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2012年9月27日 (木)

大好きな報告者:塩地洋先生

かつて私の恩師の一人である二木雄策・神戸大学名誉教授は、「学会報告はタイトル名でなく、報告者で選ばないと期待はずれになることがある」と述べられた。

これは至言である。

自分にとって興味のあるテーマ、また自分の研究にとって有意義に思われるテーマの報告を聞いても、それが期待はずれになることが何度かある。

このことは、自分が報告する場合にも当てはまる。できるだけ多数の人々が興味をもってくれるテーマ名を考えるのであるが、その期待に応える内容になっているかどうかが問題である。こう考えれると、自ら恥じ入るばかりであるが、それを気にしては報告はなかなかできない。

このような意味で塩地洋・京都大学教授の報告は、いつ聞いても、どのようなテーマであっても面白い。この面白いという意味は、知的好奇心をかき立てるということである。

塩地先生は自動車産業研究の権威である。カンボジアやベトナムの自動車製造についても豊富な知見をお持ちである。訪問の頻度は私が高いので、私が両国をご案内するという約束はしているのだが、未だ実現していない。

今回のアジア経営学会の報告では、中国の電気自動車の最新事情を動画を交えて説明していただいた。知らないことを知るという興味をかき立てることはもちろんであるが、その問題提起力が鋭い。次回のご報告が楽しみである。ますますのご活躍を期待したいと思う。

なお、来年のアジア経営学会第20回全国大会は京都大学で開催される。大会委員長は塩地先生である。先生ご自身のご報告のように、大会全体が20回を記念する活発な内容になるように協力したいと思う。

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