記録で大阪が継続して独走しているという事実は、偶然というよりも何か原因がある。その究明が必要である。

とは言うものの、誰が究明するのだろうか。大阪府警?、公安委員会?、大学教授? マスコミ? しっかり大阪府が予算を組んで原因の分析と対策を検討するべきである。

犯罪の多い都市に外国人は訪れない。「大阪の治安はどうですか?」。「日本最悪です」。このような状態では、「国際都市」を自称することすらできない。

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2013年7月11日 (木)

今からベトナムに行く

月曜日から「行く」ことばかりだが、今日からハノイ~ダナン~ホーチミン市~ハノイに行く。「行く」と言うよりも、いつも思うのだが、「帰る」意識が強い。

これまでの多々の苦労の成果として、ようやくベトナム航空の「ゴールデン=ロータスカード」になった。そして今、夢にまで見た「さくらラウンジ」でブログを書いている。

ここでサッポロ、アサヒ、サントリーの生ビールを朝から飲み比べる。ささやかな、些末な、矮小な、卑近な至福である。

ベトナムには、いろいろ思うところが深い。悪口を言うときは愛情があり、賛辞を言うときは深い懐疑の念が含まれている。でも何度もベトナムに行くのだから、やはり愛情が勝っているのだろう。

そういう私を受け入れてくれるのだから、やはりベトナムに感謝しなければならない。

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2013年7月10日 (水)

久しぶりに大学に行く

私は現在、国内研修中である。

大学の講義から解放され、自分の研究=勉強=自己研鑽に専念できる時間を1年間、頂戴している。大学の定年退職まで残り10年だから、これが最後の充電期間である。

しかし、ゼミ生のことは気になる。今日は大学で3年生の学生と夏休みの「企業インターンシップ」について面談した。こういう学生、「相談があれば来なさい」と私が指示して、その通りのことをしているのだから、教員の立場からは好感度が高い。要するに「可愛い学生」である。

他方、教員に依存せずに自分で何かをやろうとしている学生もいるだろう。私の大学・大学院時代は、どちらかと言えば、このタイプの学生であったから、こういう学生にも共感する。先生に反発しながらも敬愛し、その反発心をバネにして自分を叱咤激励する。

問題なのは、何も反応しない学生である。換言すれば、何にも興味がない。何もしない。ただ適当に時間を過ごす学生である。ただし、こういう学生も近い将来に反省して変心・改心することも多い。社会人になれば、それに強制的に気づかされる。「学生時代、もっと勉強しておけばよかった・・・」。これは、よくある一般の感想である。

ここで最も問題なことは、そういう反省や変心・改心の機会もなく、ただ何となく時間を過ごす学生の存在である。成熟した日本経済の下では、そういった学生さらに社会人の存在が許容される部分がある。

久しぶりの大学出勤で以上、考えたことである。

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2013年7月 9日 (火)

今日も堺市役所に行きました

今日も、昨日に続いて堺市役所を訪問した。なぜか? 少しミステリー調にしておこう。

なお私の自宅から、堺市役所(南海電鉄・堺東駅から5分)まで約80分、勤務先の神戸市西区・流通科学大学まで約90分。(注)自動車なら大学まで約40分だが、私は自動車免許証を数年間に放棄した。

この南海電鉄・堺東駅の正面には「銀座通り」商店街があるが、この「銀座」は、東京の銀座の「パクリ」ではなく、実は「本家」だそうである。

この意味で、堺市は歴史と伝統の街。政令指定都市で人口80万人超。橋下大阪市長が共同代表の「維新の会」が主張する「大阪都」構想に現市長は反対している。

日本の歴史から見て、堺市は大阪市よりも輝いていた時代があった。前述のように東京の銀座など堺市の銀座のパクリなのだから・・・。これは堺市民の自負や矜持となってよいはずである。

なかなか堺、面白い。私の率直な感想である。

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2013年7月 8日 (月)

今日は堺市役所に行きました

なぜ今日、堺市役所に訪問なのか?

 

在大阪ベトナム総領事館が堺市にあるために、堺商工会議所のセミナー講師を経験したこともあり、私と堺市に接点はある。

 

この冒頭の問題、すぐに回答は面白くない。真相は何か? 

乞う、ご期待である。

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2013年7月 7日 (日)

高木純氏の講演会ご案内

私の担当科目「企業論」のゲスト講師に来て頂いたユビキタスグループ代表の高木純氏が、以下のように講演会を開催される。

・世界で羽ばたく日本人を応援します
・限定企画! 世界で生きるコツから驚くべき裏話まで
・ユビキタスグループ代表・高木純と語り合える!
世界中を選択肢にする」特別懇親会

東京 7月7日、20日
プロント品川 インターシティー店

大阪 7月14日、27日
ホテルサンルート梅田・西館7階

参加費は1000円
申し込みや問い合わせは、j-seminar@ub-g.com

以上、高木さんの魅力に触れて頂ければと思います。

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2013年7月 6日 (土)

ハノイ「猛虎会」をラジオで紹介(3/完)

5.阪神ファンがベトナム旅行した時、差し入れの連絡先は?

回答:ハノイであれば、ハノイ猛虎会の事務局宛のメールに連絡をお願いします。Eメール hanoi_moukokai@yahoo.co.jp

またホーチミンにも昨年からサイゴン猛虎会が結成され、ハノイ以上に熱い活動を繰り広げているようです。

6.他球団のファンクラブはありますか?

回答:他球団のファンの方は数多くいらっしゃいますが、ハノイ猛虎会のように組織的に活動されているファンクラブはないように思われます。

7.ベトナムで阪神の試合は、どのように観て・聞いていますか?

回答:最近は日本のTVがインターネットで見られるようになったので、一部のハノイ猛虎会メンバーの方はPCで試合をご覧になっているようですが、ほとんどの方は試合結果を見ているのみで、ライブで観戦やラジオを聴く機会がありません。私は、ヤフーの1球速報を見ながら、毎試合チェックしています。

8.阪神ファンの番組リスナーの皆さんにメッセージをお願いします。

回答:「勝っても負けても虎命!」。大阪より4000キロ離れたベトナム・ハノイの地で、猛虎愛を胸に、ハノイ猛虎会では、熱く熱く阪神タイガーズを応援しています。8年ぶりのリーグ優勝と28年ぶりの日本一を目指して、阪神タイガーズ応援しましょう!! よろしくお願いいたします。

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2013年7月 5日 (金)

ハノイ「猛虎会」をラジオで紹介(2)

ハノイ猛虎会について、以下ではインタビュー形式で紹介する。

1.発足年、その経緯について教えて下さい。

回答:正確な発足年は不明ですが、最古参の方の情報では、1999年か2000年に初会合らしきものが開催されたそうです。経緯は、偶然にその方も含めて数人の日本人が阪神ファンとわかり、それでは食事でもしながら阪神の話でもしようとしたことが契機と聞いていますが、詳細は不明です。

2.現在の会員数、代表者など組織や会費はどうなっていますか?

回答:現在の会員数は43名(2013年6月1日現在)。第7代会長、事務局、戦力分析局長、婦人部・スカウト局長の役職があります。会費は特にありません。

3.活動の内容を教えて下さい。

回答:1~2ヶ月に1回のペースで日本料理店「紀伊」で懇親会を開催し、阪神に関する情報交換及びプロ野球の話題について意見交換。といっても、プロ野球についてあまり詳しくないj性も参加されており、また年齢層も20代から60代まで幅広く分かれており、異業種交流会的な意味合いもあります。また今年は、不定期ながらもシェラトンホテルの1階バーにて、阪神タイガーズの試合観戦会(最近では6月29日(土))を実施しています。

4.これまでの楽しいエピソードがあれば教えて下さい。

回答:一番楽しかったと言えば、やはり2005年のセリーグ優勝時に、日航ホテルのプール(屋外)にみんなで飛び込み、ビールかけをしたことですね。この年は優勝決定が10月にずれ込み、また当日は夕方にプールに飛び込んだため、やや肌寒さを感じましたが、次々に飛び込むにつれて、そんな寒さも忘れて皆でビールを掛け合って騒ぎました。

関空-ハノイJAL直行便就航記念の時、ハノイオペラハウスで記念コンサートがありましたが、その時ベトナム国立交響楽団(指揮:本名徹次)が、アンコールの時に「六甲おろし」を演奏し、それがNHK朝の「おはよう日本」で放映されました。何と、その時のタイトルは「オペラハウスで六甲おろし」。英語での曲の紹介は「ジャパニーズ=ベースボール=ソング」でした(笑い)。

また2003年のセリーグ優勝時には、当時の服部大使も飛び入りで(日越30周年行事の時)、壇上に上がり「六甲おろし」を歌われました。 (続く)

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2013年7月 4日 (木)

ハノイ「猛虎会」をラジオで紹介(1)

ベトナムの首都ハノイには、阪神タイガーズを応援するファンの会「ハノイ猛虎会」がある。私も2回か3回ほど飛び入りで参加させて頂いたことがある。

正直に言って私は「アンチ巨人」であって、巨人を倒す強いチームを応援している。それが時には中日であったり、時にはヤクルトであったりする。しかし何と言っても「アンチ巨人」の元祖・主軸は阪神タイガーズであるし、地元・大阪の代表として阪神タイガーズを応援しないはずがない。

バース・掛布・岡田。それ以前には村山、バッキーがいて、そして江夏。これら伝説の名選手は、私の子ども時代・青春時代とともにあった。

この「ハノイ猛虎会」を次の番組で紹介した。

7月3日(水)21:00~22:00、MBS毎日放送ラジオ番組
ナイターのあともラジオと決めちゃいます?
「上田義朗のベトナム元気!」
参照 http://www.mbs1179.com/ato/

この日は、阪神=巨人戦の予定があり、その試合後にハノイからラジオを通して熱いメッセージを送れると思っていたのだが、雨天で試合中止。これは残念。

そこで番組の放送内容を拡大して、次に「ハノイ猛虎会」を紹介してみようと思う。この取材には、ハノイ猛虎会のメンバーである小松さんに協力を頂戴した。

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2013年7月 3日 (水)

参議院選挙の争点は何か?

今回の選挙の論点は明確だ。

憲法改正か否か?、原発再開か否か?、TPP賛成か反対か?

これに加えて、いわゆる現状の経済政策(「アベノミクス」)の是非が争点になりうるが、それは時期尚早であると思う。

私が与党=政府の政策担当者であるなら、無理をしてでも選挙期間中は株価上昇、意図的にでも雇用改善、景気回復のムードを作り出すであろう。そして、その成果をもたらした「アベノミクス」の是非を選挙の争点にするであろう。しかし、それらは短期的な成果である。これに目を奪われるべきではない。

経済政策の是非の判断は、時間がかかる。この意味で、かつての小泉政権における「規制緩和」が現在、何をもたらしたのか?ようやく、その的確な判断ができる時期である。

その「規制緩和」を継承・強化しようとするのが「アベノミクス」であるとすれば、また、さらなる「規制緩和」を促進しようとする政党があるとすれば、その是非の判断は小泉政権の「規制緩和」の評価・検証から始めなければならない。そこまで論点を深める議論が欠如して、短期的な現象に基づいて「アベノミクス」の是非が争点にされるべきではない。

他方、上記の「憲法改正」・「原発再開」・「TPP賛成」は、日本の将来を決する最重要な争点である。この「争点隠し」は許されない。こういった長期的・本質的な論点=争点を回避して、短期的な「アベノミクス」の是非を選挙の争点にする。これは詐欺的な選挙戦術である。この意味で、国民の前に論点を明示化する報道機関の役割は重要である。

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2013年7月 2日 (火)

映画:桃さんのしあわせ

すぐには読まないが、面白そうなので買っておくという本が溜まってきた。いわゆる「積ん読(つんどく)」というものだ。

それと同様に映画やドラマも衛星放送=CATVから簡単に録画できるようになり、すぐには見ないけれども、録画だけしてDVDやブルーレイに保存することが多くなってきた。「積ん読」に対応して、何と言えば良いか?少し考えたが、思いつかない。「観て置く」かな・・・

このような意味で、DVD・ブルーレイ作品「桃(タオ)さんのしあわせ」は絶対に面白そうだ。参照 http://taosan.net/

香港・中国における高齢者問題を人間味ある優しさで考えさせられるのだと想像している。必見の価値あり。時間と機会があれば・・・と楽しみである。

日本でも関心の高い高齢者の生活保護・介護などの問題は、中国や韓国を始めとするアジアに共通している。西欧流の福祉国家という観点の議論も当然であるが、アジア的な方法や考え方をアジア各国で共通して考えることにも意義があると思われる。

中国や韓国とは、領土問題といった対立点を強調する傾向があるが、こういった共通した問題を共同で考える努力も必要であろう。この意味で、まずは映画で中国の現状を知ることから始める。こんな問題意識が、この映画を選択した理由である。

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2013年7月 1日 (月)

映画『高地戦』を観る

週刊誌で井筒和幸監督が、韓国映画『高地戦』の鑑賞を勧めていた。その記憶があって、そのDVDをレンタルした。参照 http://www.kouchisen.com/

北朝鮮と中国を相手にした朝鮮戦争を描いている。井筒監督がお勧めのように確かに面白い。また、私は次の意味の台詞(日本語字幕)が気になった。

「北朝鮮に味方した韓国人を徹底的に弾圧する」と言う韓国軍将校に対して、「かつて日本軍に味方した韓国人に対しては、そんなことなかったですね」と同じ韓国軍将校が皮肉を言う。この会話の意味は深い。

韓国政府または韓国人にとって「反日」と「反共」のいずれが、より優先されるかという問題である。この両者を縦軸と横軸にすれば、その程度に応じて機械的に4つのカテゴリーに分類できる。

1.反共=反日・・・右派・保守派?

2.反共=知日・・・保守派?

3.容共=反日・・・左派・民族主義?

4.容共=知日・・・リベラル派?

なお以上の分類では、「反日」の反対は「知日」、「反共」の反対は「容共」としたが、それぞれの組み合わせの特徴としての「●●派」は単なる私の印象に過ぎない。それぞれの立場の意味や重要性は、より検討されなければならない問題であろう。

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