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2012年6月27日 (水)

世界最強のスナイパー:オゾマシイ話

CATVの「ヒストリーチャネル」は、よく見るテレビである。そこで世界最強のスナイパー(=狙撃者)を題材にした番組が放映されていた。ベトナム戦争で200名以上の北ベトナムの兵士を狙撃した米国の海兵隊員が誇らしげに出演していた。この殺人数が「世界最強のスナイパー」の証明となっている。

この番組と出演者の双方に異常性を感じた。それはオゾマシイ話である。殺害されるベトナム人には家族もいるのだが、それと無関係にあたかも狩猟をするように殺人をする。殺さなければ殺されるという異常環境が戦争である。その異常を発生させないために努力する。これが、歴史から人類が学ぶべきことであろう。こういった問題意識なしに番組が放送されている。気分が悪くなる嫌な番組である。

スナイパーと言えば、漫画では「ゴルゴ13」であるし、映画では「山猫は眠らない」のトム=ベレンジャーが想起される。これらは娯楽作品として楽しめる。その理由は、殺人者であるスナイパーに暗澹たる苦悩が秘められているからである。しかたなく殺人する人間の非情を感じさせるから、通常の人間は安心できると思われる。

日本では最近になって「通り魔殺人」が増えている。この殺人者の心理はどのようなものか? これらの加害者を戦争における兵士と考えれば、彼らが戦っている対象は個々の敵兵ではなく、日本社会それ自体と考えられないこともない。そうであれば、その戦争に被害者は巻き込まれたとみなされる。

以上、いろいろ考えさせられる問題である。

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