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2012年10月 7日 (日)

MBSラジオ「上田義朗のベトナム元気!」企業決算の話

今日のMBSラジオ「上田義朗のベトナム元気」では企業決算の話をしました。日本では4月~3月を会計年度としていますが、ベトナムでは1月~12月が一般的です。

しかし3カ月ごとに企業決算を発表して、年間途中の企業情報を発信することはベトナムでも普通に行われています。通常、これは第Ⅰ四半期とか第Ⅱ四半期と呼ばれるものです。それぞれの期日の決算発表が、ベトナムの株価にも影響することは当然です。

また、番組ではベトナム経済が良くないということを指摘しました。インフレ抑制のために高金利政策が採用され、企業にお金が回らないのです。また、そのために株価や不動産は低迷しています。

しかし、このことは外国投資家にとっては好機です。ましてや空前の円高が続く日本では、為替でも得をして、さらにベトナムの不動産や株価が安くなっていて得をするという状況です。

日本企業の進出によって技術移転が進み、高品質の製品がベトナムでも製造できるようになれば、つまり国際競争力のある製品がベトナムで製造できるようになれば、ベトナム経済は自然に景気回復することになるでしょう。

また、番組では触れませんでしたが、銀行の不良債権の回収ビジネスはベトナムで未開拓の領域ですが、必ずニーズはあると思われます。しかし、銀行自身が債権を手放さないということも想定されます。政府主導の銀行経営改革が推進されると、その場合に不良債権の回収機構の設立もありうるでしょう。

バブル経済の崩壊を経験した日本は、こういったビジネスのノウハウは米国から吸収しているはずです。こういった分野でも日本の支援が期待されます。

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