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2013年1月14日 (月)

制御不能のインフレ=バブルを回避する

日本の株価の絶頂期は1989年末である。この前年1988年4月、私は日本証券経済研究所大阪研究所・研究員から流通科学大学商学部・助教授に移ったばかりであった。

研究所は、大阪証券取引所と昇給や賞与が連動していたから、どんどん賞与は上昇していた。正直に言って、少し転職を早まったかのように思った。

しかし、それ以前の1985年頃、株価が急上昇の時期から、いずれ株価は下落すると周辺の人々は指摘していた。少なくとも証券業界の多数の人々は「バブル崩壊」を予想していた。

それでも株価は上昇し、その後の深い谷間を形成することになった。人間の欲望や感情は、「わかっちゃいるけど止められない」のである。そして行き着くところまで行く。

新政権では「2%のインフレ」を経済政策としているのだが、それは、物価水準を政府が管理することである。本来の自由主義市場経済から考えれば、矛盾した政策である。

それはさておき、より一般に言って、経済活動は人間活動の結果と考えられるから、経済活動を管理するということは、人間を管理・制御するということと同義である。

2%を超えた制御不能のインフレ=バブルは発生しないのか? 1980年代のバブルを経験した教訓が、どこかで生かされなければならない。それは「どこ」か? これに注意である。

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