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2012年12月31日 (月)

新年は「ミャンマー講座」から始まる

大晦日。本年、多数の皆様から、お世話になりました。感謝、感恩(カモン;ベトナム語/Cam On)です。

新年から始まる「ミャンマー講座」の講師と日程が確定しました。

参照 「myanmar.docx」をダウンロード

この講座は、大阪市委託事業として関西社会人大学院連合が主催し、参加費は無料です。1月中の火曜日と金曜日の夜間に5回の講義でミャンマービジネスの要点が理解できるように企画されています。

ご多忙で講師をお願いできなかった工藤年博先生(JETROアジア経済研究所)からは、この講座について「すごく面白いミャンマー陣容」というコメントを頂戴しました。

結果として、講師の皆さんは関西とご縁のある方々となりました。どうぞ、多数の皆様の参加をお願いいたします。

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2012年12月30日 (日)

佐世保で「餃子の王将」を発見

佐世保市の「させぼ四ヶ町商店街」を歩くと、前日に紹介した「ジャパネットたかた」特約店がある。

それに加えて発見したのは「餃子の王将」である。地元の大阪で何度か必ず利用する餃子店には親近感がある。かなり以前に当時の同社社長の望月さんに伺ったのだが、同社は、餃子業界で「コストリーダーシップ」の地位を長く確保している。(なお、写真は開店前に撮影)

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この「コストリーダーシップ」の具体的な意味は、「餃子の王将」を基準にして、ほかの餃子の価格と味を比較するということである。このような過酷な使命を甘受することが「リーダーシップ」の地位を占める責任である。

なぜ、長崎1号店が佐世保市なのか? 長崎市の進出では、やはり地元の「長崎チャンポン店」と競合するのか? こんなことを考えながら、私は専門外ではあるが、「チェーンストアの出店戦略」といった論文を書けるような気がした。

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2012年12月29日 (土)

佐世保と言えば「ジャパネットたかた」

長崎県佐世保市と言えば、ハウステンボスに並んで「ジャパネットたかた」。佐世保市の本社ビルを見て、かなり感激した。

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また佐世保駅から徒歩10分ほどの商店街には同社の特約店があった。ここでは、「ジャパネットたかた」で販売している商品が、実際に目で見て手で触って確かめられる。さらに価格は同じで、送料は不要ということであった。

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こういう特約店が全国にあっても不思議でない。なお、我が家には「ジャパネットたかた」の商品が散在している。

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2012年12月28日 (金)

ハウステンボス・・・

長崎県・佐世保市といえば、ハウステンボス。ここにもLEDが使用されている。

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今のハウステンボスは夜景がお勧め。昼間はLEDの配線を見ることになる。東京ディズニーランドよりも大人の雰囲気。久しぶりにお酒に代わってリフレッシュできました。

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2012年12月27日 (木)

佐世保に出張:LEDビジネス

本年、多数の出逢いがありました。感謝です。

その中で「中小企業総合展」に出展されていたウィン&ウィン社・平野社長と再会のために長崎県・佐世保市を訪問しました。「中小企業総合展」参照 http://sougouten-past.smrj.go.jp/

ウィン&ウィン社はLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)の製造販売をされています。このLEDをベトナムを始めとする途上国に紹介することを私は考えています。

http://www.densetsu-i.com/co/WIN-WIN/

http://www.alibaba.co.jp/companydetail/510127077.htm

日本では節電のために照明機器がLEDに切り替えられようとしていますが、途上国では当初の設備投資からLEDを導入することが効果的・効率的です。もちろん日本でも同様です。この仕事、非常に有意義であると思います。

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2012年12月26日 (水)

「キチキチ」の正しい食べ方

寒い時に日本では「鍋料理」が定番であるが、ベトナムにも伝統的な鍋料理はあるし、今は「キチキチ:KICHI KICHI」が人気である。

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この店は、韓国系のゴールデンブリッジ社の出資と言われている。同社は証券会社や投資運用会社を主要業務としているが、オーナーは韓国とベトナムの「架け橋」になるということで、社名を「黄金の橋」にしたということを記憶している。

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カウンターの前のお客と目線が合うことが気になるのだが、食材がクルクル回転する中で、自由に材料を選べるし、スープが少なくなると適時補充してくれる。

入り口横のテーブルには「お寿司」も置いてあって、それも自由に取り放題である。下の写真は、2種類の牛肉が選択できるようになっている。

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左が米国牛、右がオーストラリア牛である。牛肉も食べ放題なのだが、回転していないので口頭で注文しなければならない。それだけでも、消費を抑制してコスト削減の効果があると思われる。この領収書を紹介する。

○ セットビュッフェディナー:209,000ドン。
○ ハイネッケンビール:28,000ドン。
○ お手ふき:3,000ドン。
○ 付加価値税(10%):24,
000ドン。
○ 合計:264,000ドン。

1ドル=21000ドン=88円とすれば、合計は約1,100円である。この安さが嬉しい。ただし、ポン酢と青ネギや七味など、日本の鍋料理の薬味があれば、もっと最高なのだが・・・。

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2012年12月25日 (火)

ベトナムのスイーツ:チェーのメニュー

岩井コスモ証券「週刊ベトナムレポート」でホーチミン市の「チェー」の店を紹介した。参照 http://www.iwaicosmo.co.jp/investment/report_vietnam/

以下では、そのメニューを見てみよう。最初は「暖かいチェー」、次は「冷たいチェー」である。日本語なので安心である。

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このメニューの最初に「チェーナンボ」とあるが、これは大阪弁で値段を聞いているのではない。店名である。ベトナム語では「南部のチェー」という意味である。しかし関西人にとって親しみのある名前である。

P1040797_5お腹の調子が心配な人は、暖かいチェー。熱くなった体を冷ますには、冷たいチェー。なかなかよくできたメニューである。

日本で「チェー」の専門店を開業すれば・・・と考えたりもする。

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2012年12月24日 (月)

ベトナムのクリスマス

ホーチミン市のクリスマスの様子を紹介する。

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上下の写真は、TAX百貨店内のクリスマスのデコレーションである。豪華さでお客を引き寄せる戦略は日本の百貨店の伝統を踏襲している。
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下は、サイゴン南=第7区のクレセントモール内のクリスマスの催事である。スケートリンクの設営には驚かされた。

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P1040762_2サンタクロース姿の販売員がいたが、それは1998年時にハノイのハイハコトブキ社長の鈴木哲弥さんが初めてベトナムに導入したのだと私は信じている。

ベトナムでは旧正月=テトが大きな祭日であり、クリスマスや新年は影が薄いと思ってきたが、最近は販売目的の催事が派手になっているようである。

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2012年12月23日 (日)

偉そうにしたいだけのベトナム人

ビジネスのパートナーと話をする時、その相手の人格評価は重要である。

信用できる人かどうかを判断するために、その人の言動に注目する。初対面時の直感から始まり、その後の付き合いの中でその人物像を軌道修正していく。そして評価が固まってくる。

あるベトナム人から、タイトルのような表現を聞いた。ベトナム人がベトナム人を評価する言葉であるから、そういう人物が実在するのであろう。

一般に官僚主義的な組織の中では、その職位・地位の高低が人物の評価を決める。実力が伴わなくても高い地位を得ることもある。また、高い地位になれば、内容がないのに形式だけは整えようとする。

どちらかと言えば、ホーチミン市よりもハノイに住むベトナム人にそういう傾向があると私は感じる。「偉そうに」しても、ちゃんと仕事をしてくれれば良いのであるが、そうでないことにも配慮しなければならない。

こういう属性もベトナム人と円滑につき合う場合、考えておいた方がよい。

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2012年12月22日 (土)

ミャンマー講座が始まります(完):訪問の注意事項

ミャンマー訪問で注意するべきことは以下のように思われる。

1.ビザ(査証)の取得に時間がかかる。
 標準は大阪で1ヶ月、東京で2週間だが、繁忙期にはより以上の日数が必要となる。

2.ホテル予約に預け金が必要である。
 個人旅行ならインターネット経由のクレジット払いが便利だと思うが、団体旅行の場合、人数を募集して確定する時間を早めにしておく。

3.現地の移動手段バスや通訳費用は高い。
 同行通訳1日で3万円と聞いた。これはベトナムよりも高い。また、バス予約にも予約金が必要となる。

4.ホテル代も3~4星クラスが2万円を超える料金。
個人旅行なら1万円を切るところもあると聞いている。かつて私の2回のミャンマー訪問では、5星クラスのトレーダーズホテルであったが、おそらく1万円であった。今では数万円になっているのだろう。

5.両替をどうするか?
以前に私が戸惑ったことは、貨幣の両替であった。現在は空港での「強制転換」(200ドルだったかを「オモチャ」のような貨幣200ドルに強制的に変換する)があったが、今はなくなっているそうである。また、公式レートと市場レートの乖離が大きく、ホテルのボーイが「私が両替してやる」などと個人的に話しかけてきたが、それは今はどうなっているのか。

来年1月からの「ミャンマー講座」では、最近の現地に何度も行かれている方々がお話されるので、事前の知識を充分に入手しておきたい。

 
 

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2012年12月21日 (金)

ミャンマー講座が始まります(7):ミャンマーは橋本さん

第4回「ミャンマー講座」は、1月22日(火)。講師は、橋本良英氏(株式会社堂島麦酒醸造所・代表取締役)である。講義概要は次の通り。

国営企業マンダレービール新工場の2001年の建設に従事して以来、ミャンマー政府の依頼によって水産物卸売り市場や製氷工場の建設に協力してきました。現在も1年間の3分の1は現地に滞在しております。

講義では特にテーマを定めずに、受講生の皆さんのご質問に回答したいと思います。とりあえず次のようなテーマを考えています。1.ミャンマーと私、2.経済状況、3.外国為替の問題、4.政府との関わり方、5.ビジネスの留意点と可能性、6.ミャンマー人の特質、7.今後の展望。

橋本さんは注目の人である。何人かの人に「ミャンマーに詳しい人は?」と質問した時に、「それなら橋本さん」という返答があった。ミャンマーの「人脈」の一部を講義の打ち合わせの時に聞かせて頂いた。ミャンマーのビジネスの核心部分が理解できる講義になると期待される。

 

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2012年12月20日 (木)

ミャンマー講座が始まります(6):ベトナムからミャンマーへ

「ミャンマー講座」の第3回目の講師は、ハノイゴルフ場の創設者である室賀信男氏。講演のテーマと概要は次のようである。

2013年1月18日(金):ベトナム発展の経験をベースにミャンマーを見る

ドイモイ政策から始まり、2003年ごろからバブル成長をしたベトナム経済ですが、昨年からそのバブルが崩壊し、2013年も継続すると言われています。それに対して数年前から開放政策がようやく始まったミャンマーの経済社会はどうなっているか。それは10年前のベトナム経済社会とよく似ているが、相違点もあります。今後御ミャンマーの経済発展は如何様に成るのか。ベトナムの実務経験を踏まえて、最近のミャンマー訪問で考えたことをお話いたします。

室賀さんとは、私と共通の知人が福森哲也氏であったことが契機で、最初はベトナムのハノイゴルフ場の事務所でお目にかかった。その後、ゴルフ場が完成し、順調に経営が進み、現在はミャンマーのゴルフ場開発のアドバイスもされている。

ミャンマーで会う日本人は、10年か20年ほど前にハノイで会った人が多い」という指摘は意味深い。新興国にビジネスチャンスを求めて集まる日本人が存在している。ベトナムで成功された室賀さんから見たミャンマー観が興味深い。

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2012年12月19日 (水)

ミャンマー講座が始まります(5):アジアビジネスの元祖

「第2回・ミャンマー講座」は、2013年1月15日(火)に近藤昇氏を講師として開催予定である。

講義テーマ:ミャンマー事情の概要とアジア=ビジネスチャンスの視点

講師:ブレインワークスグループCEO・近藤昇 参照:http://www.bwg.co.jp/

講義概要は次の通りである。

日本企業だけでなく先進諸国から進出先候補としてあがるミャンマー。経済指標等の概要と日本企業がこれからのアジアビジネスでミャンマーをどう捉えていくかについてお話しします。

いまもっとも注目される東南アジアの新興国タイ・ベトナムなどをどう見るか。いま、これからのミャンマーでアジアビジネスのチャンスを発掘するうえにおいて欠かせない視点とは何かを考えます。

現在、近藤さんはミャンマー訪問中である。最新のミャンマー事情について、お話して頂けると思う。

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2012年12月18日 (火)

ミャンマー講座が始まります(4):先着順

大阪市委託事業・関西社会人大学院連合主催「ミャンマー講座」のミャンマー現地訪問は、先着順で20名である。

なぜ、20名かと言えば、ミャンマーの首都ヤンゴン市内の移動バスの定員が22名だからである。ただしタクシーやハイヤーを利用した同行参加は可能である。

申し込みは次を参照。http://www.kansai-auae.jp/top_npo/

個人的・私的には、ヤンゴンのみならず、首都ネピドーや古都バガンを訪問したいのだが、団体旅行であるから、その実現は次の機会である。

バス手配やホテル予約にも前払い金が必要というような状況である。少しばかり異常なミャンマー熱を感じる。それを体感・実感するだけでも訪問の価値はあるだろう。

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2012年12月17日 (月)

ミャンマー講座が始まります(3)

ミャンマー講座の第1回は、私が担当する。

テーマは、「アセアン経済共同体の成立に向けたCLMVの最新動向:ミャンマーのビジネス環境」。

講演要旨は次の通りである。

ミャンマー連邦共和国は、アセアンにおける後発国CLMV(カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム)の中で経済的に最も遅れています。しかし豊富な天然資源や労働力は、経済発展の大きな潜在力を示しています。

講義は、2015年のアセアン経済共同体の成立に向けた動向を紹介し、次にCLMV各国のマクロ経済や投資環境の現状を比較します。最後に各国のビジネスの可能性や留意点を指摘し、ミャンマーの特徴を検討します。

本講義の狙いは、ミャンマーをアセアン諸国や中国・バングラディッシュなどアジア諸国の中の相対的な位置づけを確認しようということである。

ミャンマー熱」の「解熱剤」の役割を少しでも果たし、冷静なビジネスの視点を提供したいと思う。

 

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2012年12月16日 (日)

ミャンマー講座が始まります(2)

ミャンマー講座の「座学」の部は、2013年1月11日から1月25日まで。その「現地調査」の微は、1月29日から2月3日である。約1ヶ月で「ミャンマー通」になろうという企画である。

「座学」は、金曜日と火曜日の午後7時から全5回に渡って実施される。 その企画の内容は次のようである。

「今日、アジア新興国は世界経済の牽引役として大変注目されています。我が国の企業においても、地理的に近く、製造業などの重要拠点としても魅力的なアジア諸国への事業進出はますます注目を浴びています。しかし一方で、日本と各国のビジネス慣習の違いなどから、様々な問題が発生していることも事実です。

この「ミャンマー講座」では、2015年のASEAN経済統合への参加を見据えて海外企業に門戸を開き、近年日本政府からも経済支援等が行われているミャンマーについて概要や現地企業の状況など幅広い支店で解説を主ないます。」

この講座の参加は無料。現地調査は20万円~25万円。ただし12月21日までに申し込まないと、ビザ(査証)の取得が難しい状況だ。それほどにミャンマー大使館のビザ発行業務が多忙になっている。

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2012年12月15日 (土)

ミャンマー講座が始まります(1)

昨日紹介した関西社会人大学院連合のアジアビジネス研究センター(代表:木本圭一・関西学院大学国際関係学部教授)が主催する「ミャンマー講座」が、来年1月11日(金)から始まる。

参照 http://www.kansai-auae.jp/top_npo/?m=AsiaBiz

この講座の後の1月29日からは、現地ミャンマーを訪問するという「実学」講座である。

この講座のコーディネーターを私が務めることになった。これまでに笹川平和財団が主催するミャンマー支援のために2回ほどヤンゴンで講演・講義したことがあるという経験のためである。

ミャンマーの専門家と言えば、ジェトロ・アジア経済研究所の工藤年博・研究グループ長であると私は思うが、私がミャンマー訪問時にもお世話になった。

参照 http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=vzDcOr_qoKY

工藤さんとミャンマー学生(ヤンゴン大学経営大学院)の会話で印象に残っている言葉は、I have a funny story. (面白い話があるんだよ・・・)。現在、その面白い話は忘れたが、この工藤さんの台詞は覚えている。そして私も使わせていただいている。

ミャンマー初学者の私が、どれだけコーディネートできるか不明だが、大阪市委託事業となっているので責任は重い。何回かに分けて、この講座の内容や意義を紹介してみよう。

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2012年12月14日 (金)

関西社会人大学院連合で講義

12月14日(金)午後7時~9時。

大阪駅前第2ビルで関西社会人大学院連合の講義があった。「ベトナム講座」の中で「マーケティング:ケーススタディ」を担当した。

参照 http://www.kansai-auae.jp/top_npo/

この講義で、ベトナミストクラブ(代表;富田健次・大阪大学外国学部教授)事務局の田中哲次郎氏をお招きした。

ベトナムとは30年近く関わりをもたれ、現在80歳を超えるにもかかわらず、ご壮健である。ベトナムの大先輩からの貴重なお話を伺うことができた。

その後のケーススタディで「日本酒・焼酎をベトナムに売り込む」という事例を取り上げたが、田中さんは「アンテナショップ」を作ってみたら・・・と指摘された。「なるほど」である。

田中さんのますますのご活躍をお祈りしたいと思う。

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2012年12月13日 (木)

TPP加盟交渉参加の是非について

衆議院総選挙の争点の一つに日本のTPP加盟交渉の参加の是非がある。

TPP加盟交渉については、岩井コスモ証券の「週刊ベトナムレポート」でベトナムの事情を紹介した。

参照 http://www.iwaicosmo.co.jp/investment/report_vietnam/

今日の新聞を読んでいると、日本の経済産業省では、交渉に参加しないという選択はありえないという見解のようである。確かに、上記のベトナムの事情から推察すると、TPP交渉の原則は各国が対等の立場で交渉するのであるから、日本がアジアの大国として参加しないという選択はないと思われる。

しかし、日本の場合、非同盟中立・全方位外交のベトナムと違って、日米同盟が存在している。その状況下でTPP交渉に参加すれば、米国の要求を拒否できないという懸念がある。

それだからこそ、経済産業省が官僚の観点から考えるように交渉参加それ自体は悪いことではないが、政治判断に基づいて参加それ自体に反対していると考えられる。

TPP加盟交渉の是非は、農業や医療保険などの個別分野の問題として議論されることが多いが、その本質的な問題は日米安保条約の存在に帰結する。

総選挙においては、こういう観点からの問題も検討課題であることを指摘しておきたい。

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2012年12月12日 (水)

ベトナム人の知恵を借りる:中間管理職の人材不足(4・完)

日本人管理者が、人間としての信頼関係をベトナム人中間管理職と作る。これが、私の主張の要点である。 

そのことによって人材は育成されるし、人材は確保できる。

人間としての信頼関係を作ることは、日本人の間でも困難なことなのかもしれない。そう考えれば、ビジネスの普遍性を痛感する。

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2012年12月11日 (火)

ベトナム人の知恵を借りる:中間管理職の人材不足(3)

中間管理職の「やる気」を出させるために何をすればよいか?

日本では一般に、昇進の可能性があることが重要であるが、ベトナムでは必ずしもそうではないようである。

気楽な仕事で給料が上がればそれでよい。こういう日本人も多くなっていると思うが、ベトナムでは意外と多いようにも思う。これは共働きや家族中心の考え方が影響しているのであろう。

ベトナム人が何を求めているか? どのようにそれに対応するか? これが日本人管理者の役割である。これは難しい要件ではなく、気持ち・心構えの問題である。

つまり、日本人管理者が人間としての付き合いを従業員との間で作ることができるかという問題である。

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2012年12月10日 (月)

ベトナム人の知恵を借りる:中間管理職の人材不足(2)

ベトナムで会社を設立し、工場や店舗を運営するとなると、まず中間管理職となるベトナム人が必要である。

経営者である日本人=自分自身の意思を従業員全体に伝える役割を期待する。そこで日本語や英語ができる優秀なベトナム人が欲しいとなる。

ここでの留意点は、日本語や英語が上手なベトナム人が、必ずしも実業・ビジネスを理解しているとは限らないということである。

これは日本人の場合も同様である。たとえば英語が上手な日本人が、仕事もできるとは限らない。ビジネスでは語学力よりも、的確な判断力、臨機応変の応用力、アイデアや発想を生み出す創造力、最後まであきらめない忍耐力などが優先されることは当然であろう。

つまり、語学力は最低限のコミュニケーションができればよく、最大の注目点は、そのベトナム人の「ビジネス感覚」の優劣である。

この優劣は、本人に志望の動機を聞き、その場で判断できることもある。また、仕事を一緒にしながら理解できることもある。この判断や理解ができないとなれば、それは日本人経営者の責任である。このことを十分に自覚して、ベトナム人中間管理職を採用するべきである。

これは、中間管理職に限らず、取引のパートナーを選択する場合も同様である。外国語という言葉の障壁はあるが、それを超えたビジネス感覚が日本人側に問われている。

偉そうに言うようだが、少なくとも私は以上のようにして、ベトナム人のパートナーや従業員と関係を続けてきた。

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2012年12月 9日 (日)

ベトナム人の知恵を借りる:中間管理職の人材不足(1)

ベトナムでもラオスでもカンボジアでもそうだが、外国に進出して事業を始める場合、日本人としての経験・ノウハウ・知識が活用できることは限定的である。

その理由は簡単である。何と言っても、外国人だからである。

そこで現地の人の意見を聞くことになる。企業で言えば、中間管理職という人々の役割である。具体的な現場を熟知していて、経営者の考えも理解できる階層と理解すればよいであろう。

ベトナムで中間管理職が不足していると言われている。この本当の意味は何か?

私見では、中間管理職は育成するものではないか。そうであるとすれば、中間管理職が不足しているという企業は、自らの育成を怠っているか、または失敗している。この点をベトナムを事例に検討してみよう。

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2012年12月 8日 (土)

ホーチミン市の日本物産館(4・完)

来年1月19日(土)・20日(日)には、この日本物産館で徳島県の物産展示に関連して「阿波踊り」などのイベントが開催されるそうである。イベント開催によって集客する。ただし、それは一時的・一過性でしかない。

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かつてダイエーが神戸ポートアイランドの業態を検討したことがあった。多数意見は、周囲の雰囲気に合わせた「高級ショッピングセンター」であった。

それに対してダイエー創業者・中内功は「ディープ=ディスカウント」と反論し、今はなき「バンドール」という安売り業態を導入した。これは大成功し、土日や祭日は、駐車場待ちの長い自動車の行列が見られた。

私見では、ベトナムで絶対的に不足しているのは駐車場。また、高額商品の購入層は、次第に増えているとはいえ一部にすぎない。

こういう場合の集客をどうするか? ベトナム人の「噂」になるような店舗・・・・・・。結論を言えば、日本の経験は参考にはなるが、通用しない。ベトナム人の知恵を借りることが一番であると思う。

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2012年12月 7日 (金)

ホーチミン市の日本物産館(3)

日本物産館が立地する第7区は、ホーチミン市の中心部(市役所周辺)からは自動車で20分くらいである。同区に立地するロッテマートは、来店を増やすために韓国人が多く住む空港周辺から送迎バスを運行している。

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もともとタントワン輸出加工区に隣接して台湾が開発した住宅地域であり、もとは湿地帯であった。それが今では高級住宅区として大規模開発された。驚くべき変貌である。

こういう地域の特徴は、平日の人通りは閑散としている。日本で言えば、たとえば神戸のポートアイランドや六甲アイランドなどの「人工島」を想起すればよい。

日本物産館の訪問は、平日の午前11時過ぎ。来客は皆無であった。集客をどうするか?

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2012年12月 6日 (木)

オーチミン市の日本物産館(2)

ベトナム人が知っている日本企業の商品と言えば、トヨタ、ホンダ、ヤマハ、ソニー、パナソニック、キャノンなど大企業の製品である。これらは正確にはベトナムで生産されたベトナム製も含まれる。

他方、日本製品の販売では、空港からホーチミン市内に向かう右側に「ハチハチ」(ベトナム人経営)があり、その少し先に「ダイソー」(日本でおなじみの100円ショップ)がある。もっともダイソーは、日本と同様に中国製も多数あり、純粋の日本製品ではない。

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日本物産館は、まだまだベトナムで知られていない日本製品があり、それを紹介しようという試みである。その狙いは「当たり」である。ただ残念なことに、展示商品についてベトナム語の説明が十分でない。また広報宣伝活動にも工夫が必要と思われた。

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2012年12月 5日 (水)

ホーチミン市の日本物産館(1)

11月20日からホーチミン市の第7区(サイゴン南)、リバーパークビルディング1階に「日本物産館」がオープンした。

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当初は、北海道・京都・徳島3県の特産物が紹介されるが、その後は全国の都道府県に拡大される予定という。この運営は、株式会社ブレーンワークス社(神戸本社)であり、2012年度の経済産業省のクールジャパン戦略推進事業の認定を受けている。

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本年度の認定事業は15件であり、ベトナムからは同社の次の企画が採択された。

「知られざる日本」:アジアと日本の各地方の”架け橋”事業

概要:「知られざる日本」の地方文化をアピールするための物産館をアジアに展開。日本に憧れる富裕層の観光誘客を図る。具体的には、秋から来年3月にかけて、ベトナム・ホーチミンのショッピングモール内の「ジャパンスタイルショップ」でテスト販売を行う。

参照:
http://www.meti.go.jp/press/2012/07/20120724001/20120724001.html

この展示会場で日本の物産を紹介し、近隣のクレセントモールの「ジャパンスタイルショップ」で物品の販売が行われる。

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2012年12月 4日 (火)

ダナンの魅力:高層ビルとリゾートが建設中

ダナンの近代化が進行中。それは車窓からの風景を見ただけで理解できる。下記は、建設中の高層ビル。

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ダナンはベトナム中部の中心都市。日本で言えば、東京と大阪の間の名古屋のような位置づけである。

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ハノイやホーチミン市と違って、都市部の近くに海があり、バーナーという山があり、上記の写真のような戸建てリゾートもある。自然に囲まれた生活と仕事の隣接がダナンの特徴である。

 

ただし、しばしばダナンには停電があり、それが夏ならクーラーが止まって猛烈に暑いという話は聞くが、それも改善されつつある。だからこそ「発展途上」の国である。すべてのことが、時間の経過とともに間違いなく改善・発展する。

 

ダナンへの日本人の訪問者・観光客が増加すれば、ダナン国際空港に直行便が飛ぶことになるだろう。その日を楽しみに、時間と機会のある限り、できるだけダナンを訪問してみようと思っている。

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2012年12月 3日 (月)

ダナンの風景:大好きなフラマリゾート

ダナンの気分転換。この日のダナンは異常に暑かった。後から聞くと、ハノイでもそうだったそうである。

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ダナンの地ビールは「ラルー」。この生ビールを飲んでみたいが、今まで経験はない。それぞれの都市にそれぞれの地ビールがある。なかなかベトナムも奥深い。写真はダナン市内のレストラン。生ビールを探し歩いたのだが、見つからなかった。

P1040419左のコップには氷が入っている。冷えていないビールに氷を入れて飲む。清涼飲料水の感覚である。この習慣のあるベトナム人が、ビールの醍醐味であるコクや渋みが理解できるのかどうか。

ベトナムでは、サッポロビールが製造販売し、アサヒビールが輸入販売しているが、ベトナム人の好みに合った味作りは簡単ではないと思われる。

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2012年12月 2日 (日)

ブンチャーの正しい食べ方(3・完)

お店の机の上は、以下のような配置である。写真の左上が野菜。今回は、紫蘇(シソ)が美味しかった。レタス系の野菜も新鮮である。写真には出てこないが、赤唐辛子とニンニクのみじん切りが薬味としてお皿にのせられている。

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なお、野菜の右隣は「揚げ春巻き」の親戚のような「ネム」である。値段は、ブンチャーが33,000ドン、ブンが1個7,000ドンである。

ここで最大の心配は、この生野菜でお腹を壊さないか? 今まで私は大丈夫であるが、個人差があると思われる。以前に学生数人を連れて、この店を利用したが、特に問題はなかった。

なお、写真の前に座っている男性は誰か? もう10年以上前からお世話になっている「セオム」の運転手ズオン氏である。私の定宿ホテルの近くの交差点を職場にしている。セオムとは、相乗りバイクのことである。直訳すれば、「抱く乗り物」・・・・・。「セ」は乗り物に付く冠詞、「オム」は「抱く」。後ろから利用者が運転手を抱いて乗るバイクという意味である。

ハノイの交通渋滞を考えれば、タクシーよりも意外とセオムが早いことがある。これに対抗して、タクシー運転手も裏道を熟知している。

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2012年12月 1日 (土)

ブンチャーの正しい食べ方(2)

ブンチャーは北部ハノイの名物である。フォーと同様にベトナム伝統の料理は北部に多い。

 

さてハノイに美味しい店が2店あるが、私はフエ通りの店が一番と思う。
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そのお店は、上の写真のように路面である。机の上にお箸とレンゲがあるが、やはりティッシでキュッキュッと拭く。下の写真は「ブン」。お米の麺である。日本の「素麺」がツルツル感であるとすれば、ベトナムの「ブン」はプルプル感がたまらない。

P1040612下の写真は、少し焦げた炭火焼き(チャー)の豚肉やハンバーグが乗ったスープである。焼き肉の香ばしさと甘酸っぱいスープの微妙なバランスの味が難しい。

P1040611_4このスープの味は、①酸味、②甘み、③焼き肉の焦げ、④スープの中の大根や少量のニンニクなど、⑤自分で乗せる生野菜、⑥自分で入れる薬味。この6つの要素で構成されていると思う。

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