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2013年5月26日 (日)

「経済民主主義」再考

ベトナムの民主主義を議論する場合、通常は「一党独裁」=「非民主的」という先入観が伴う。しかしながら、たとえば「民意を広く政策に反映する」ことが民主主義であるとすれば、政治的に多党制であっても、公平な選挙が行われていても、それは形式であって、その内実が考察されなければならない。 

昨年、本ブログで「討論型世論調査」を紹介したが、このように民意が十分に熟成されていることが、民主主義の原点ではないか。 

ベトナムでは、市場経済化を進めようとする1994年(米国の経済制裁が解除された年)、経済的には貧しかったが、政治的な議論が国民の間で十分に話されていたように思う。普通のおじさんやおばさんの間で、「昔は貧しかったが生活に心配はなかった。市場経済になれば、将来が不安になる」というったことが語られていた。

それが今日、「政治よりも経済。お金儲けに関心はあるが、政治に関心がない」という状況が多数を占めているのではないか?その状況の中では、民主主義を主張する人々の言動は過激になる傾向があると世界の歴史が教えていると思われる。

ベトナムの民主主義の批判は簡単であるが、それを契機に自国の民主主義を再検討することも必要であろう。日本の民主主義の現状はどうか?米国はどうか? 

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コメント

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投稿: http://www.pickbagoutletstore.com/damier-azur-canvas-c-88.html | 2013年6月17日 (月) 14時21分

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