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2012年6月21日 (木)

「見世物」は終わらない!:映画『地獄の英雄』(2・完)

この映画、主演男優のカーク=ダグラスは、異端の新聞記者。自らがニュースを演出して、自らの名声と報酬を得ることに躊躇しない。つまり「見世物」を演出することで「ニュース化」して、その独占記事を書くことで自分の価値を上げようとする。

彼の描いたシナリオ通りの動きを見せる一般大衆。まさに世論はマスコミによって形成される。ポピュリズムの形成過程が明示的に理解できる。

この意味で、この映画、マスコミ(ジャーナリストとは別概念)関係者に必見である。また、マスコミ不信の人々にも有益な示唆を提供してくれる。

まず私は、こういったマスコミ批判またはマスコミの暴走に対する警鐘を表明した映画を制作する米国に敬意を表したい。さすがに懐の深い米国である。

今こそ、こういった番組を放映する意義は十分にあるが、それを理解する日本人が少数であることが残念である。ともかく放映の時刻が深夜なのである。当然、見る人も少数ということになる。

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