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2013年3月 9日 (土)

オープン=イノベーションの勧め:「戦略的パートナー」としてのベトナム

大企業に限らず中小企業が、自社の知的財産を大切にすることが当然になっている。いわゆる「特許」を取得し、さらに暗黙的なノウハウや知識を保持する。

たとえば中国に進出した日系企業が、こういった知財を盗まれたという話を聞くことがある。これに対して私は、ベトナムがTPP(環太平洋連携協定)に加盟すれば、こういった知財の保護は中国よりもベトナムは厳格になるとコメントしている。

これに対して、オープン=イノベーションという発想がある。自社の知財を守ることが、結局は販路や生産の拡大の障害になっていると考えれば、自らの知財を広く提供し、技術的な協力で共存共栄を追求する発想である。もちろん知財提供の報酬は受け取るのだが、それよりも市場拡大の利益が目標である。

かつて松下電器(現:パナソニック)が、VHSの技術を公開して市場拡大を図ったように、技術を守るのではなく、技術を戦略的に活用して事業を拡大する。これは中小企業にとってこそ望ましい発想である。

このことが、日本企業の間で抵抗があれば、日本企業と外国企業で考えれば良い。戦略的提携とか、戦略的パートナーという関係である。競争関係にある日本企業を気にする必要なく、外国企業と協力する。これが、日本企業とベトナム企業の新しい発想の合弁事業の展開のモデルになるかもしれない。

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