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2012年11月30日 (金)

ブンチャーの正しい食べ方(1)

ぜひハノイで食べていただきたい名物は「ブンチャー」である。米粉の「ベトナム風うどん」フォーは日本で有名であるが、米粉の「ベトナム風つけ麺」のブンチャーは日本で希少価値がある。

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日本のベトナム料理店でフォーは定番メニューとなっている。これに対して、ベトナム人に人気があって日本人でも美味しいと思うブンチャーが、なぜ日本のベトナム料理店にないか? 私見では、スープの味つけが難しいからではないか?

この「難しい」という意味は、ハノイの有名店で美味しいと感じる味を100点とすれば、フォーでは70点を自分で再現できるが、ブンチャーでは40点にしかならないという意味である。

すなわち、日本に来ているベトナム人の料理人がブンチャーを作る自信がないから?

それほどにブンチャーの店では、スープの味付けに「こだわり」があると私は思う。次回から、少し「ブンチャー研究」の「仮説」を提示する。

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2012年11月29日 (木)

NHK大阪・中村宏アナウンサーの特別講義

私の担当科目「時事問題」のゲスト講師として、NHK大阪の中村宏アナウンサーをお招きした。

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中村さんとは、NHKラジオ番組「新聞を読んで」(放送終了)や、現在の人気番組「ラジオ深夜便」の出演がご縁で親しくしていただいている。

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講義風景の上の写真を見れば、学生を前列から着席させればよかったと反省するのだが、そうすれば、スクリーンが見にくくなる。ご講義では、自己紹介のやり方としてDVDを教材として使用されたので、ちょうどよい学生の着席である。 

ご講義は、就職難の大学の状況に配慮していただいて、就活に役立つ話し方など学生向けの豊富な話題であった。 

私が納得したことは、明確な日本語の話し方をするためには、日本語の特徴を把握しなければならないということである。それは母音を明確にして、同じ拍子で話すということである。ぜひぜひ今後に活用したい。たとえば、「クリスマス」を英語風に発音しても、日本語としては正しくないし、聞き取りにくい。日本語を明確に話すためには、「ク・リ・ス・マ・ス」と母音を強調する。

P1040717ご講義の後には、私のゼミにも参加していただいた。上記のゼミは2年生であり、十分な「演習」はできなかったが、就活開始直前の3年生には、非常に丁寧な発声の個別指導をしていただいた。

中村さんは声帯を鍛えるために、毎日欠かさずに40回の「腕立て伏せ」をされている。さすがに「プロ」。「こだわり」がなければ、「プロ」とは言えない。この心構えや具体的なノウハウは今後、私も活用させていただきたい。貴重なご講義に改めて感謝を申し上げたいと思います。

なお、中村宏アナウンサーは、全国放送では「ラジオ深夜便」関西版を担当されている。またテレビでは、毎週土曜日の関西版の「正午のニュース」を担当されている。

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2012年11月28日 (水)

ベトナムで付加価値税を返してもらう

ハノイの空港に以下のような付加価値税の還付の窓口があった。

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外国人旅行者に税金を還付する新しい制度が始まった。この税金還付は、たとえば韓国などでも実施されている。しかし面倒なので、あまり利用しないのが実態ではないか? 

この制度、もう少し詳しく別途に紹介してみよう。何よりも、利用者の利便性の向上を最優先に考えることが重要であるが、ベトナムで果たしてどうか?

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2012年11月27日 (火)

ベトナム人企業経営者の自宅訪問

ホーチミン市の2区である。周辺は高層アパートがあり、学校やドイツ系会員制卸売店メトロもあり、またタクシーも常駐しているようだ。なかなか便利なところである。 

家賃は1ヶ月で100平米以上で700ドル。ここに住むベトナム人企業経営者の家族と夕食をともにする機会があった。彼の住居は買い取りであるが、おそらく管理は数千円程度と思われる。

洗濯機と乾燥機は以下の通り。4人の若夫婦の所帯なのだが、妻方の母親、兄弟姉妹、夫方の姉妹などが集まってくる。さらにお手伝いさんも働いている。

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これらの大型電化製品は、ベトナムの中流以上の生活を象徴している。冷蔵庫の右側にシステムキッチンがあるのだが、驚いたことに「風水」で位置が悪いので、洗濯機のある部屋で炊事しているそうである。

ベトナムで「風水」や「占い」は重要な判断材料になるようだ。そうであるなら、それを労務管理や人事に利用できないかと思ってしまう。いや、ぜひ利用するべきなのである。

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2012年11月26日 (月)

帰国しました

26日(月)早朝。ハノイのノイバイ空港から関西空港に到着しました 

いつもながら、深夜便は疲れます。ビジネスクラスで背筋を伸ばしたい・・・・・・。 

しかし今回は、1席空いた隣の席は京都大学大学院のベトナム人留学生であった。いろいろ話が弾んで楽しかった。「ぜひ、ノーベル賞を取ってネ・・・」という会話で分かれた。 

ベトナムでは多数・大量の「見聞」ができて、いつもながら充実した気分である。日本にいて、この気分は味わえないように思われる。

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2012年11月25日 (日)

フォーの正しい食べ方(2・完)

このフォーの店は、私の留学中の1998年当時にはなかった。開業して10年程度だと思うが、なかなかの人気店になっている。

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ベトナムで美味しい店の探し方は簡単である。お客の多い店を探すことである。

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これは、牛肉のフォーである。この牛肉にも、レアとかウェルダンといった種類があり、それはチェーン店「フォー24」と同様である。ともかく英語は通じない世界であるが、何とかなるものだ。さらにお客の中に英語で助けてくれる人が必ずいる。 

なお、フォーで不可欠な薬味は「ライム」である。日本ではレモンで代用されることもあるが、この酸味が牛骨の上澄みスープの味を引き立てる。私は2個か3個を必ず絞る。P1040567

ぜひ、こういった店に挑戦をしてほしいと思う。なお、この店の店内では、以下のような光景を見かける。「何で歯磨きチューブがあんねん?」 ここで、これを気にしていては食事できない。全体として店は整理整頓されているが、こういう部分までは目が届かない。

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これが「ベトナム流」であるが、この感覚を日系企業の工場の生産現場まで持ち込まれては、日本人経営者は困ってしまう。こういった細部に対する社内教育を徹底することが、日本品質を移転するために重要である。 

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さらに本当は、「もっと片付けろ!」と、このフォーの店でも外国人顧客として文句を言って良い。それが、ベトナム全体の顧客サービスや生活文化の向上になる。周囲のベトナム人のお客からも、「よくぞ言ってくれた」と感謝されるかもしれない。お客が来る店先で歯磨きチューブを放置しておいて良いとは、どう考えても、ベトナム人でさえ思っていないからである。 

しかし私がベトナム人の店主であるとすれば、その苦情の言い方が横柄な上から目線なら、「それは食後にお客が使ってもよいように置いてある。サービスの一環だ。文句あっか?」と反論するかもしれない。このようなことは、日系企業の職場でもありうるだろう。 

高級なホテルやアパートに宿泊して、日本料理店で食事するだけでは、ベトナムやベトナム人を理解することは難しい。この意味でも、こういう庶民店の利用を勧める。

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フォーの正しい食べ方(1)

ハノイにおける定宿ホテルの朝食は、歩いて30秒ほどのフォーである。値段は3万ドン(約120円)。

私の留学中の1998年当時は5,000ドンとか6,000ドンではなかったか? ただし当時の為替レートは1ドル=13,000ドン、現在は21,000ドン近い。

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さてベトナムの醍醐味は、こういう地元店での食事。安くて美味い。庶民的。そこで以下で正しいフォーの食べ方を紹介する。

まずフォーが来る前に、写真のティッシュペーパーを使って、お箸とスプーンを拭く。この「儀式」は、その最中に「おまじない」のように願いごとを念じるのは勝手だが、おそらく水分や埃を拭き取って衛生に気をつけるという単なる習慣である。

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赤い唐辛子は、フォーの薬味であるが、本当に辛いので食べるのは厳禁である。もちろん平気な場合もあるが、一般化はできない。間違って口に入れて大騒ぎするような人はベトナム人にはいないので、外国人も注意する。普通は5片までをフォーに入れる。

右端のビン入りの液体は、魅力的・悪魔的な薬味である。お酢にニンニク片が漬けてある。そこにやはり少しの唐辛子。これもフォーのスープ味を自分好みに調整する絶妙の薬味である。

悪魔的というのは、このニンニク片を食べてみたいという誘惑がある。美味しいのだろうが、その後の口臭が大変。この誘惑は人間ではなく悪魔のものである。

この写真以外に、味の素と塩が混じった小皿がある。またチリソースのビンが置いてあったりする。このような薬味の数々は、ドンブリ1つの麺類であるフォーの味に対して、お客のこだわりを反映しているのだ。(続く)

 

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2012年11月24日 (土)

これは吻合手術だ!

テレビ番組「ドクターX:外科医・大門未知子」を日本では楽しみに見ている。その手術を連想させる場面に遭遇した。だからベトナムは面白い。

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写真は、私が定宿にしているホテル。1泊30ドルほどだが、写真は、このシャワーの頭から下の部分が透明のホースで連結されている。それが、水漏れもしない。この吻合手術は成功。今までベトナムは何十回と経験しているが、このような手術例は初めて。

なお、このシャワーの右下がトイレ便座になっている。このような位置での洗浄便座は電気的な問題があり設置できない。最近になって、TOTOが洗浄便座を販売宣伝しているが、それはシャワーとトイレが別々になった高級アパートや住宅が増えているからである。

10年ほど前からベトナムでも洗浄便座は売れると私は言っていて、ある中小メーカーに輸出を提案したが、シャワーの水がかかって電気系の故障が起こる可能性があるので、メーカーとして責任をもって輸出できないという反応だった。

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気分転換のダナンの風景

やはりダナンでは、海岸を眺めてゆっくりする。ダナン大学での仕事が終わり、フラマリゾートホテルで生ビールを楽しんだ。

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この仕事とは、ベトナム人学生を日本企業が採用するための手順や方法を調べることであった。中部ダナンの気質は、ハノイやホーチミン市と違って頑張る人が多いと言われている。そういう優秀な人材の採用は、日本企業にとっても好ましい。

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市内のレストランを数店探したが、生ビールの店がない。そうなれば、フラマに行かなければ・・・。もちろん「ビアホイ」と呼ばれる樽生を飲ませる店が、どこかにあるのだろうが、個人的にゆっくりするのはフラマに限る。

フラマにゲームセンターやカラオケが併設されていたが、これに私は反対である。隣のライフリゾート・ホテルでは、以前に紹介したように蝶蝶を人工ふ化して飛ばせていることを考えれば、フラマは世俗化したように思われる。深夜まで下手なビリヤードで遊んだ初期のフラマが懐かしい。

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2012年11月23日 (金)

ダナンで開催:日本の大学受験説明会(2・完)

ダナンで開催された日本の大学受験説明会は、日本の文部科学省の「G30」の一環で開催されている。G30とは、日本の大学国際化を推進するための「グローバル30」という事業活動である。 

参照 http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/1285810.htm

 日本の企業と同様に、日本の大学も国際競争力を強化することが不可欠である。優秀なベトナム人が、米国・豪州・シンガポールなどに留学するとなれば、それは日本企業にとっても損失である。

田中真紀子大臣が大学設置認可で迷走したが、今後の大学は日本国内の地域のニーズだけではなく、国際的な競争力の有無が問われなければならないであろう。

P1040439_2関西大学は、大阪という立地を強調していた。ダナン空港と関西空港の直行便が飛ぶようになれば、大阪=関西の認知は大幅に向上すると思われる。

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同志社大学の前に多数の学生が集まっていた。英語で講義を受けられるという「売り」である。これは人気があるかもしれない。日本に来たから日本語という時代ではないという考え方もありうる。

なお、東北大学の担当者に「地震」や「原発」の影響について質問はなかったかと質問したが、まったくないということであった。はっきり言って、日本においてすら、地震や原発事故の復興事業に対して関心が薄れていくことが懸念されているのだから、ましてやベトナムの学生は関心がなくても不思議でない。

おそらくベトナムで、日本のように復興予算を他の目的に政府が流用すれば、大多数の国民が怒り出すだろう。日本の場合、その流用予算に自公民という国会の大多数が関与しているのだから、どうしょうもない。政府をチェックする機能が国会にないことは、日本はベトナム以上かもしれない。

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ダナンで開催:日本の大学受験説明会(1)

昨日に紹介した日本の「大学受験説明会」の様子は次の通りである。

P1040428_2ダナン大学の本部棟の正門入り口から左手が会場。

P1040438神戸大学の担当者と話そうと思ったのだが、「お客」の女子学生が優先ということで遠慮した。
P1040449_4たまたまかもしれないが、東京大学のブースは意外と問い合わせのベトナム人学生が少数であった。ひょっとして、東大を受験するような学生は、シンガポール国立大学などに入学す希望するのかもしれない。もしそうなら大問題である。
P1040450筑波大学の外国人担当者。日本語よりも英語を話すベトナム人大学生が圧倒的だから、自然と学生は集まる。この「はっぴ姿」で日本をアピール。これは新鮮であった。

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2012年11月22日 (木)

ダナンの喧騒に触れる:ダナン大学を訪問

私はダナン訪問となれば、海岸のリゾートホテルに少々高額でも宿泊してきた。「フラマリゾート」と「ライフリゾート」が定宿であったが、今回は時間がないので、ダナン市街地のホテルに宿泊した。

 かなり以前にAOTS(現在のHIDA:(財)海外産業人材育成協会)の仕事で、ダナンの職業訓練学校の実態調査をしたことがあるが、その時に市街地のホテルに宿泊して以来である。

今回の訪問は、ダナン大学のナム学長にお目にかかることである。20年近い旧知の間柄である。ダナン大学の状況やベトナム人人材派遣について意見交換した。そこで偶然に、日本の有力大学が主催する「大学受験相談会」が開催されていた。

東京大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、九州大学、横浜国立大学、東北大学、筑波大学、関西大学、同志社大学、明治大学、早稲田大学の合計12大学が、それぞれのブースで大学の説明をする。さらに時間を決めてのプレゼンテーションがある。

わざわざフエの日本語学校の生徒も先生に引率されて参加していた。次から次の学生の参加者に「日本人気」を感じさせた。

京都大学ではベトナム語に堪能な日本人担当者が対応し、同志社大学や筑波大学では欧米教員の英語での説明が目を引いた。日本の大学でも英語で単位が取得できるという「売り」である。この様子は、後日に写真で紹介する。

ホーチミン市、ハノイ、そしてダナンにまで日本の企業そして大学が注目している。その次は地方都市であると思われる。ミャンマーにしますか? それともベトナムの地方都市にしますか? こういう問題設定ができるであろう。

なお私は、ラオスとカンボジアはベトナムと一体的に考える国であると考えている。ミャンマーは、これらの国に比べて、かなり遅れているという認識である。

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2012年11月21日 (水)

家庭料理版「カインチュア」を食べる

ホーチミン市の友人宅で夕食をご馳走になった。そこで「カインチュア」が偶然に出てきた。トマトとパイナップルが入っていて、メインの食材は魚であった。

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鍋料理であるが、上の写真のように普通のスープといった感覚で大きなお皿に盛りつけられていた。酸味は「タマリンドウ」で付ける。この「タマリンドウ」が入手し難ければ、お酢やスダチなど酸味系の味付けをする。

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この「タマリンドウ」が、日本のイオンで販売されていた。タイ製と記載されているが、ME CHUAとはベトナム語である。おそらくタイから日本を含む世界に輸出されていると想像される。

ここでベトナム語が記載されているのは、私の想像であるが、タイからベトナムに輸出するわけではなく、オーストラリアや東欧などに在住のベトナム人向けの商品だからである。

このレシピは、多数インターネット上で紹介されている。最近では、私のMBSラジオ番組「上田義朗のベトナム元気!」で取り上げた。

参照:http://www.mbs1179.com/genki/1350747661.shtml

上記には、毎日放送アナウンサー高井美紀さんの手料理も写真入りで紹介されている。ぜひ、ご参照ください。


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11月20日は「教師の日」

ベトナムでは11月20日が「教師の日」となっている。小学校から大学まで教師に花束を贈ったり、日頃の感謝の気持ちを示す日である。

あるベトナム人から、日本には「教師の日」がなくて残念ですねと言われたが、果たしてそうか?

「教師の日」があれば、教師は教育者としての使命を再確認できるだろうし、さらなる教育に対する意欲が出てくるのかもしれない。

他方、児童・生徒・学生が、教師に対する形式的・強制的な「儀式」に潜在的に反発する場合もあるだろう。「政府からの強制」された感謝の気持ちは民主的ではないと考えられる。

ただし、ベトナムではそういった不肖の子どもは極めて少数なのかもしれない。しかし「セクハラ教員」などの話もベトナムで聞いたことがあるが、それが泣き寝入りとなっている。こういう学生にとって「教師の日」など嫌悪感を増幅させるだけであろう。

なお、「教師の日」はラオスにもあったと記憶している。「教師の日」の国際的な比較研究は、十分に社会学的・教育学的・文化人類学的な研究対象となるであろう。

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2012年11月20日 (火)

ホーチミン市に到着

昨日19日まで滞在した金沢と加賀温泉郷(山中温泉)から、20日には自宅を経由してベトナムに移動した。 

どっぷりとした日本の雰囲気にしばらく浸かっていたかったのだが、一転して喧騒のホーチミン市に着いた。これまでの大阪からのベトナム移動と違って、この格差に少し当惑している。 

今回は、ホーチミン市の上場企業、ダナン大学、ハノイ貿易大学、ベトナム中小企業連合会、ハノイJETROなどを訪問予定である。そのほかにも、いろいろ・・・。ベトナム人・日本人の親しい人々に会わなければならないのだが、なかなか時間がない。

 ベトナム経済の発展にとって重要なTPP加盟が現地新聞にも掲載され始めたようだ。これについては明日以降に紹介する。

ところで今、このブログ執筆中にテレビで大学教授らしき男性が経済問題の解説をしているが、普通のワイシャツ姿でネクタイは着用していない。テレビに出演となれば、日本ならネクタイ着用となるのだろうが、この気楽さが心地よい。

しかし、たとえば工場における品質管理は「気楽」では困る。「気楽」と「厳密」の区別を認識・行動できるようにするための人材教育が日系企業の課題となる。なお、こういった割り切りができることは、日本でも必要なのかもしれない。

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2012年11月19日 (月)

ベトナム・ズン首相:国会で退任を迫られる

『朝日新聞』(2012年11月15日)によれば、ベトナム国会でクック議員がズン首相に対して公然と辞任を要求した。その理由は、経済政策の失敗である。

同記事では「一党支配のベトナム 異例の国会質疑」と副題がついた。

何年前からか定かでないが、ベトナム国会は常にテレビ中継されており、その議論は日本よりも刺激的である。なぜなら日本の予算委員会のような活発な議論が国会でなされるからである。

そこでは日本のように官僚が大臣の代役で答弁することはなく、議員の質問に対して各大臣が自らの言葉で答弁する。私の理解では、ベトナム国会は忌憚のない質疑応答がなされており、政府の政策批判も自由であった。

すでにズン首相はベトナム共産党内で自己批判しており、それは国民も周知のことである。また仮に、ズン首相が退任したとしても、その代わりの経済面での有能な人物が未だ育っていないと言われている。そこで結局、ズン首相の継続という結論になる。

ベトナム人自身が、ベトナムは中国よりも民主主義は前進していると自負している。この観点から言えば、国会で政府が批判されたり、首相や大臣が批判され、さらに辞任要求があっても特に不思議ではないと私は思う。

この状況は、かつての自民党が長期政権を維持してきた状況に似ている。かつての社会党や現在も健闘している日本共産党が「爆弾質問」することはあっても、自民党政権は長期的に維持された。

ベトナム国会で同様の「爆弾」質疑があったとしても、かつての自民党政権と同様にベトナム共産党政権は耐久力と包容力をもっている。

朝日新聞の記者が驚いて「異例の国会質疑」と報道するほどに私は驚いていない。

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2012年11月18日 (日)

泉鏡花記念金沢戯曲大賞・囮を見る(続)

第4回泉鏡花記念金沢戯曲大賞の受賞作品「囮(おとり)」の公演鑑賞と受賞式に参加するために、11月17日・18日に金沢市を訪問した。

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写真は、金沢市芸術村の館内での展示物である。金沢市で犀川は室生犀星、浅野川は泉鏡花。こういった棲み分けが正しいかどうか不明だが、感覚的にその区別は理解できるように思われる。

私にとって金沢市は縁が深い。大学時代からの親友だった故・収納宏紀とは材木町の彼の実家に宿泊した。私の恩師である二木雄策・神戸大学名誉教授の出身地は金沢市。私がハノイ在住中の1998年から友人であるハノイ外国語大学卒業のベトナム人・ラム=ミー=リンさんが日本企業に就職したのは金沢市の会社。

山崎豊子『白い巨頭』では、金沢大学医学部の菊川教授が財前助教授の対立候補となった。田宮二郎版のテレビ番組で佃講師らが訪問する金沢市の描写は印象深い。

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上の写真は、ひがし茶屋街。古くからの城下町の雰囲気を残している。その前には近江町市場(いちば)で新鮮ネタの寿司店で食事した。

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兼六園のライトアップの写真。雨中に泉鏡花にちなんだフルートの生演奏があった。幻想的な雰囲気は、泉鏡花の世界に似つかわしいと思われた。

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上記は、2012年11月18日(日)、第4回泉鏡花記念金沢戯曲大賞の受賞式の写真である。金沢市市長(左側)から中空ようい氏(右側)の表彰の風景は、赤のスカートの中空氏の斬新なイメージが、作品の鮮烈なアピール度を誇らしげに示しているようであった。

中空氏の戯曲=脚本は、普通は難解のように思われるが、それは奥深い多様な意味が込められているためである。幅広い思想の絡み合った状況が作品の世界観となっていることも理解できた。公演を見てから脚本を読むと、その奥行きと幅広さが感嘆とともに実感できる。なるほと「大賞」受賞作であると納得できた。

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2012年11月17日 (土)

泉鏡花記念金沢戯曲大賞・囮を見る

愚娘・中空よおい(筆名)が、「第4回泉鏡花記念金沢戯曲大賞」を受賞しました。受賞作品は、泉鏡花の『化鳥』を素材にした『囮』(おとり)という表題です。

参照 http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11020/bungaku/otori/otori.html

今、その授賞式と公演を見るために石川県金沢市に来ています。夜間には雨の中の兼六園がライトアップされ、また泉鏡花にちなんだフルート演奏も行われていました。

『化鳥』は、今から115年前の1897年に発表されましたが、その幻想的な雰囲気が舞台では現代劇に再生されているということです。私は18日に鑑賞の予定です。

また、今回の上演に合わせて泉鏡花記念館出版の絵本『化鳥』が出版されています。作者の中川学氏の原画展が泉鏡花記念館で12月16日まで開催中。今年は、泉鏡花が金沢市の文化的な行事の中心となっています。

なお18日午前11時からの公演はインターネット上で生中継されるそうです。「ユーストリーム 囮」のキーワードの検索で見ることができます。

親馬鹿は気恥ずかしいのですが、めったにないことなのだからと恥を忍んで報告します。親としては感慨深いものがないわけではありません。

 

 

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2012年11月16日 (金)

5年後と10年後の日本ベトナム関係は?

昨日に紹介した『日本物流新聞』(11月10日)から私の発言を引用します。

・・・・・・・・・・
5年後のベトナム経済はTPP参加によって貿易と投資が拡大し、株価は最高値を更新しているでしょう。

日本とは人的交流が盛んになり、日本のベトナム人留学生・研修生・看護士もおそらく今の2倍以上。

10年後のベトナム経済は歴史的に絶頂期を迎え、日本の技術支援でベトナム新幹線の工事が着工しているでしょう。ベトナム企業には日本人の経営・技術顧問が多数就任する一方、ベトナム企業が日本に進出して日本人を雇用する動きも。

おそらくベトナムなしで日本経済の発展は期待できないと言われる時代がくるのではないでしょうか。

・・・・・・・・・・
5年後と10年後の日本とベトナムの関係。少し早いですが、新年の正夢になることを期待しています。

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2012年11月15日 (木)

『日本物流新聞』(11月10日)で笑顔のベトナム・・・

先日、『日本物流新聞』の取材を受けて、その記事が11月10日に掲載された。

この新聞は、機械商社の(株)山善などが隔週発行の業界紙である。参照 http://www.nb-shinbun.co.jp/

「山善」と言えば、西郷輝彦が主人公「モーヤン」を演じたテレビ番組で記憶に残っている。取材も、この話題から始まったが、この番組、私の小学校か中学校の時代に放映であった。えらい昔の話である。

今回の同紙は、東南アジアの経済・投資環境の特集。ベトナム以外の国の取材者の顔写真は真面目な表情であるにもかかわらず、なぜか私だけが嬉しそうな顔である。そういう顔なのだから、しかたがないのだが・・・・・・。

取材の最後に、将来のベトナムについて展望するという内容があった。それに私は次のように語っている。(以下、続く)

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2012年11月14日 (水)

よろしくお願いいたします:ワンワン

これから活字を大きくします。理由は簡単。書いた本人が読みにくい。

さて以下、「ゾイ」です。「ゾーイ」という欧米の名前は女性のようですが、ウチのゾイは男性。ベトナム語で、GIOI=賢いという意味です。

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ベトナムで何か感心できる良いことをすれば、「ゾイ、ゾイ、ゾイ」などと言ったりする。タクシーの運転手が道を探してくれて、うまく到着できた時などに私は使用します。

シーズーとマルチーズのミックスですから、シーズよりも鼻が高くて男前だと思います。今後、よろしくお願いします。

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2012年11月13日 (火)

ベトナムの人権問題:女子大生の逮捕

『朝日新聞』(2012年11月13日)は、「ベトナム女性大生釈放を」・「政府批判のビラまき逮捕」・「フェイスブックに応援の声続々」といった見出しで、ベトナムの人権問題を報道している。

ミャンマーの軍事政権が「民主化」を推進したように、「アラブの春」が訪れたように、ベトナム社会主義政権が「民主化」を進めるのか? 

こういった問題設定が可能であるが、私見では、それは皮相的・観念的な見解である。すでにベトナムは民主化を進めているし、その行程も検討していると思われる。未来永劫に「一党独裁」は考えられないし、多様な意見を反映する多党制も将来に容認せざるをえないであろう。

ただし今は、時期尚早であると私は見ている。経済成長することが大多数の人々の最優先の関心事だから、その世論を政府は反映させている。そのためには政治的安定が必要である。

この観点から、ベトナム政治の民主化、より具体的な当面の課題としての「言論の自由」や「集会結社の自由」は、政治的安定を考慮しながら徐々に進めることが望ましいと思われる。

「自由」と「安定」を両立させるためには、政府の「規制」が必要となる。野放図な自由な市場経済が、弱肉強食の世界であり、貧富の格差と社会不安を招くように、政治においても性急な自由化は混乱と不安をもたらす。

今回の報道にある女子大生の性格や思想を知らないが、少なくとも私の知る大学生の多数は愛国者であるし、それだからこそ政府を批判することもあるが、その行動には節度や良識があると思われる。

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2012年11月12日 (月)

ベトナムは日本のTPP加盟を切望している

『ジェトロセンサー』11月号は、ベトナムのTPP加盟の影響を分析している。そのことについては、以下でも紹介している。

岩井コスモ証券「ベトナムレポート」http://www.iwaicosmo.co.jp/investment/report_vietnam/backnumber/20121106.html

TPP加盟交渉において、米国は「yarn-forwardルール」(TPP加盟国内で生産された糸ないし繊維を原料に使わなければならない)という提案をしている。

ベトナムの「繊維企業が調達している原料は、ほとんどが中国・日本・インドネシア・タイといったTPP域外国から輸入」(13頁)ですから、生地を生産できないベトナム繊維業界はTPPの恩恵を受けることができない可能性(同上)もある。

日本がTPP加盟すれば、ベトナム繊維企業は日本からの原材料を使用し、日本や米国に無関税で製品を輸出できる。

さらにベトナムと日本がTPPに加盟すれば、ベトナムからの農産物が日本に輸入されるであろう。この場合、農業分野で日本がベトナムに技術・品質指導を実施すればよい。

農業分野でのベトナム人研修生を受け入れたり、日本の農業技術をベトナムに移転したりして、日本農業の国際的な展開が可能であるかもしれない。

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2012年11月11日 (日)

MBSラジオ「上田義朗のベトナム元気!」:メタボのベトナム人

今朝放送のMBSラジオ番組「上田義朗のベトナム元気」は、リスナーの皆さんからの質問コーナーであった。

その中で「ベトナム人にメタボが少ないのは、なぜ?」という質問があった。確かに少ないのだが、そうだからこそ、私は「メタボ」の人々が意外に存在していることを番組では紹介した。

一般に言って、ベトナム人は小柄で細身である。しかし最近では、牛乳を飲んだり、ヨーグルトを食べたり、マヨネーズが食卓の調味料として普及してきた。また仕事の接待などの飲食が企業経営者の中では多くなっている。

このような食生活の変化が、人々の体型に影響がないはずはない。

ベトナムが、たとえばオリンピック大会で入賞者が増加するためには、やはり国民全体の基礎体力の向上が必要である。それが「裾野」となって、頂点となるオリンピック選手が生まれる。そのためには、食生活のみならず、運動施設の拡充も必要であろう。

限られた時間のラジオ番組で、いろいろ話をするのは難しい。

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2012年11月10日 (土)

「愚息」に対応する言葉は?

自分の息子をへりくだった言葉は、通常は「愚息」(グソク)であろう。  

では自分の娘の場合はどうか?   

インターネットで調べると「愚女」とあった。これを「グジョ」と読むのだろうが、何か語感がよくないように思って、ほかの表現を考えた。 

田宮二郎版のTV番組「白い巨塔」の中で、柳原先生との縁談を破棄する内容の葉書を読むシーンを思い出した。「グジョウ・野田華子・・・」という台詞である。この「グジョウ」という表現が珍しくて覚えていた。  

私は、この「グジョウ」を「愚嬢」とばかり思っていた。そこで最近の文書で「愚嬢」として使用したのだが、この漢字は「愚娘」であった。「娘」を「ジョウ」と読ませるのである 

愚女」(グジョ)か「愚娘」(グジョウ)が、「愚息」に対応する表現である。「愚嬢」は私の勘違いの造語であった。 

こんなことを考えていると、自分の子どもが本当に「愚か」に思えてくる。これは、変な「親バカ」よりはマシであると思うが・・・。 

さて、ここで次の問題。自分に対する謙譲語は「小生」を一般に使うし、会社では「小職」も通常使用される。しかし、特に「小生」は男性の用語ではないか? 女性の場合も「小生」を使うのだろうか? 私のような60歳に近い日本人でも難しい。だから日本語は奥深く難しい。 

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2012年11月 9日 (金)

カンボジア独立記念日:11月9日

10月15日にカンボジア前国王シハヌーク殿下が療養中の北京で亡くなった。

そして11月9日はカンボジアの59回目の「独立記念日」である。1953年の同日にフランスからカンボジアは独立した。

プノンペン市内に「独立記念碑」がある。その周辺に「モニュメントブックス」という本屋がある。また高級レストランの「マリス」が、本屋から独立記念碑の向こう側の斜め向かいに位置している。そのマリスの隣が「トンヤン証券」である。

プノンペンで「独立記念碑」を車窓から見るが、独立記念日は今回、『ジャパンタイムズ』の特集を見て初めて認識した。広告主は以下の通りである。

在福岡カンボジア名誉総領事館、在大阪カンボジア名誉総領事館、イオン、フォーバル、マルハンジャパン銀行、味の素、日本カンボジア友好協会、伊藤忠商事、三井物産、三井石油開発(MOECO)、日鉄鉱業、王子製紙、住友商事。

以上の企業の中にどうして入ってない? どうして入っている? こんなことを考えたが、その回答は非公開にしておこう。 

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2012年11月 8日 (木)

我慢が必要

田中真紀子・文部科学大臣は、おそらく「我慢できない人」である。

ぜひ話したいことがある。やりたいことがある。これを実現させたい。そういった欲求が強い人は、それが無い人よりは有望で見込みがある。

しかし、その欲求を実現するためには、周囲の環境に配慮しながらの忍耐力・包容力・我慢が一般に必要である。それらは大部分の大人が実践していることである。それができない人は、大人未満の子ども、さらに幼児である。

幼児は、お腹がすけば、夜中でも泣きわめく。親が「我慢しなさい」と言っても、それを聞いてくれないのが子どもである。欲望を抑制できない。要するに「我慢できない」のである。

人間の才能=創造力・知識力・分析力と、人間の忍耐力は両立しない。田中真紀子大臣は優秀な人であると思うが、おそらく忍耐力は不足しているのだろう。こんなことを時事問題として学生に講義した。

反面教師として、文部科学省の大臣として極めて教育的な事例であった。

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2012年11月 7日 (水)

ラオス・・・・・・

ラオスの首都ビエンチャンでASEM(アジア欧州会議)が5日午後から開催されている。

ASEMのための国際会議場や各国首脳のための高級住宅は、中国の支援で建設されれた。このことは、本ブログでも紹介した。

このラオスに、アジアと欧州の49カ国・2機関の首脳が集まっている。ここでの外交活動として、野田首相はカンボジアのフン・セン首相、欧州連合(EU)のファンロンパイ大統領と会談したそうである(『日本経済新聞』2012年11月6日)。その後の報道によれば、韓国の金首相とは立ち話、中国の温首相とはすれ違いで双方が無視したそうである。

韓国と中国の関係修復をどうするのか? 日本を含めた3カ国の現政権での実現は無理であろう。人間、信頼関係がなくなると顔を見るのも嫌になる。当然である。 

日本・韓国・中国の3カ国ともに新政権が近々に誕生するようであるから、関係の修復・改善は次の政府の課題となるであろう。

「アセアン+3」の+3カ国の間での連携がなければ、アセアンの発展、さらにアジア全体の発展に支障がある。

日本の主権・独立そして日本人としての矜持を堅持しながら、アジア全体の発展にも目配りできる。この両者は矛盾しない現実的な政治姿勢であると思われる。こういった政策をもった政権を私は期待したい。

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2012年11月 6日 (火)

カントー省の投資セミナーは延期です

11月22日にカントー市で投資セミナーが開催されると紹介しましたが、12月以降に開催延期になりました。

理由は、いろいろありますが、要するに準備不足ということでした。こういうことが何度も続くと信用をなくすことになります。

しかし、こういった厳格性をベトナムに最初から求めるのは無理かもしれません。ベトナムで快適に生活するには「おおらかさ」が必要だということは、11月4日の「ベトナム元気!」(MBSラジオ番組)で指摘した通りです。

この投資セミナーについて詳細が決まれば、その時に再度お知らせすることにします。

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2012年11月 5日 (月)

ベトナムのTPP加盟に米国は賛成か反対か

『日本農業新聞』(2012年10月28日)によれば、ベトナムTPP加盟について米国内で賛否が分かれている。

米国の繊維業界は、メキシコなど中米諸国と米国の既得私益を擁護するために、TPP加盟後の安価なベトナム繊維製品の輸入拡大に反対している。

これに対して服飾・靴業界は、ナイキ社などがベトナムで生産しているためにベトナムのTPP加盟による関税撤廃を期待している。

日本農業新聞は、これを米国の業界間の利益相反と指摘し、身勝手な主張であると批判的に紹介している。

ここで注目すべきことは、ベトナムのTPP加盟の賛否について、各業界が上記のような「本音」の主張を表明しないことである。

ベトナムにおける児童労働や強制労働の存在がTPP加盟国にふさわしくないので「反対」とか、加盟することでベトナムに改善を強制できるので「賛成」という主張がなされている。

私の知る限り、ベトナムにおいて児童労働や強制労働は考えられないし、あったとしても、その場合は政府が規制するであろう。このことについて、おそらくベトナムはTPP加盟交渉において反論していると想像される。

もし日本が交渉参加となった場合、以上のような米国の「身勝手」に対して日本が十分な交渉力をもっているのであろうか。この意味では「負ける交渉には最初から参加しない」という判断もありうるのかもしれない。日本人として情けない話であるが・・・。

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2012年11月 4日 (日)

田中真紀子・文科省大臣の判断

新設大学の申請を不認可にした田中真紀子・文科省大臣に対する批判が高まっている。

事前の「根回し」(=周辺関係者の意見聴取)もなく、自己判断のみに基づく発言や行動の性癖は、田中真紀子氏のみならず、東京都知事であった石原慎太郎氏も同類のように思われる。両氏の共通点は何か?

それはさておき、田中大臣に対するいくつかの批判は当然であるが、今回の出来事を通して私は所轄大臣の権限・権力を再認識した。

法務大臣が死刑囚のの死刑執行の可否の権限を持つように、つまり人間の生殺与奪の権限を法務大臣が持っているように、文部科学省の大臣が大学認可の最終的な権限をもっても何ら不思議ではない。それほどの権力=権限を所轄大臣またその最終判断に責任をもつ総理大臣は持っていると再認識させられた。

その強大な権力を考えれば、われわれ選挙民の投票行動には重大な責任が伴う。国家権力の強大さを認識し、その適正な行使を期待して、国政選挙における熟慮した投票行動が求められる。こんなことを私は考えた。

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2012年11月 3日 (土)

ベトナムの占い

ベトナム人は「占い」が好きだ。

婚期を迎えた男女が「占い師」に相性や運命を聞いたりするのは一般的ではないか。仕事の決断や取引相手を考える場合も、やはり「占い師」に依存することが多い。

この「占い師」がどういう人か? ごく一般の人もいれば、幼い頃から感覚の鋭い人もいるということを聞いた。

かなり以前に中国の上海で占ってもらったことがあった。かなり当たっているという記憶があるが、次はベトナムで?

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2012年11月 2日 (金)

自転車の乗り方を説明する:暗黙知と形式知

「形式知」と「暗黙知」の違いを説明するために、自転車の乗り方を例に挙げることにしている。

自転車の乗り方の「マニュアル本」はありえないだろう。

「自転車が右に傾きそうになったと同時にハンドルを左に角度15~20度ほど動かし、それと同時に体重を左側に移動する。しかし、その瞬間に左側に倒れないように、右側にも体重移動を考えて・・・・」。

これを図示したとしても、理解を超えている。自転車の乗り方は「暗黙知」の代表的なもので、それを「形式知」に転換することは容易でない。

ビジネスでも同様のことが多々あると思われる。「お客をはじめとする利害関係者からの信頼を得ることが経営者の使命である」とは言えても、どのように信頼を得るかについてマニュアルは通用しないであろう。

「形式知」で負けても「暗黙知」で勝つことは多々ある。いわゆる学力試験は「形式知」を検査するのだが、面接試験は「暗黙知」を確認するためにある。

自分の体験から得た「暗黙知」を言葉で表現できるようにする。面接担当者に認知してもらうように「暗黙知」を「形式知」に転換する。これが「自己アピール」の要点である。就職活動を目前にしたゼミ3年生に対して、こんな話をした。

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2012年11月 1日 (木)

リブゴーシュ:ベトナム料理店

ベトナム料理店・リブゴーシュ(RIVE GAUCHE:大阪府/地下鉄御堂筋線淀屋橋駅から徒歩1分)で食事した。

参照:http://tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27014632/

この日は、男2人での仕事の話を兼ねた会食だったが、店内は団体予約もあり満員であった。この店のお勧めは「フリードリンク」コース。飲み放題でベトナム料理はありがたい。

レトロな雰囲気の店も落ち着く。店長を始めスタッフの皆さんも感じがよい。もちろん料理の味も合格である。

これから忘年会の季節だが、11月中に予約すると割引がある。この「早割」を利用して、次の「ベトナム料理を賞味してベトナムを語る会」(=べべの会)はココにしようと思う。

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