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2012年11月25日 (日)

フォーの正しい食べ方(2・完)

このフォーの店は、私の留学中の1998年当時にはなかった。開業して10年程度だと思うが、なかなかの人気店になっている。

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ベトナムで美味しい店の探し方は簡単である。お客の多い店を探すことである。

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これは、牛肉のフォーである。この牛肉にも、レアとかウェルダンといった種類があり、それはチェーン店「フォー24」と同様である。ともかく英語は通じない世界であるが、何とかなるものだ。さらにお客の中に英語で助けてくれる人が必ずいる。 

なお、フォーで不可欠な薬味は「ライム」である。日本ではレモンで代用されることもあるが、この酸味が牛骨の上澄みスープの味を引き立てる。私は2個か3個を必ず絞る。P1040567

ぜひ、こういった店に挑戦をしてほしいと思う。なお、この店の店内では、以下のような光景を見かける。「何で歯磨きチューブがあんねん?」 ここで、これを気にしていては食事できない。全体として店は整理整頓されているが、こういう部分までは目が届かない。

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これが「ベトナム流」であるが、この感覚を日系企業の工場の生産現場まで持ち込まれては、日本人経営者は困ってしまう。こういった細部に対する社内教育を徹底することが、日本品質を移転するために重要である。 

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さらに本当は、「もっと片付けろ!」と、このフォーの店でも外国人顧客として文句を言って良い。それが、ベトナム全体の顧客サービスや生活文化の向上になる。周囲のベトナム人のお客からも、「よくぞ言ってくれた」と感謝されるかもしれない。お客が来る店先で歯磨きチューブを放置しておいて良いとは、どう考えても、ベトナム人でさえ思っていないからである。 

しかし私がベトナム人の店主であるとすれば、その苦情の言い方が横柄な上から目線なら、「それは食後にお客が使ってもよいように置いてある。サービスの一環だ。文句あっか?」と反論するかもしれない。このようなことは、日系企業の職場でもありうるだろう。 

高級なホテルやアパートに宿泊して、日本料理店で食事するだけでは、ベトナムやベトナム人を理解することは難しい。この意味でも、こういう庶民店の利用を勧める。

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