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2013年3月24日 (日)

実感:評判通りベトナム人は優秀(2・完)

今回の大学生の採用活動を通して、ベトナム人の優秀な学生を採用するためのチャックポイント・留意点は次のように思われた。これらは仮説の提示である。

1.日本語の能力と理工系能力やビジネス能力は別個の問題である。日本で働くから日本語能力は不可欠だが、それは前提ではなく、その後の勉強や研修で習得できる。

2.ハングリー精神のある地方出身の学生は一般に優秀である。

3.家族や両親の理解と激励は勤勉・勤労の原動力になる。そのために家族に対する配慮が不可欠である。採用決定や訪日に当たって家族と会食などすればよい。

4.現場主義(=現場の作業を厭わない姿勢)を理解した理工系学生は、文系学生よりも経営者としても有望かもしれない。日本企業でも技術系出身の経営者が活躍している。

5.お金を目的としてだけ来日する研修生には限界がある。もちろん研修生の中でも向上心ある優秀な人は多い。

6.憧れの日本に来る目的だけのベトナム人には限界がある。目的は訪日ではなく、仕事である。

7.自社に魅力があるかを自問しなければならない。日本側の諸々の問題点が、外国人の採用によって顕在化するかもしれない。その対応を考えておく。

8.中小企業が外国人を採用する場合、その待遇について日本人と別の新制度を考えるのがよいか、または日本人と同一条件がよいか? 優秀なベトナム人と平凡な日本人(失礼かもしれないが・・・)の融和・協調を考えることが新たに求められる。

9.経営理念つまり企業経営に対する心構え・信念を共有できるように最初から教育する。そのためには、やはり新卒学生が望ましい。

10.外国人だからと言って特に甘やかす必要はない。新卒日本人と同様に学生気分を払拭させ、ビジネス界における社会人の自覚を植え付ける新人教育をする。一般にOJTが基本であるが、外国人のための配慮も必要であろう。 

それぞれについて詳細を語ることができるのだが、それは次の機会にしよう。

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