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2013年4月 7日 (日)

中小製造企業にマーケティングの発想を!!

製造業は、製品に対する注文が来て仕事になる。その注文が特に中小企業には最近来なくなった。

その理由はいくつかあるだろう。顧客である大手組み立て企業が海外移転する。小ロットや短納期の製品までが海外調達される。後継者がいない。人手不足。新興国の製造企業の品質が向上してきた。少子高齢化にともなって国内市場が縮小した。

そこで外国進出するというシナリオになるが、ここで直ちに外国進出を考えるのは、やや早計である。その前に積極的・自発的に需要を創造する。つまり注文を増やす、仕事を増やすという発想が不可欠である。その中の一つの手段が外国進出と考えるべきであろう。

これまでの中小企業の外国進出は、前述のような大手組み立て企業の海外移転の後を追うという動機が多かったように思われる。しかし「後を追って捨てられる」ことも増えているのではないか。なにか悲恋ドラマのような・・・。

進出国における大手組み立て企業からの低価格・高品質の要求は続き、結局は日本でも海外でも苦労は続く。さらに進出先の地元企業のキャッチアップによって、地元企業も低価格・高品質の製品を提供するようになる。そこでも新たな競争が始まる。

需要創造、さらに市場創造=マーケティングは、小売業の専売特許ではなく、中小製造業でこそ求められる。たとえば具体的にベトナムとの関係で考えれば、次のようなことが提起される。

日本の中小企業がベトナム企業と組めば、少なくともベトナムで需要が創造できる。ベトナムで需要があれば、次はラオス・カンボジア・ミャンマーと周辺アセアン諸国からの需要が期待できる。英語ができる優秀なベトナム人を採用すれば、英語圏からの需要を惹起できる可能性がある。

このほかにオープン=イノベーション。つまり自社の技術を他社の技術と組み合わせて新製品を作り出す。需要創造、さらに市場創造がありうる。

中小企業が「もの作り」に専念する時代から、中小企業のマーケティングの時代に転換しなければならない。

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