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2012年8月19日 (日)

ビンディン省・省都クイニョン(14):ニョンホイ経済地区

ニョンホイ経済地区の優位性は何か? この質問に対してビンディン省の投資促進担当者は、次のように答えている。

1.土地代が安い
2.省都であるクイニョン市から隣接(7~10㎞)している
3.港湾に近いので輸出入における低い物流コストが追求できる
4.ハノイやホーチミン市に比較して労働者を採用しやすい

50年間、15ドル/㎡という土地代は確かにハノイやホーチミン市に近い工業団地に比較すると安いが、もう少し離れた場所になると、それほど価格優位性を感じない。

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労働力が豊富であり、採用に困らないことは優位性となる。ただし労働の質はどうか。

また、市内のクイニョン大学には日本語学科が未だ設置されていない。これは中小企業にとっては、日本語ができる人材を他の地域からクイニョンに連れてこなければならないことを意味する。たとえばビンディン省出身のハノイ貿易大学日本語学部を卒業した学生は採用できる可能性はあるが、果たしてそういった人材は何人いるのだろうか。

港に近いのはよいが、その後の航路はサイゴン港やハイフォン港経由の場合もあり、日本との直行便はないと説明された。果たして全体の物流コストとして安価なのであろうか。

優位性について、以上のような質問をせざるをえない。今後の調査課題である。

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